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俺の創った箱庭世界  作者: コルム
生命誕生準備編
29/243

第029話 久々の休憩

暫くしたら殆ど血が出なくなったので、血抜きは完了したっぽい。

首を完全に切断して、腹部を縦に切断。内臓類を全部取り出して、頭部共々完全に焼却処分。


牙とか使える部位があるんだろうけど、正直ぐちゃぐちゃの頭部を触りたくなかったんです・・・。

若干精神状態も元に戻ってきてるので、元都会っ子はスプラッタ耐性が低いんです。


そもそも、これだけ大量の血を見たり、見るに耐えない死体を見るのは精神衛生上よろしくないと思います。

一応諸事情で見た機会はあるものの、わざわざ見たいと思うほどおかしな精神構造はしてないのですよ。

まぁ今後は、こういった機会が必然的に増えてくるだろうから、少しずつでも慣れていかないといけないですけどね。


「あとは肉と骨と皮が残ってるだけだな。使えそうな部位は出来るだけちゃんと有効活用するか。

魔物とは言えリザアースで初めて殺した訳だし。魂がないとしても無益な殺生をする訳にもいかんしな」


ってことでとりあえず皮の剥ぎ取りから。

剥ぎ取りスキルも一応は持ってるけど、レベル1なんで大した影響はないはず。

とりあえず、出来る限り丁寧に皮と脂肪の間に手刀を這わせて分離させていきます。


・・・・


「結構時間掛かったけど、とりあえず分離完了。まぁ脂肪分が殆ど皮に付いてないから綺麗に剥ぎ取れたと思う。

が、俺って皮のなめし方知らないんだよなぁ。つか日本人でちゃんと皮のなめし方を知ってる人は限られると思う。


ん~、どうすればいいかなぁ。普通に考えたら皮をなめして外套とかの装備にすればいいんだろうけど。

そもそもなめし方が判らない上に、外套は既に持ってるしな。今の方が快適仕様だし、わざわざ手放すのも勿体無いし。

こいつを有効活用するなら、サイズ的にも全身覆えるぐらいあるし、全身装備になるか・・・。

装備を作るんだったら鍛冶スキル要るんじゃね? 創造魔法でいけるかな?

ものは試しか。やるだけやってみよう。 一応は魂の器を作れるぐらい高性能な魔法だしな」


判らない部分は神補正を信じて、出来上がりだけをイメージ。

とりあえず内側は綿生地みたいな生地を裏打ちとし、吸水性とさらっとした感触を両立。

外側がアイスボアの表皮で覆われた全身鎧みたいなのをイメージしてみる。

ついでに胸部と腰部だけは一応鋼鉄とかの金属でそれっぽく鎧みたいな感じで。

腰部の金属に関してはパンツ型じゃなくて、ちゃんと股関節全体を保護出来るように。

勿論、激しい動きにも耐えられるよう伸縮性に富ませる。全体の方向としては軽鎧の全身版みたいな感じかな?

特別な追加効果は付けないでおこう。魔物素材自体に追加効果があるかも知れないし。


「ん~イメージとしてはこんな感じでいいか。よし、やってみよう『装備創造!』」


久々に光の粒子が集まって、アイスボアの皮を覆ってます。これはちょっと期待していいかも♪

すぐに光が収束して、無事完成っぽい。


「出来た・・・かな? 見た感じはイメージ通りだから問題ないはず。とりあえず『完全鑑定』」


名前:アイスボアの全身軽鎧

所持者:リュウノスケ(分体)

重量:5kg

各種補正:DEF+20・MDEF+10

特殊効果:水魔法系統耐性+5・物理耐性+5・低温耐性+10


「お~!ちゃんと出来てるね。補正とか特殊効果とかもちゃんと付くんだね。

まぁ現状の俺からしたら微々たるものだけど、一応装備しておくか」


・・・脱ぎ脱ぎ・・・

「あれ?これどうやって着ればいいんだ?あ、首ん所にちゃんと紐がついてるわ。でもこれ着づらくね?

・・・お!紐っぽいけど伸びるのね。ってことは首周りから引っ張って履く感じで・・・」


・・・ごそごそ


「装着!あ、元の装備もちゃんと着なおしてっと・・・改めて装着!

