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俺の創った箱庭世界  作者: コルム
生命誕生準備編
57/243

第057話 年末のご乱心

12月30日

休日です。


朝はいつも通りの時間にルナに起こされて朝食&俺は正月準備。

大掃除とかの必要がないので、全員まったり過ごしてました。


シファードだけはなぜかリビングを飛び回ってましたが、高速飛翔のレベル上げをしているらしい。

此処って狭いし、「鍛練室使う?」って聞いたら、あの部屋は寒いから嫌とのこと。

“どうせなら環境耐性もレベル上げしろよ”

とか思いつつ、まぁ邪魔にならない天井付近をぐるぐる回ってるだけなので、適当に放置しときました。

頑張って神の試練中も飛べるようになっておくれ。


他の従魔達は完全にだらけモード。

俺も正月準備以外はすることが無いのでだらけてます。

ブラッシングとかモフり倒しながら、久々に従魔達と戯れました。


昼夜も全く変わらずだらけモードのまま飯食って風呂入って寝ました。



12月31日

大晦日です。昨日と同じく休日だけど、いつも通りの時間に起こされて朝食&俺は正月準備。

・・・なんか解せん。


ついでに大晦日なんで年越しそばの準備とかもしときます。

まぁそば打ちの経験がないので、創造魔法に頼りまくりです。後は適当に具材の準備をするぐらい。

ちなみに個人的な嗜好で味付けの薄揚げを用意するのと、にしんの甘露煮を作るぐらいでした。


で、予定通り従魔同士の総当り戦を開催。ちゃんと全員がやる気だったみたい。


せっかくなので鍛練室に観客席を創造魔法で設置。

エリアが森林エリアだったので、中空壁際に設置しました。


一応完全隠蔽&完全防護機能付きにしているので、戦闘の2次被害とかが出ないようにしました。


手加減スキル無しでの対戦なので、何かの巻き添えとか面倒だし。

毎回戦闘後には俺が完全回復させるので、連戦になったとしても問題ないはず。


第1戦目 ルナVSタリズ。

最古参2人による戦いです。

開始早々にルナは状態異常魔法を、タリズは飛翔で距離を稼ぎつつ極爆風魔法をそれぞれ連射。

完全にMPとHPの削り合いの試合となりました。

タリズも状態異常回復スキルは持っているので、毒系のやばい状態異常に掛かったら回復してる模様。

その間は攻撃が止まるので、ルナは極爆風魔法によるダメージを回復しながら接近戦に持ち込みたい感じ。

ただ、さすがに神話級で受けたダメージを何度も回復するのはルナでも厳しかったらしく、タリズの押し切り勝ちでした。

緒戦から俺の予想がハズレ。つか2人とも“練気魔闘術使えよ”って思いました。

ルナとタリズを俺が回復させて次へ。


第2戦目 リヴィアVSフェン。

これは結構予想通りの展開。タリズ同様に飛翔で距離をとりつつブレスを吐きまくるリヴィアに対して、

練気魔闘術を使ってなんとか接近しようとするフェン。

惜しい所まではいくものの、極氷雪魔法が乗ったブレスには対抗出来ずにあえなくフェンがダウン。

まぁドラゴン種は強いってことで納得の試合結果でした。フェンも善戦した方だと思う。

同じく俺が回復させて次へ。


第3戦目 ルナVSシファード。

練気魔闘術を発動させたルナがシファードを瞬殺。何もさせませんでした。

これ見て思った。 シファードは今回勝ち目ないわ。


第4戦目 タリズVSリヴィア。

共に有翼種の為、遠距離での魔法とブレスの撃ち合いに。

お互い完全にノーガードの打ち合いでしたが、ブレス&魔法の回転率の高さによりタリズの敗北。

つかタリズよ。その状況になる前に気付けよって思いました。

あと、見てる分には面白かったけど、ちゃんと避けるぐらいはしようね?


