表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/11

異世界の案内人

「ワワワ、ワタシの姿が見えるの!!?」


彼女は自分の正体を見抜ける人間に出会ったことが初めてなのである

異世界からやってきた彼女=エルフは精霊・初級魔法を使用して180㎝の助っ人外国人に変装して野球学校に潜入することで野球人生を謳歌している最中だった

慌てた『彼女=エルフ』は時間の魔法を使い、その場の時間の流れを空間を停止させて『主人公=私』の記憶を消去してやり直そうしている


しかし、『彼女=エルフ』に天罰が下った


???「セシリアよ…人間世界での精霊魔法は初級までと決まっているだろう…」


『主人公=私』の頭の中で囁いて人物の声が聴こえた

幻聴だと思っていたその声は確実にセシリアと呼ばれる彼女と私に聴こえていた…


「うわ~ん!うわ~ん!だって!正体がバレたらこうするしかないじゃないですか~!!」


私は時が止まった空間の中で意識をハッキリしているのだが、身体が動けずにいた

他の人間も同じなのだと思うが、明らかに意識をもっているのは私だけ…

どうしたらいいのかわからずに混乱をしている……


???「彼女の身体に触れなさい」


セシリアと呼ばれる女の子は私の胸に人差し指で触れた

すると、石化している感覚が一気に元に戻った

呼吸すら忘れていて固まっていたが、頭だけじゃなくて身体も意識を取り戻した


いきなりの出来事だった為に意識が戻ったら

呼吸が乱れ心臓がドキドキしている

何が起こったのかすらわからない

どうしてこうなったのかもわからない


頭の中に響く声と目の前にいる碧眼の女の子だけで情報を整理するのが無理だと悟ったら思わず質問をした


「あなた何者?そして私の頭の中にいる声は誰なの?」


さっきまでの彼女の表情が一転して冷たく睨みつけるような氷の視線が私に降り注いだ


「あなたこそ何者なの?人間にしては私の正体がわかるし、こちらの世界と関りがあるのかしら?」

「質問を質問で返さないでよ!私はただの野球のマネージャーなのよ!」

「ふーーん、だったら記憶を消去するしかないわね…」

「!?」


???「やめろ…彼女と話がしたい…」 


「あなたも何者なの!どうして私の頭の中にいるのよ!出て行って!」


その一言にエルフは怒った


「謝りなさい!あなたが話をしている相手は神様なのよ!」

「なにが神様よ!」


???「ちょっと黙って…お願い…」


偉そうにしていた神様は引き下がった対応を小娘二人にしてきた


???「私は決して神様じゃない…カミサ・ママという名の女神である」


「カミサ・ママ?女神?なにそれ…」「カミサママは私が暮らしている異世界の統治者であり平和を愛する女神さまなのよ!」「いや…そういうの別にいいから…」


私が変なのって反応して彼女は崇拝している反応して女神様は困惑した反応をした

女神様は話を仕切りなおして説明を始める


「私は女神だけど神様ではないのよ…あなたたちが暮らしている世界から「選ばれし者」を探して四つの大陸で形成された異世界サイ・ファミ・リアンに召喚している案内人なの…」


続く














評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