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俺の創った箱庭世界  作者: コルム
生命誕生編
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第087話 閑話 他神からの干渉

今話の年代的には、中級神になるかなり前の話となります。

久々に神体のまま、書斎の豪華椅子でタバコ&コーヒータイム。

ちなみに今日は3月6日(火)で休日です。


先ほど従魔達とのお昼御飯も済ませたし、ゆっくり食休み中。

今日は各自のんびりした休日を過ごしてます。


後で風呂入ってから、全員ブラッシングしてやろうかな~とか、の~んびり考えるぐらいゆっくりした休日です。


ぼけ~っと紫煙をくゆらせつつ(排煙装置は作動中)、俺もたまの休日を満喫中。


で、ふと書斎の机の隅に重ねて置いてある紙束・・・と言うかメモの束(大きさがまちまちなので)が目に入りました。


実はコレ、かなり前のお正月に魂の神様が来られた時に預かったものなんですよねぇ。

内容は他の神様達からの干渉なので、正直関わりたくは無かったんだけど、魂の神様曰く、

『一応リュウノスケ君の世界でも問題がない範囲内のはずだから、考えておいてね~』

とのこと。


でまぁ“他の神様からの干渉”って事で今まで全力でスルーしてたんですが、見るだけなら別にいいか。

と思って一番上の紙に目を通してみます。


「ふ~ん。スキル追加案か~。まぁ確かに問題はないわなぁ」


と言うか、俺より上位の神様ってマジで暇してるのね。

他人(他神)の世界のスキルにまで干渉して意味あるのかな~?

とか思いつつ、まぁいわゆる“スキル神”みたいな神様でも居るんだろうと適当に想像。

その辺は下級神の俺には判りませんが。


「あ~これは微妙にエロ系が多いな。

まぁ今追加しても俺には関係ないから、別に追加してもいいか。


あと酔拳?日本と言うか中国系の武術とかに造詣がある神様なのかな?

それとも他の世界でも酔拳があるのか?」


特に問題なさそうなんで、追加しちゃうか~って事でモノリスの書を主寝室から持ってきました。


途中のリビングでは従魔達が思い思いに寛いでました。マジ和むわぁ~。


スキルの追加程度なら、こちらの匙加減でどうとでもなるので、追加の方向で検討します。


と言っても、既にある程度は“こんなスキルなんてどう?”的な内容まで書いて貰っているので、

ステータス補正とかで問題がないか考えるぐらいなもんです。


さすがに影響が大き過ぎそうなのはダメですし、神話級とかを新たに追加するならちょっと悩む所だけど、

今回提案して貰った内容だったら問題なさげなので、別の紙を出してきて適当に下書き。


「LPの増減とかはさすがに無理だからそれは無しとして・・・う~む。

エロ系スキルでCHAが増加するってのは正直妥当な所だとは思うんだけど、

個人的にはこれ以上CHA増加系スキルを追加しちゃうとバランスが崩れそうなんだよなぁ。


俺の世界だとCHA値が高いと威圧系スキルに影響が強いからなぁ。

申し訳ないけど、CHA補正は低減させとくか。


後は・・・スキル使用でHGR減少については考えてなかったな。これは採用っと。


他のステータス補正に関しては、一応レア度に合わせておいた方がいいかな?こっちは微修正してっと。

よし、こんなもんか。


酔拳に関しては、条件を満たした上で任意発動にしておけば問題ないだろう。

んじゃ、記述してっと」

“ぽわ~ん”


まだ時間があるので、とりあえず次のメモも確認。


「う~ん。こっちは既存のスキルとの重複が多い感じかな?。

速度上昇とか、命中率に関しては身体強化系スキルと重複するしなぁ。

同じ様な内容のスキルを追加しても、特化する事は出来るかも知れないけど、

あんまり極端な特化は全体のバランスを崩しかねないからな。

悪いけど不採用にさせて貰おう。


残りのスキルは・・・某“竜の球”的なスキルとか忍者アニメで見たことがあるようなスキルが多いな。

筆跡的にもさっきの神様と同じっぽいし、やっぱり日本のサブカルチャーに造詣がある神様なのかな?」


とりあえず、余りにもこの世界から逸脱しそうなスキルは除外する方向で考えますが、

せっかく提案して貰った事だし、俺が気付かない様なスキルがあれば、なるべく採用しようかとは思います。


「次のスキルは分身系か~。

いっその事、幻術系の魔法を創って、それの上位スキルとして追加してみるかな?

幻術系の魔法使って「ふっ、それは幻影だ!」とかやってみるのも夢があるし、その方向でこのスキルは採用っと。


次の電撃系は風魔法で代用出来るから、これはナシだな。

完全に重複しちゃってるし、別系統として創っちゃうと耐性系がややこしい事になる。


人格融合ってスキルに関しては、1人の中に2つの魂が入る事になっちゃうから、

それぞれの魂がどんな影響を受けるかが怪し過ぎるので、これはダメだと思う。

始祖世界樹の記述でも絶対に混ざらないようにって魂の神様から注意されてたし。

次は・・・ハイド系か。この手のスキルってかなり悪用されそうなんだよなぁ。

残りの共有系も含めて便利っちゃー便利なスキルになる可能性が高いんだけど、悪用も可能だからちょっと避けたい感じ。

従魔とかに特攻させて情報だけ得る、って事が可能になっちゃうしな。


従魔とかを使い捨てるような人類なんざ知った事じゃないけど、それを助長するスキルを追加するのもちょっと微妙。

基本的にこれ以上間接攻撃系とか間接知覚系は追加したくないしね。

“人類VS人類”の戦争ありきな世界なら別だけど、


一応の基本方針としては“人類VS魔物”の構図は崩したくないから、追加するとしても近接戦闘用のスキルぐらいか。

部分倍化スキルも既存スキルと重複してるな。

要は豪腕とか豪脚と同じ系統スキルになっちゃうし。


・・・となると、幻術系魔法を追加して、その上位に分身系を追加かな?

分身系は一応ガーゴイル的な補助スキル程度にしとこう。

じゃないと並列思考的なスキルも追加しなくちゃいけなくなるし。

並列思考が可能なら多重魔法の意味が無くなるしな。

んじゃ、記述を考えますかね~」


書き書き・・・消し消し・・・。


「う~ん。

分身系って要はマナを使っての分身体を作る魔法になるから、無属性魔法の上位系に追加するか?

幻術系で別系統として創ろうかと思ったけど、分身体を作るならマナを物質化する無属性魔法になるよなぁ。

でも幻術系は幻術系で物質化じゃないから、無属性魔法系統に含めちゃうのもおかしな話になるし。


いっその事、派生元として幻術系と無属性の並列記述にしておけば、その辺は解決出来るか。

んじゃ、改めて記述しますかねぇ」


書き書き・・・消し消し・・・。


「まぁこんな感じでいいかな?とりあえず記述してっと」

“ぽわ~ん”


「んじゃ、漏れとかミスとか無いよね?ま、大丈夫と信じましょう。いざ実行!」

“パン!”


「よ~し。とりあえず終わりっと。

そろそろ良い時間だし、とっとと皆で風呂入ってのんびり長湯でもしますかねぇ。

あ、追加したスキルを一応ルナ達にも付与しとこっと」

tagutomo様よりご提案頂いたスキル群の追加回です。

スキルの追加提案を頂けたら、こういった形で反映させて頂きますね。

って感じのテスト回ですね。

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