第5戦目 フェンVSシファード。

シファードにとってはルナと同様の相手なので、練気魔闘術を使ったフェンに案の定瞬殺。

ヒーラーをこの総当たり戦に参加させた事自体間違えてた気がする・・・。

つか、シファードも練気魔闘術ぐらい使えよ・・・。


第6戦目 ルナVSリヴィア。

タリズ戦で学習したのか、最初から練気魔闘術に気配隠蔽系を交えてリヴィアに接近。

結局リヴィアのブレスを1発も浴びる事無くルナが勝利。

緒戦でその闘い方に気付いていれば、全勝出来たものを・・・。


第7戦目 タリズVSフェン。

タリズにとっては対ルナと同様に闘ってました。

フェンも第6戦目を参考に練気魔闘術に気配隠蔽系を交えてタリズに接近を試みるも、

タリズの極爆風魔法の効果範囲を見切れず2発食らって終了。

まぁ地力が違うのと、ブレスと魔法は違うからね。

ブレスは放射直線状だけど、魔法は円形に発動可能だからその差を読み切れなかったフェンの負けって感じ。



いい時間になったので昼休憩。

いつも通りのメニューでぱぱっと食事&トイレ&後片付けを済ませたら、残りの試合を観戦です。



第8戦目 リヴィアVSシファード。

もうシファードが可哀相になってきました。

ちょっとだけ参加させた事を後悔中です。結果は言わずもがな。


第9戦目 ルナVSフェン。

共に地上種。同じスキル持ちなだけに、地力が違い過ぎるのでルナの圧勝。

まぁフェンも練気魔闘術やらで善戦したけど、同じ事をやり返されたら基礎能力の差が如実に出ますわな。


第10戦目 タリズVSシファード。

とりあえずシファードは後で慰める事にしました。


で、勝利数なんだけど、意外な事に3勝で古参3人組が並んでしまいました。

次点は1勝のフェン。最下位は当然の如くシファードです。

う~ん。ルナの全勝、次点でタリズ、リヴィアとなるかな~?と予想してたけど、タリズが予想以上に頑張った感じ。

俺の読みも甘かったですな。


判りやすく3勝した3人は正月の3日間はおやつのお代わり自由権を授与。

フェンには2日間。可哀相だったし、参加賞としてシファードは1日だけですが権利を授与。


まぁ従魔同士で闘うのもいい刺激になったかな~?と思いつつ、満足してたらフェンから念話が。

どうやら俺と戦いたいらしい。 しかも手加減無しを希望。


向上心があると言うべきか・・・ただの無鉄砲と言うか・・・フェンって真正のマゾさんですか?

お前この中じゃ下から2番目だったじゃん。マジで言ってるの?って感じ。

一昨日散々痛めつけたけど、理解出来てないのかな?既に忘れちゃったおばかさんなのかな?


「まぁいいけどな。どうせなら全員纏めて掛かって来い。じゃないと話にならん」


今後の訓練時の様子見にもなるし、従魔達が神の試練スキルをカンストした後の試しとしては参考になるかな?

