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三話

 白井は幹部レンジャー課程について多くは語らなかった。レンジャー徽章は陸自隊員の憧れでもあり、修羅の国の住人を示す技能章でもあった。


 白井は地獄は身近にあり、教官を後ろから何度撃ち殺そうかと迷ったと新設部隊に配属された部下に語ったとされている。


「ようこそ。我が特危獣対策警備隊へ。諸君の着任を歓迎する」


 藤堂はそう隊員達へと訓辞を述べたが、藤堂を知る者達はただ顔をひきつらせており、白井に至っては順当な配属ではあった。


 地獄から生還したと思ったら新たな地獄に放り込まれた気分であった。基幹隊員となる幹部自衛官の胸にはレンジャー徽章があり、教官として見た顔も散見される。


「諸君は治安出動し、特危獣と実際に交戦経験を持つ隊員達だ。私の様に海外派遣され、実戦経験を持つ者もいる。諸君に求められるのは特危獣の殲滅と国民の保護である。諸君の奮闘に期待する」


 特危獣対策警備隊は変異体の正式名称となった政府認定特別危険指定獣【特危獣】から国民を保護するために創設された新部隊であり、準特殊部隊である。


 本来であれば三ヶ月近くに渡る教育課程を短縮し、二ヶ月で行われたが内容は従来そのままであり期間が短かった分だけ脱落者も多く合格した受講者の全てが、幹部と教官資格を持つレンジャー隊員を示す金色の徽章が与えられたという曰くつきの訓練課程であった。


 レンジャー資格を持っていても特危獣との戦闘経験があるとは限らない。そしてレンジャー隊員は既に特殊部隊に配属されている事も多く、特危獣との交戦経験を持つ隊員の志願者の中から選抜され、実戦経験が豊富な藤堂を指揮官として部隊編制が為されたのだ。


 部下となり、過酷な状況下に置かれる事になる警備隊員の素質を見抜く為に藤堂自らがレンジャー課程の教官となり、志願者達に有難い教育を施した。屈強な肉体を持つ隊員が脱落していく中で白井が正気を保ち課程を修了したのは奇跡に近い。


 とにかく体を限界まで酷使してからが本番である。不眠不休での作戦行動は肉体だけでなく精神すらもヤスリにかけるかの如く消耗させた。


 藤堂は安全対策には人一倍気を使い本来では有り得ないが、メディックまで教官として招き受講者達の精神状態の細部まで注意を払ったが殉職者を出すぎりぎりのところまで追い込んだのである。


 部下であった者ならば分かる晴れやかな笑顔で死んでこいと命令するのだ。自衛官になることで人格が変わるとも言われるが、レンジャー課程はそんな生優しいものでは無かった。


 自衛隊の最後の砦が特殊部隊員であり、国防の要とも言える者達なのだ。自衛官の中にはレンジャー課程修了者に対して階級に関わらず先に敬礼する者までいる。


 例えその相手が、佐官であっても変わらず敬礼も不要とされる場合があるほどに尊敬されている。レンジャー隊員に対して特殊部隊に所属していない限りは特別手当も付かず、曹であった場合には若手幹部の方が高給取りである事もよくある事だ。


 だが、自衛官であるならば国民の安全を護るという意思は強く、その意思が弱い者は一般社会へと戻っていくのだ。若い自衛官の場合は官舎に住む事が義務付けられており、自由になる時間は驚くほどに短い。


 プライベートなどあってないようなものであり、給料の殆んどは貯蓄に回せるほどに福利厚生は他の公務員・民間企業を通じて厚く保護されている。


 そして若くして官舎を出る手段が結婚であり、アルバイト扱いの士では格好がつかず一人前である曹に昇任して身を固める事を勧めるのだ。


 自衛官は因果な商売であり、有事である時に家族の傍に寄り添う事は出来ない。顔を知った家族や知人よりも顔を知らない国民の為に尽くすのが職務であり、誇りなのだ。


 その為に本当に必要な時に父親が夫がいない事を承知し覚悟する事が出来る者だけが自衛官の妻になることが出来るのだ。幹部として配属された直後に懇親会があり、白井は藤堂の妻と面識がある。


 上官に対して不敬であると認識しつつもリア充爆発しろと思ったものだ。自制が足らずに表情に出してしまった新米二士は藤堂が良いと言うまでグランドを永遠に走らされ、必要最低限の給水しか許可されていなかった為に熱中症で倒れるぎりぎりまでしごかれたのだ。