ん~。インナーだけじゃなくなったから冒険者レベルが上がった感じがする。

ポーチもちゃんと付けれたけど、装備品からは外れちゃった感じかな?まぁ補正がある訳でもないしいいや」


見た目的には、首・手首・足首まであるスウェットみたいな感じの毛皮に、

胸部と腰部に金属で急所を守る防具を貼り付けた感じ。

アイスボアの毛が剛毛だったので、ごわごわするかな~?とか思ってたけど、ちゃんと裏打ちしたおかげで問題なし。

外套がなくてもそれなりに冒険者っぽく見えるようになりました! 多分。


「皮についてはこれで活用できたとしよう。後は骨と肉だけど・・・食ってみるか」


モノリスの書に記述はしなかったけど、俺のイメージとしては食べられる魔物も居るイメージだったし、

ボア系は猪をイメージした魔物だから、一応こいつも食べられる設定になってるはず。

まぁ食えなかったら諦めて焼却処分かな。

状態異常に関しては耐性のレベルがMAXなんで、多少の毒とかも大丈夫なはず。

まぁ食べる前に鑑定しますけどね。


「食べるとして、どうやって食うかだな。多分今の俺じゃぁ“上手に焼けました~♪”は不可能だと思う。


確実に問題なく食べる方法としては・・・猪鍋・・・かな。野菜類がないけど、まぁいいや。

久々にサンドイッチ以外も食べたいしそれでいこう。

あと、今日の緑化運動はお休みにしよう。たまには休日入れてもいいでしょ。

・・・ん~休みにするなら一旦居住区に戻るか。肉の量が多すぎて絶対1人じゃ食い切れんし。

ず~っと我慢して、最近は逆に慣れちゃったけど、いい加減風呂入りたい。

ついでに風呂に入らなくても大丈夫な魔法とかも追加したいし」


ってことで久々に居住区に帰ることにしました。

とりあえず骨付き肉の塊は持ったし、特に忘れ物とかはないはず。 じゃ帰りますかね。


『転移!』



「お~久々に帰ってきましたな。まぁ特に変化はない感じ。逆に変化があった方がおかしいけど。

時間は・・・あれ?1ヶ月ちょっとしか経過してない?体感的には2ヶ月近く作業してたと思ったけど、

単調な作業だったからなぁ。思ってたよりも経過日数は少なかったか。

とりあえず倉庫に肉を放り込んで、先に風呂にしよう」


1~2ヶ月とか言いましたが、実際は1ヶ月ちょっとでした。相変わらずリザアース暦238年です。

まぁ単調な作業だと時間経過が思ってるより遅いからね。


とりあえず骨付き肉を倉庫の棚に無理やり押し込んで、風呂に向かいます。

冷蔵庫だといちいち切り分けないと入りきらないし、私の中ではもう“物”認定なので時間経過しないはず。

だったら常温保存の方が美味しく頂けるかな~と思った次第。

もしかしたら熟成するかも知れないし。あ、時間経過しないからソレは無いか。


とっとと風呂に向かい、装備品を脱ぎ散らかして・・・と思ったけど、神装備品の衣類は洗濯乾燥機へ。

自動洗浄はついてるけど、気分的な問題。とりあえず放り込んでスイッチお~ん。風呂上がる頃には乾いてるでしょ。

全身鎧は金属が付いてるから洗濯出来ないんで、そのまま放置。

やっぱ洗浄系魔法作らなきゃな~と思いつつ、備え付けのタオルをあえて2枚持って風呂へ。


「ん~檜のいい香り。初風呂だし、いきなり湯船に浸かりたい気分だが、絶対垢だらけだし先にちゃんと体洗っとこ」


銭湯とかじゃないけど、その辺の常識ぐらいは持ってます。

ま、結構な期間風呂に入ってなかったので、実際のところかなり体は汚れてると思う。

やっぱり先に体を綺麗にしてから、ゆ~っくり浴槽に浸かりたいしね!


先ずは洗髪から。掃除する時も体洗う時も上から順番にするのが基本的にはいいらしい、と聞いたことがあるので。

で、シャンプーでワシャワシャ洗髪中。


「ん~あんまり泡立たん。かなり汚れてたっぽいな。とりあえず2度洗いしたらなんとかなるか?