ってことで受けて立ちます。

まぁ1対1でやった所で瞬殺して終わりなので、全員巻き込みますが。


全員がフェンに対して余計な事を・・・的な視線を浴びせつつ、仕方なく陣形をとります。


で、もう必要ないので観客席を消去。 さて、思い切り暴れてやりますか~。



「んじゃ、いつもの訓練通り光の合図で戦闘開始ね。

俺はちょっと離れておくから、その間にちゃんと作戦とかあったら決めといて。

まぁ今回俺はあんまり自重しないから、意味があるかは判らないけど。しないよりマシでしょ?」


のんびり歩きながら皆から離れます。

さて、自重しないとは言ったものの、完全隠蔽看破はチートが過ぎるので今回は無しで行こう。

後は・・・まぁ少し普通に闘ったら手加減スキル使用にしますかね。じゃないと俺が面白くないし。


とりあえず全員が完全に視認出来なくなった辺りで俺も戦闘準備開始。

「『気配察知』『魔力察知』『練気魔闘術』まぁこれぐらいでいいか。んじゃ開始っと」


天井に向けて全力の超位神聖魔法を発射。さて、MP回復がてらのんびり索敵しますかね。


てくてく歩きながら再びさっきの場所方向へ移動。

と、左右から同時に飛び込んでくる気配を察知。まぁ悪くない戦法かもね。


「でもなぁ・・・甘いんだよ」


同時に噛み付きに来たルナとフェンの下顎を片手づつで鷲掴みして、掴んだまま2体同士を叩きつけ。

そこへリヴィアの極氷雪の乗ったブレスが来ましたが、詠唱破棄の極爆風で弾き返します。


時間差で空中からタリズが極爆風魔法を撃ち込んで来ましたが、同じく極爆風&極岩石の混合魔法で迎撃。


INT値が圧倒的に違い過ぎるので、タリズの極爆風を貫通してこちらの攻撃だけがHIT。で、タリズ即死。

邪魔なのでルナとフェンを下顎を掴んだままリヴィアに投擲。

あ、やべ。2人の下顎が千切れたわ。


「『闇ヒール!』・・・そこに隠れてるシファード!とっととタリズを回復させろ!

お前らこれで終わりってことは無いよな? もう少し俺を楽しませてくれるんだろ?」


とりあえず下顎が無くなるとかグロ過ぎるので即闇ヒールで修復。

こういう時は聖ヒールより闇ヒールの方が便利です。


あと今の俺、絶対悪い顔してるよな~とか思いつつ挑発。

念のため手加減スキルも発動。もう普通に蹂躙可能って判ったから、わざわざ殺さなくても・・・って感じ。


「とりあえず俺が満足する攻撃が出来るまで終わらせないから、ちゃんと全員で頑張れよ?

SPが尽きて気絶しそうになっても回復してやるから、存分に戦えよ?」


指示通り回復したタリズ含めて、既に全員が萎縮状態になってますが、続行します。


「何の為に連携の練習したのかな~? もう少しちゃんと考えて連携しろ!」


詠唱破棄で極爆炎魔法。効果は抜群だ! と言うか全員ほぼ即死状態。

手加減使ってなかったらやばかったね!


「『闇ヒール!』強い相手だと、1つの魔法の範囲もデカイからちゃんと理解しろよ?

特にタリズとリヴィアには神話級まで付与してるんだから、いずれお前達もこのレベルまで使いこなせよ?


あと、シファード。隠れたところで魔法の範囲内だったら意味無いって事に気付けよ?」


鍛練室全体が、森林エリアから荒地エリアへと早変わり。

いや~1km四方程度なら楽勝で燃焼範囲内ですよ。

こちとら伊達にぼっちで緑化運動してなかったっつーの。


ちなみにシファードはリヴィアの後方樹上に隠れてました。気配察知で気付いてたけどね。


そーいやー自身の属性付与系を今まで使ったこと無かったな~と思って属性補助魔法を発動。

レベル上げも兼ねて極爆風魔法を乗せてみます。


「おぉ。なんか竜巻が纏わり付いてる感じ。風属性ってことは、こんな事も可能かな?」


イメージ通り竜巻の回転数が飛躍的に上昇し、徐々に紫電を帯びてきました。


・・・バチッ・・・バヂヂヂヂヂヂヂ


「おぉ!出来たわ。これ便利だな。今度から多用しよう。

で?お前らいつまで呆けてるつもりだ?


せっかく待ってやったのに、意味ねぇじゃねぇか。とっとと攻撃して来いよ?」


再度挑発。

萎縮状態からは脱したものの、こちらの出方を伺う構え。

あ~、教育がまだまだ足らなかったか・・・。


「あのさ~警戒するのはいいけどさ~。確実に俺の方が格上だって理解したよね?

で、理解した上で後の先狙ってどうするのさ? 俺の方が早いのに先手を取らせて良いわけ?

そんな闘い方をするから各個撃破されて終わるって、いつになったら理解出来る?

まぁフェンとシファードは1回しか訓練してないから、まぁまだ許せる範囲内だけど。

ルナとタリズとリヴィアには前に闘ったよね?で、各個撃破されて終わったけど、それに関して何とも思わなかった訳?