 白井は防衛大学を卒業していた為に体育会系の上下関係には慣れており、嫌なら出世して偉くなるか隊を辞めるしかないのだ。


 着任の挨拶を終え部隊に配属された部下を掌握するのに必死で忘れていたが、藤堂は防衛大学では優秀な自衛官であり、柔道の達人でもあった。自衛隊格闘術も必修であり、校友会では伝説として残る程に活躍していた。


 もし、競技者として残っていたのであればオリンピックでのメダルは間違いなしと言われていたが、自衛官の本分はあくまでも日本の独立と国民の生命と財産を護ることであるとして柔道は今では趣味の一つとなっている。


 レンジャー課程前に定期昇任で二尉になった白井を待っていたのは餞別として行われた壮行会で藤堂によって絞め落とされたのだ。


 藤堂の笑顔の裏には地獄が同居しており、危機管理能力の低い隊員が餌食となるのだ。そうやって適度な緊張感を保ち部隊を統制している。


 藤堂の部隊構想ではワンマンアーミーとして戦えるほどの高い戦闘能力を持つ隊員に普通科隊員の指揮権を与え特危獣の殲滅作戦を実行するというものであったが、上層部の反対にあったらしく頓挫した。


 軍隊は階級があるからこそ上官は部下に命令する事が出来るのだ。サバイバル能力・戦闘能力がいくらずば抜けていたとしても指揮系統を乱すのは組織にとって悪手であった。将官や佐官が一時的に部隊の指揮権を得るとは訳が違うのだ。


 優秀であっても尉官や曹に普段、指揮下にない隊員を預けるのはリスクでしかなく、指揮官として佐官や将官がいるのだからある意味では文民統制を乱す危険思想と取られても可笑しくはない発言内容なのだ。藤堂の頭は切れ部隊を指揮して困難な任務も達成してきた。


 幹部自衛官は通常二年~三年で異動となるが、藤堂は特殊部隊の隊長として推薦され、原則的には事態が収拾するまで隊長であり続けるという破格な待遇であった。パイロット同様に特殊部隊員として任務に就ける期間は他の職種に比べ短く、三十代半ばである藤堂はこれから身体能力が落ちても特殊部隊員として著しく成長することは無いにも関わらずだ。


 特危獣対策警備隊は中隊規模で運営される事が決まっており、隊員が専門とする科も多様性に富んでいた。人型特危獣【ゴブリン】と呼ばれる個体については社会性を持ち、雑食であり人すらも食料とする危険な生命体であった。


 ゴブリンを見た隊員達は発砲命令が下っているのに躊躇った。人とあまり変わらない外見を持ち、悲劇であり喜劇であったが、塗料で体を緑色にした一般市民が警官によって射殺されるという事故が起きており、他の特危獣と異なり忌避感が強かったのだ。


 拳銃で射殺できる程で警察官でも対応は可能であったが、警察官・自衛官の中には深刻なPTSDの症状を訴える者が出たのだ。日本は戦争自体を否定しており、兵士や戦争被害者に対する精神ケアのノウハウの蓄積は浅く、通常の精神科医では手に余る者が多かったのだ。


 日本人は我慢強く周囲との調和を重んじる国民性が多くの精神疾患を生み出す結果となった。要請があれば全国どこにでも駆けつけ特危獣を駆除する。


 国民にも警察への通報ではなく、専用の電話番号へと通報するように政府によって周知がされた。誤報・悪戯を含めて地元の警察官、管轄する方面隊の手に余る場合のみに出動する。


 基本的には普段は訓練を淡々とこなす毎日であり、危険に対する手当も出動一日につき千円から三千円と命を懸けている割には金銭的には報われない職務なのだ。自衛官に対して超過勤務手当は支給されておらずストライキの権利もない。


 武力的脅威に晒されている際に、勤務時間外なので帰りますや待遇に不満があるので出動しませんでは国防上の重大な欠陥になるからであるが、給料は決して良いとは言えないのが現状である。


 訓練しているだけで給料が貰える何て楽な仕事だと思った人は間違いである。戦う為の力であり、時には民間人の救助を行う事になる自衛官の訓練は厳しい。特危獣対策警備隊の隊員には、とにかく体力作りがメインとなる訓練が課せられマラソン選手に近いくらいとにかく走らされるのである。


 そして、要救助者の体重は五十~七十kgが想定されており、武器や作戦行動に必要な装備品とは別に担いで移動することが求められるのだ。通報があった時点で現場区域は封鎖されるが広範囲に渡る場合には、全ての一般市民を排除できるとは限らない。


 屋内戦闘と屋外戦闘では勝手も異なり、特危獣によってはアサルトライフルが効かない可能性もある。政府は特危獣にランク制度を導入し、第十等級(兵士級)から第一等級(軍団級)の十段評価とした。