それにしても、やっぱり髪の毛伸びたな~。受肉してるから代謝があるのは判ってたけど、これから散髪どうしようかな。

いちいち本体に戻って分体作り直すのも面倒だしなぁ。

それなりに身長があったら長髪も似合うかも知れんが、俺の体型だとどう見ても無精してるようにしか見えん。

いっそ坊主にするかなぁ。でもバリカンないしな。あったらあったで誰かに刈って貰う必要もあるし。


ま、後で考えるか。とりあえず1回シャワーで洗い流して・・・っと。

うぉ!抜け毛がすげぇ。このままだとハゲるんじゃね?帰ってきて正解だったな。

改めて体洗う系の魔法は必須だと気付いた。絶対追加しよう。とりあえず2回目~♪」


ちなみに代謝で思い出しましたが、ちゃんと毎日排泄等はしてました。

消費MPの都合上、土壌改良範囲と緑化範囲だと若干緑化範囲の方が狭いので、緑化前にささっと致してました。


「あ~ボディーソープは創ったけど、フェイスウォッシュは創ってなかったな。 ま、今出すか。

あぁ!完全に忘れてたけど、歯磨きセットもないや、ついでに創っとこう『作成!』」


すっかり忘れてましたが、問題なく出ました。


「先に歯磨き済ませとこう。今まですっかり忘れてたけど、虫歯にはなって無いと信じるしかないな」


・・・シャコシャコ・・・「ぺっ」 歯磨き終了。久々なんでかなり念入りにしました。お次は洗顔。


・・・ゴシゴシ。


「ぷは~ すげぇな。ここまでごっそり角質が取れたのは人生初だわ。ま、今まで頑張ってた証しだな。

それにしても、体洗う時が面白いことになりそうだな。このタオル真っ白だし。

真夏に肉体系のバイトしてた時は、白いタオルが軽く茶色になるぐらいは毎日汚れてたからなぁ。

念のために2枚持ってきて正解だったかも。とりあえず1枚目の汚れ具合で判断するか」


頭×2・歯・顔ときて次は体。ちなみに私は首・腕・上半身表・背中・腰部・足の順でいっつも洗ってます。


「・・・首の段階で既に黒い・・・2枚で足りるかな・・・とりあえず各部位洗う毎にタオルも洗おう・・・」


予想以上に汚れてた模様。

体洗う→タオル洗う→次の部位洗う→タオル洗う→次の部位洗う→・・・のサイクルで足まで終わったら、

タオルを交換してもう一度洗い直し。

ある程度1度で汚れは落とせたのか、2度目は殆ど汚れませんでした。


とりあえず体も洗い終わったので、いざ湯船へ。今回は入浴剤なしで純粋に檜の香りを楽しみます。

ちなみに、浴槽はちゃんとお湯で一杯になってて掛け流し状態でした。


「ふぃ~♪ やっぱり浴槽は大きくしといて正解だったな。大の字になっても問題ないぐらい広いや。

逆上せないようにだけ気をつけて、のんびり浸かりますかねぇ・・・」


久々の休日をしっかり満喫中。

風呂上りに冷たい牛乳でも出して飲むか~とか、今80台のスキルがカンストしたら南極の緑化は終了しようかな~?