・・・ふざけるのも大概にしろ!」


纏った紫電を周囲に放出。周囲一帯にランダムで落雷状態です。

当然巻き込まれる従魔達。 で、再度紫電を纏いなおし。


ちょっと俺が思ってる以上に弛んでた模様。

ちゃんと締めなおしておかないと、今後もだらだらしそうなんで教育です。


「『闇ヒール』・・・で?いつになったら攻撃してくれるのかな?

俺言ったよね?俺が満足する攻撃が出来るまで終わらせないって。

このまま晩飯も食わずに延々と攻撃に耐えてるつもり?

しかも俺は手加減した状態なのに・・・もういい。


フェン!お前が言い始めた事だろう!

少なくとも、お前だけは死ぬ気で攻め続けろ!絶対に休むな!


ルナ!お前がこの中では一番強い事は事実だ!頭を使え!

フェンと同じく攻め続けて隙を作り出せ!


リヴィア!ブレスに頼らず自分の体も使え!

何の為の翼と尻尾だ?使えるものは何でも使え!


タリズ!魔法以外にも攻撃手段は幾らでもあるだろう?

お前も使えるものは何でも使って、何とかして隙を作り出せ!


シファード!ヒーラーって事に拘るな!

お前だってドラゴンだろう?だったら体当たりだって十分な攻撃になる。

単純に後ろから回復してればいいなんて考えるな!


全員何のために練気魔闘術を付与したと思っている!ちゃんと使い所を考えろ!」


伝えることは伝えたし、後は従魔達の頑張り次第かな?

まぁまだ魂が無いんだから、俺の過剰な期待だったのかも知れないけど、自分で気付いて欲しかったところ。


「じゃ、改めていくぞ?今度は一切休憩無しだ。

気絶も許さんから、全員死ぬ気で掛かって来い!」


俺の挑発に反応するように一斉に襲い掛かってくる従魔達。当然練気魔闘術使用です。


そうそう、それでいいんだよ?

個々の能力で劣っているなら、数で対抗すればいい。

それでも届かなければ、ひたすら攻め続けて自ら隙を作り出せばいい。


今のお前達は個々の力でも、既にリザアースで上位の存在だと思う。

だからってこれからも同じ状況とは限らない。

特に魔物として生まれた限り人類が誕生した後は敵対関係になるはず。


だったら、俺の従魔だからって所で満足して欲しくないんですよ。


休む間もなく攻め続けるフェンとルナ。2人を巻き込んでブレスを吐きつつ突進してくるリヴィア。

同じく極爆風魔法を放ちつつ、突進してくるタリズ。

全員をヒールブレスで回復させつつ突進してくるシファード。

まぁ俺を含めて回復しちゃってる事はまだまだですが。

そこは極神聖魔法で俺を範囲外にする。ぐらいの融通は利かせて欲しかった所です。

でもまぁ及第点はあげられるかな?


圧倒的に実力で劣るのなら休まず攻め立てる。これは戦闘の基本だと思うからね。

まぁ普通だったら、その前に逃げろって話ですが。ま、逃げられない場合だってある訳で。

だったらどうするの?って話です。


今後は、自身が俺と同じ状況になった時に個々がどう判断するかを教えたら、戦闘方法に関しての講義は終了かな?


SP切れで気絶する前衛3人をMP変換で回復させつつ強引に戦闘続行。

実際の話ですが、噛み付かれようが突進されようが、練気魔闘術&ステータス差がありすぎて全然痛くないんですけどね。


そこはほら、一応こいつらのご主人様だし。

練習台だと思っていちいちきっちりと対処してますよ?

裏拳で弾き飛ばしたり、纏った紫電を放出したりしながら必死に戦ってる感を出してます。


当然戦闘を継続してると、狙い通り段々と従魔達の連携の練度も上がってくる訳で。

そろそろいい具合に俺は休むことなく対処に追われ、従魔達には若干の思考する余裕も生まれてきた模様。


相変わらずの猛攻を続ける中で、唐突にフッとルナの気配だけが消えました。 これなら合格かな?