 対応に当たるのが基本的には自衛官となる為に部隊の規模で脅威を分かりやすく表現したのが浸透してしまい、政府の定めた等級は警察や報道関係では使用されているものの自衛官の間では無視されていた。


 下から四番目の階級である小隊級以上の特危獣は確認されておらずアサルトライフルもしくは対人狙撃銃・対物狙撃銃で対応可能であり、水棲生物も確認されていない。陸自は陸上での作戦行動が想定されており、空は空自、海は海自の領分である。


 政府認定特別危険指定獣対策特別措置法【特危獣対策特措法】によって国民保護と自国の安全保障に関わる法律が制定されたが、時限法であり政府は短期間でこの問題が解決できると考えている様子だったが藤堂の意見は違ったのだ。


 特危獣がどの様な過程で誕生したのか最早、問題ではなかった。遺伝子操作による特別変異体であるというのが大方の見解であったが、ゴブリンに代表されるファンタジーの想像上の生物が出現してしまったのは大きな問題である。


 人に近い生物としてゴリラやチンパンジーが挙げられるが遺伝子の差異が数%であっても両者の交配は不可能であり、例え受精したとしても成長することはない。医学知識がほとんどないと言っても良い藤堂でさえ、ゴブリンの解剖に立ち合った際には恐怖に駆られたのだ。


 基本的な構造はホモサピエンスとそう変わりはなく、外見上の差異は尖った耳に緑色の皮膚である。百五十cmくらいであり、小柄の女性とあまり体格は変わらず、拳銃で射殺することが十分に可能で胸に受けた銃弾による出血性ショックが死因となったらしい。


 ゴブリンは兵士級と最低ランクに分類されたが、それでも一般市人が倒すのには抵抗があり、特危獣を殺害した事により何らかの罪に問うことが妥当であるかは司法判断が分かれるだろう。


 素手で倒したとしても動物愛護法違反とも言えなくはない。刃物であれば銃刀法違反となり刑事罰の対象になりかねない。正当防衛もしくは緊急避難として罪に問われる事は基本的にはないだろうが、政府は銃刀法の規制を緩和をするつもりはない。


 特危獣に関しては警察もしくは自衛隊によって駆除する事が決定されたのだ。私有地での駆除活動には慎重にならなくてはならないが、武器の使用を許可しなくては徒に被害を拡大させる為に賠償の範囲の設定や武器使用に関する交戦規定が条文化される事になったのだ。


 政府としては修繕費の補助や弔慰金の支払いを行うのには異論はないが、支払いには国会で予算が議論されるべきであり、無制限に支払うものではないのだ。税金の用途は他にもあり、日本は借金大国でもある。


 日本国民は生まれた瞬間から数百万円単位の借金を背負わされており、いつ破産しても可笑しくはない状況なのだが、歳出の無駄はなくなる事はない。主な借金の原因となった世代は鬼藉に入りつつある。


 孫世代以降がそのつけを支払う事になるのだが、当人達は自分達が裕福な生活を送れるのであれば後は逃げ得なのだ。戦中・戦後の困難な時代を生きた人ではあるが、現代の医療技術には限界がある。


 アメリカでの国の為に戦い負傷した退役軍人の扱いは目に余るものがある。アメリカでは褒賞金制度が作られ、民間人による駆除が仕事として成立する環境が出来つつあるが、日本では半年が経過した今でも負担は現場の警察官と自衛官の肩にのしかかっているのだ。


 警備隊の中核となる隊員にレンジャー課程修了者が多いのは偶然ではない。あらゆる事態に即応するためには必須スキルであり、レンジャー資格を持っていても特殊部隊員としては入口に立ったに過ぎないのだ。


 ハンバーガー屋さんで割引にされるモス資格。良く言われる冗談であって本当に安くはならないが、自衛隊の中だけの技能資格であり、副次的に国家試験に合格しない限りは自衛官であるうちしか活躍の場はないものだ。


 藤堂はコネを使ってある新人隊員を引き抜こうとしていた。訓練教官の評価は悪いものではなく、後がない切迫した状況が肉体的にも精神的にも成長させていたのだ。


 藤堂の目にかなった哀れな子羊の名前は佐久間と言った。藤堂達が初めて特危獣と戦闘を行った際の被害者であり、警察に補導された事によって父親に激怒された青年である。


 基礎教育課程の前期三ヶ月が終わり、残りの三ヶ月を無事に過ごせば、部隊に配属される事になるが、他の部隊からこれ以上は隊員を引き抜く事は不可能であるために経験の浅い自衛官を育てる必要があるのだ。


