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俺の創った箱庭世界  作者: コルム
生命誕生準備編
33/243

第033話 北極大陸緑化中

「到着!」

南極大陸の目印の大木の所に戻ってきました。


「さて、ルナ。暫く南極大陸で狩りとかしながら自力で生活してみてね。

たまにはこっちから念話してルナの状況を報告して貰うけど、どうしても自力で解決出来ないような事があったら、

ルナの方から念話で連絡してきてくれればすぐに会いに来るから。心配しないで大丈夫だからね。

必要なこととかはさっき念話で伝えた通りだから、なるべく強くなれるように頑張ってね。

それと、最後にプレゼント。『出ろ!』」


一応ご主人様になったので、ルナちゃんに何か送っておきたいな~とは思っていたんだけど、

従魔に何送ろうか悩んだ結果、チョーカーにしてみました。

首輪だとなんかルナちゃんに似合わない気がするし、俺の中でペット化が進む気がしたので避けてみました。

で、出したのがこちら。


名前:従魔のチョーカー(白)

所持者:従魔ルナ限定

重量:50g

各種補正:DEF+50・MDEF+50

特殊効果:スキルレベルUP率倍化・位置情報送信(主人限定)・自動修復・自動帰還・自動洗浄・鑑定不可


「さっそく着けてみるからちょっとじっとしててね~・・・うん。似合う似合う。

それじゃ、俺はもう行くけど、無理しない程度に頑張って。 じゃぁまた今度ね!『転移!』」


首に帯状の物を巻かれて、確認しようとしてくるくる回ってるルナちゃん可愛い・・・。

名残惜しいけど、とっとと北極大陸の緑化をしてしまった方が、後々楽なんで、我慢我慢っと。

てことで北極点の火山上空へ転移。



「ん~。南極大陸の緑化を始めた頃を思い出すな。ほぼ同じ光景。

さっさと終わらせてルナちゃんをモフり倒したい所なんで、さっさと緑化を始めるか。

でもなぁ、ちょ~っと問題があるんだよねぇ」


とりあえず緑化するのは決定なんですが、幾つか問題が。


当初の予定では、適当に緑化して城壁を作る予定だったんだけど、現状自分で城壁を創る意味が薄れた感じ。

と言うのも、城壁を作成したかったのは自分の箱庭として確保するって目的が1番だったんだけど、

次の目的としてレベルUPがあったんですよ。土系魔法と建築系スキルの。

で、予定外なことに南極大陸を緑化する段階で土系魔法はカンストしちゃったので、建築系スキルだけが残った感じ。

建築系スキル上げるためだけに城壁創るのもMP勿体無いなぁ・・・どうしよう。ってのが現状。

ん~。どうしますかねぇ・・・。


「ん~北極大陸の緑化も南極大陸同様のやり方でやるか。で、今回はカンストした舞空術じゃなくて基本走って移動。


あと神威とバフ系のレベル上げしていくかな。あんまり効率良くないけど、どうせなら上げちゃおう。


野営がカンストしたから・・・設営スキルをエスキモーとかの氷の家を水系魔法で建ててたら上がるでしょ。

ついでに建築系スキルも上がるだろうし。今設営スキルのレベルが5とか微妙に上がってるのって、

南極大陸を緑化してた時に、遊び半分でかまくらみたいなのを大量に作ってたせいだと思うし。

あれは氷壁を火系魔法でくりぬいただけだから、建築が上がらなかった・・・と予想してるんだけど、どうだろう?


まぁやってりゃ判るか。早くルナちゃんと遊びたいからさっさと作業に取り掛かりますかね。


今回は地上を延々と走るから、上位SP回復量増加のレベルUPも期待してていいかな?」


とりあえず地上に着地。


「さて、始めますか。まぁ慣れた作業だからちゃっちゃか終わらせたい所だな。

『神威』『範囲強化』『範囲魔法強化』『衛星の視点』・・・で、ぶっ放す!!」



結局南極大陸でやったことの繰り返しになりました。

違う点としては、舞空術移動じゃなくて瞬動系の走りで移動することと、寝場所を氷魔法で作るようになった点。

あと、常時神威発動してるのと魔法を使う時にいちいち無駄と知りつつバフ系を重ねがけしてることぐらいですね。

まぁバフ系のおかげか知らないけど、緑化出来る範囲が以前より段違いに広くなったってのはあります。

今回は瞬間移動じゃなくて走って移動なんでその分走る距離が伸びたのが、良かったのか悪かったのか・・・。

寝場所は次に緑化する範囲に毎回作ってたので、極爆炎魔法でちゃんと溶かして処分してました。


あ、2日に1回ぐらいの頻度で、ルナちゃんに元気にしてるかの念話は欠かしませんでした。

まぁまだちゃんとした会話が成り立たないんだけど、なんとなく元気にはしてるみたいな感じ。

魂がないから会話が成り立たないのか、異族言語理解のレベルが低いから会話が成り立たないのか判らないけど、

そのうち、もう少しちゃんとした会話が出来るようになるかな~と、まぁ気長に考えてます。

それでも人間の頃に飼ってたペットが何考えてるのか全く判らなかったのと比較すれば、段違いっちゃー段違いですからね。


食生活は相変わらずサンドイッチとコーヒーのみ。

体に悪いかも知れないけど、絶食耐性もあるし既に慣れきっちゃったから特に思うこともなし。


ただ、言語理解と算数理解のレベルが低いのが気になります。

言語理解に関しては念話で上がるからそれほど問題視してないけど、算数理解って一応四則演算程度のはずなのに、

俺のレベルが上がらないのが不思議。当然知識として四則演算やら微分積分とかも知ってるし、

三角形の内角の和が180度にならない場合がある。とかっていう雑学も知ってるのに何でだろう?って感じ。

やっぱりこの世界(リザ系銀河)で努力した分がレベルとして上昇するのであって、予備知識とかは関係ないんだろうか?


あと、装備品に関して伸縮自在の記述してなかったな~とか、神の鉱物に関して記述してなかったな~とか、

もう城壁は面倒だからモノリスの書に記述しちゃおうかな~とか考えつつ緑化に励んでおります。


装備品の伸縮自在に関しては、ルナちゃんのチョーカーが成長に伴って大きくならないと首が絞まっちゃうからね。

気付いた時に慌ててルナちゃんの様子を衛星の視点で確認してみたけど、今の所問題無いみたいなので、現在は先送り中。

とりあえずある程度進めて、居住区に戻ったときに纏めてモノリスの書に追記等しようと思います。


それにしてもルナちゃん。衛星の視点で見たときは居住区のリビングでお昼寝中だったみたいで、完全にだらけてました。

一応魔物だろ?野生はどうした?って感じ。まぁ可愛かったのでほっこりしましたが。

とりあえず寝る時に仰向けで足上げて寝るポーズ(犬で言う降伏のポーズ)だけは辞めさせないとな。って思いました。

警戒心とか無くなったのかお前は・・・。 ルナちゃんの今後が少し心配です。

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