一層激しく攻め立てるルナ以外の従魔達。

で、タイミングを見計らったかのように俺の死角からルナの突進。


まぁ普通なら決まってる所だろうな。

とは思いつつ、俺もテンションが乗ってる分、ノリが悪いです。

周囲に紫電を放ち、ルナに裏拳を・・・・寸止め。


「・・・ん~まぁいいだろう。一応は合格かな?んじゃ、模擬戦終了。お疲れ様~。


まぁ最後の一連の連携に関しては合格を出していいかな? それで?フェンは満足したのか?」


一応このエキシビションマッチの発端であるフェンに聞いてみる。

お前の発言のせいでこうなったんだから、ちゃんと責任取りなさいって感じ。


もう必死になって頷くフェン。非常に冷めた目でそれを見つめる他の従魔達。まぁ巻き込まれただけだしな。


「よ~し。それじゃぁ終了ね~。時間も遅いけど、先にお風呂にしよう。俺も汗かいたし」


ってことでぞろぞろと風呂場へ。


順番に丸洗いして、俺自身もちゃんと洗ってからのんびり湯船に入浴中。

いい運動した後なんで、風呂も気持ち良いわ~。


フェンはやらかした感があるのか、皆に引け目を感じているのか、若干小さくなっております。物理サイズ的に。

ちょっとした子犬サイズです。うむ。なかなか可愛いではないか。


定位置だと顔が水面から出ないので、ルナ達と同じく浴槽のへりに頭を乗せ、ぷかぷか浮かぶフェン。

意外な癒し系キャラの出現です。そのままこっちに呼び寄せて、ルナの反対側に移動させました。

ちょ、子犬姿で犬掻きとか俺得じゃないですか!やだ~♪


子犬化したフェンを可愛がりつつ、まぁこのまま放置して従魔同士にしこりが残るのも嫌だし・・・。

って事で、一応フェンのフォローもしてあげました。


単純に、最後の方は特に連携が良くなったとか、良い鍛練になったね~だとか。

まぁフェンの暴走から始まったけど、結果的には得るものも多かったから、皆も頑張ってね的な?

俺自身でも、ちゃんとフォローになってるのか怪しいと思うので、直接的に現物支給で機嫌を直すことに。


と言っても、元々予定していた年越しそばを全員が頑張ったご褒美として出すことにしただけですがね。

まぁそれで機嫌が直る安い奴らで本当に楽です。


で、風呂上りに夕食。

予定通りのメニューですが、スライム1匹分ぐらいは追加で食べられる余裕を残しておくように指示。


俺の夕食が終わったら、倉庫/給仕室で年越しそばの作成。

まぁ殆ど創造魔法に頼って、朝の間に用意した鰊の甘露煮を乗せるぐらいですね。味付けの薄揚げも創造魔法で出したし。


で、皆あっさり完食&お代わりオーダー入りま~す。

特にルナは気に入ったのかおかわりを5回もしてました。

つーか年越しそばってお代わりするものなのか?

とか思いつつ、まぁご褒美として出したんだし、いいやってことで。


そうこうしてたら既にかなり遅い時間。

このまま年越ししてもいいけど、どうせルナにいつもの時間に起こされるし、もう寝ちまえってことで今日は終了。


全員にトイレと寝る準備を指示したら、俺は独りでお片づけ。

ここ数日で頑張って作り溜めしたおいたボア煮があるから、正月準備は完了したかな?

・・・と思ってたら、今更になっておせちを作ってない事を思い出す・・・。

ボア煮作ることに専念してて完全に忘れてた・・・。


地球に居た頃は、売り物のおせちじゃなくてちゃんと作ってたから、詳細もイメージ出来るし明日創造魔法で出そう。


2度ほど売り物のおせちも食べたけど、あんまり口に合わなかったんだよね・・・。

中身だけは俺のイメージのおせちに置き換えて、重箱とかは売り物のおせちのイメージから引っ張ってくればいいや。

後は酒を大量に用意しとけば正月っぽいでしょ。鏡餅とかもあったら万全。


それらを用意したら、俺もトイレ行って寝室へ。全員揃って寝る体勢でした。 


『帰還!』


「それじゃ、今年は色々あったけど、来年もよろしくね。皆おやすみ~」

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