とか、猪鍋作るのに包丁なかったな~とか、先に本体に戻って洗浄系魔法追加すべきかな~?とか・・・。

いろいろと考えてはいるけど、基本はぼ~っとしてます。のんびりしたいし。


しばらくそのまま色々と思いつくまま考えつつ、ぼ~っとしてたらそろそろ逆上せるちょっと前あたりな感じ。


「さて、ゆっくり出来たし上がるか」


洗濯機はまだ乾燥中だったので、誰も居ないしとりあえず真っ裸で主寝室へ。あ、冷たい牛乳だけ出して飲みました。

あと、後で検証したいことがあるので、時間だけは確認。 で、本体に触れつつ。


「丁度試してみたい事が出来るし、このまま 『帰還!』」


******************************


『帰還!』


「ん~久々の神体。ま、神体だと時間経過が分体よりも早いみたいだし、ちゃっちゃと用事済ませて分体に戻るか」


やりたいことその1。モノリスの書にスキルを追加修正。

とりあえず忘れちゃいけない洗浄系。正直補正がなくていいぐらいなんで、初級スキルに追加。

ま、ついでなんでDEX補正+1としときます。なんとなく器用な方が洗濯とか得意なイメージだし。

AGIが低いのが何とかならないかと考えた結果、舞空術の派生元スキルに高速飛翔を追加。結果的に飛翔も追加。

CHAも同じく神威の派生元としてカリスマを追加。結果的に能力推定も追加。

DEXも同じようにしたかったけど、いいスキルがなかったので、

上位武具作成と上位補助装備品作成の上位スキルに伝説級で最上位装備品作成を追加。

ついでなんで、上位魔道具作成の上位スキルに同じく伝説級で最上位魔道具作成も追加。

まぁ追加しても装備品とか創らないと上がらないんだけど・・・。

最後に、もう自重は辞めて上位回復量増加系を伝説級に追加。派生元は言わずもがな。

MPに関してはレベル上がるだろうけど、現状のままだとHPの自然回復は上がらないだろうなぁ~とは予想。


やりたいことその2。分体作成時って部屋着ジャージが付いてくる物なのかの検証・確認。

まぁその1に比べればどうでもいいと言えばどうでもいいんだけど。

どうも無意識にジャージ装備を出してる気がするので一応確認しておきたい感じ。

もし、従魔とかに分体作成スキルを付与したら、従魔もジャージ着用になっちゃうでしょ?おかしいよね?ってことで。


やりたいことその3。新しい魔物の追加。

ず~っと作業してて思ったんですが、そういえば空と海の魔物を記述してないな、と思い出しました。

飛行可能な魔物(ウイングホースとか竜系)とか水系統に属性を持った魔物が水中でも活動出来るイメージで居たけど、

今回遭遇したアイスボアは水系統な訳で。海中を縦横無尽に動き回る猪ってシュール過ぎねぇ?と思った次第。

一応動物が魔物化&巨大化するから全く存在しない訳じゃないけど、海だったらクラーケンみたいな奴とか、

空だったらガルーダとか不死鳥とかそういった存在って動物からじゃぁ誕生しないなぁと。

私の認識だと、烏賊とか蛸が巨大化してもクラーケンにならないのです。まぁ感覚の問題だとは思うけど。

で、動物が魔物化&巨大化したものを除けば、有翼人種系が最強の世界になるなぁと思った次第。

だって地上の魔物を一方的に攻撃出来るんだもの。そりゃ強いよ。(弓矢とか投擲系とか魔法使用時の話)

やばくなったら逃亡も可能だし、飛べない人類とかなりの差がついちゃうかな?と思った次第。

で、バランス取るために追加しようかな~と。ま、今回は巨大海洋生物と巨鳥系だけにしときますけどね。

あと、小さな野望として“3つのしもべ”が欲しくなった。ってのも否定はしません。

なので今後はさらなる追加もあるかも知れない。

とりあえずで言えばフェンリルとか欲しいけど、そっちは魔物化&巨大化した狼との差別化が難しいので保留。


やりたいことその4。装備の追加作成。

初戦闘後に思ったんだけど、現状でもほぼチートなんで戦闘に関しては問題ないと思う。

ただし、肉弾戦は不安なので、一応投擲系の武器を作っておきたいな~と思った次第。あと剥ぎ取り用の短剣も。

基本戦闘時は棒術主体で魔法は自重するつもりで居るから、補助武器あったらいいよね?程度ですけどね。

分体の時でも装備は創れたけど、快適装備にしたいので一応神体の時に創っておこうという考えです。

創造魔法で創ったはいいけど、帰還とかの特殊効果は付きませんでした。じゃ手間掛けるだけ無駄だし。

レベル上げにななるかも知れないけど、創造魔法は緑化運動でレベルカンストする予定だから、この際無視します。


以上かな?なのでちゃっちゃか終わらせますかね。

時間はあったから、どういう方向にするかとは大概決めてるので。とっととモノリスの書に記述して実行するだけ。


手元にモノリスの書を引き寄せて、その1とその3は纏めて処理。

記述する内容は大体決めてたので、サクッと記述サクッと実行します。


“ぽわ~ん”


一応ざっとだけど確認・・・特に問題ないかな?あ、今後の事も考えて、表表紙裏の記述に以下の記述を追加。


“このモノリスの書と称する本は、所有・著作者であるリュウノスケ以外の如何なる存在であっても、

閲覧すること・記述を改変すること・新たに記述を追加することは絶対に出来ないとする。”


“ぽわ~ん”


こんな感じかな? 一応、だけど、この居住区に誰か来た時に見られたり変に改竄かいざんされたら面倒なので。

まぁ念のためにってだけですけどね。 とりあえず問題ないと思うので実行。


“パン!”