 階級が上がっても教育校に通う事になりそこでは曹も新人扱いを受ける。実績を残せば確かに尉官以上であれば出世に有利となるかも知れないが、高卒で曹候補生もしくは自衛官候補生として自衛官になった場合には二士からキャリアを始める事になる。


 出世したいと本人が望むのであればそれも良いが自衛官も色々な事情を抱えており、昇任を拒否する者さえいるのだ。曹として部隊の中核として幹部から尊敬されていたのにC幹部として自分が幹部自衛官になった際に全く関わったことのない職種に配属される事もある。


 若いB幹部であればまだ適応できるかも知れないが年をとった曹では環境の変化に戸惑う事になるのだ。自衛の為の戦力が自衛隊であり、どの職種であっても小銃などの武器を扱うのが自衛官だ。


 解剖で分かっている事は少なく、分隊級であれば戦闘車両がなくとも歩兵のみで対処ができる。しかし、各国家の対応にはばらつきがある。


 海外旅行や海外に在住する邦人の生命と財産が危機に陥っていても特危獣対策特措法は国内法であり、自衛隊は他国では軍隊であると認識されているためその国家との外交もしくは国際法の制定によって取り決めがされなければ戦争の火種にもなりかねないのである。


 藤堂としてはそこに助けを求める者がいるのであれば人種・国籍に関わらず救出に赴きたいが、軍事力は国によって管理・運営がされなくては起こるのは悲劇だけである。


 軍部の暴走によって戦争へと邁進した過去を持つ日本は更に慎重になるべきであり、その為の文民統制である。藤堂に出来るのは部下を鍛えあらゆる状況下においても部下と国民の命を護ることである。


 現実というのは物語と違い残酷である。現行法では他国の武力侵略があっても日本を護るのは難しいのだ。度重なる領空・領海侵犯は日本が外国に舐められているということでもある。


 平和を説くのは大いに結構なことだが、自国に侵略に来た軍隊に対して正当防衛しか認めていないのは大きな欠陥なのだ。弾道ミサイルを迎撃するのには高い技術力が必要になり、絶対ではない。


 それに外国が明確な意思を持って日本の国土に核爆弾を落とそうとした場合、それを阻止する為にはスクランブル発進した隊員とその上官が刑事罰に問われる覚悟で止めなくてはならないのだ。


 爆撃機が日本の国土の上空を飛ぶというのはそれだけ国防に関わる自衛官にとって屈辱であり、国民の生命・財産が危険に晒されるということである。その為に各国は防空識別圏を設定し、周辺国家に周知するのだ。


 幸いな事にアジアの国際情勢は綱渡りであるが、安定している。自国民の為に軍隊を派遣したいとアメリカが要請すれば日本は自衛隊と共に対応にあたるだろうが、武器使用に関しては一定の制限をつける事にはなるだろうが実現するだろう。


 それがもしロシアや中国・韓国であったのなら外交で拒否するだろう。領空侵犯の殆んどはロシア機であり、中国・韓国とは歴史・領土問題を抱えている。日本も情報収集によって外国旅行に関して忠告を発している。


 アメリカは時間と場所さえ間違えなければ安全ではあるが、銃社会である。反日教育を積極的に行う中韓に関しては渡航制限とまではいかないが危険地域に設定された。邦人の不当な逮捕・勾留が行われており、日本政府としても外務省を通じて水面下での外交を行っているが要求を呑めば図に乗らせるだけであり、日本の国益にはならないのだ。


 終業時間が迫り、国旗降下が行われてようとする時間に藤堂率いる特危獣対策警備隊に対して出動命令が下った。業務が終わりかけ隊員達の空気も弛緩しかけていたが、駐屯地無線での出動命令は部下達の目を覚ますにはちょうど良かったのだ。


 戦闘服に身を包み、藤堂の命令を待つのは春日一尉率いる第一小隊である。第一小隊の下には三つの分隊があり、白井分隊もそのひとつであった。


「特危獣の全ての詳細は不明だがグールが、神奈川県小田原市の小田原城に出現した。ここからは輸送ヘリで移動し、輸送装甲車も積載していく」


 積載量がぎりぎりとなってしまうが、分隊級以上の特危獣に対応するためである。小田原城と小田原駅の距離は近く、帰宅に電車を使う通勤者も多い為に、迅速に駆除する必要がある。東口と西口には交番があり、小田原警察署も遠くはない。


 住民に気付かれないように移動した手段が謎ではあるが要請があれば出動するのが自衛官であり、命令を遂行するだけである。小田原攻防戦と名付けられる戦いが始まろうとしていた。

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