「よし、1と3は終わった。順番的に4が先だな『出ろ!』」


光の粒子が集まって4箇所に固まります。今回出したものは、投擲武器・短剣・それぞれの装備ベルトの4点。

とりあえずはちゃんと出来たっぽいので、いちいち鑑定する前にその2を検証。

時間経過が気になるので、なるべく神体で居る時間を短くしたいので。


特に何の偏見も持たずに分体を作成するイメージ。

今までは、今の自分をコピーするイメージで分体作成してたから、部屋着ジャージまで出たんじゃないかと予想しました。

じゃ、とっとと実行。


『分体作成!』


******************************


『分体作成!』


「・・・予想してたので正解かな?とりあえず真っ裸だし。今回はジャージ着てないから、予想通りだったってことか。

とりあえず服を着よう。乾燥終わってるかな~?」


検証結果としては満足。でもいつまでも裸で居るのも何なので、いそいそと洗濯機へ・・・。

途中のリビングで時計とちらっと確認したら、風呂上りから大体2時間ほど経過してました。


「良かった。乾燥まで終わってるわ。とりあえず着よう」


・・・ごそごそ。(着替え中)


「ん~、やっぱりと言うか何と言うか。神体だと時間経過が早いのかも。

それか、今回に限っては、分体作成に若干のタイムラグ的なモノがある可能性もあるなぁ。

んしょっと(アイスボア鎧装着中)。とりあえず検証した結果として確実に言える事は、

神体の状態で暫く過ごして分体作成したら、体感時間と実際の時間はズレがあったってことか。

よし、着替え終わり。後は主寝室に戻って追加装備を身に着けてみるか」


無事着替えも済んだので主寝室にとんぼ返り。

途中リビングのソファーに外套だけ放置。今は邪魔だからね。


「ん~、一応装備前に鑑定しとくか。『完全鑑定!』」


名前:剥ぎ取り用短剣。

所持者:リュウノスケ&リュウノスケの分体限定

重量:1kg

各種補正:なし

特殊効果:剥ぎ取り+10・絶対に曲がったり折れたり等壊れない・自動帰還・鑑定不可


名前:剥ぎ取り短剣用鞘

所持者:リュウノスケ&リュウノスケの分体限定

重量:200g

各種補正:なし

特殊効果:防汚・防水・防塵・自動修復・自動帰還・自動洗浄・鑑定不可


名前:苦無クナイ

所持者:リュウノスケ&リュウノスケの分体限定

重量:1本200g

各種補正:ATK+100

特殊効果:極投擲術+10・絶対に曲がったり折れたり等壊れない・着弾1秒後自動帰還・鑑定不可


名前:苦無用収納ベルト(腿タイプ)

所持者:リュウノスケ&リュウノスケの分体限定

重量:300g

各種補正:なし

特殊効果:防汚・防水・防塵・自動修復・自動帰還・自動洗浄・鑑定不可


こんな感じ。一応苦無が10本で収納ベルトに5本づつ2段に収納出来るようになってます。

剥ぎ取り用短剣はそのままの感じ。鞘は今装備してる腰ポーチの付属品みたいな感じのイメージです。

某魔物狩りゲーの剥ぎ取りナイフの装備位置と全く同じ感じです。

腰ポーチも鞘も収納ベルトも濃い茶色の牛革っぽいイメージで創ったので全身鎧ともマッチしてます。


あと、レベル補正が付いた場合のレベルUP上限の確認もしてみたくて、今回はスキルレベル上昇も付けてみました。


「とりあえず装備してみるか・・・・ん~、まぁイメージ通りなだけに問題が見当たらないな。

他人から見たら、それなりの冒険者に見える気がする程度か?」


特に問題らしい問題もなし。唯一問題と言えば、新規分体なので全く空腹感がないことぐらい。猪鍋は延期かな・・・。


「十分休憩出来たし、分体が新しくなったせいか眠気とか疲労感も全く無いからな。

とっとと緑化再開してレベルカンストしてしまうか。色々スキルも追加したから、そっちのレベル上げも必要だしな」


ベット上の本体も、移動しないまま 帰還→記述・実行→武具等作成→分体作成 と作業しただけだったので、

ベットから1歩も出てません。とりあえず捲れてる布団だけ直して、リビングへ。


「外套装備してっと。よし、問題なし。とりあえず魔力全開で休憩した分取り戻すか。

休日、じゃなくて休憩になったけど、体感的には十分満足♪ んじゃ『転移!』」

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