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俺の創った箱庭世界  作者: コルム
天地創造編
17/243

第017話 天地創造 その9

・・・・書き書き・・・消し消し・・・書き書き・・・・・・・・


・・・・とりあえずOK?・・・かな?


「だぁ~疲れた!いちいちスキル考えるのは面倒臭い!

この方向で行こうとした自分を張っ倒したいわ!!


まぁとりあえず終わったっぽいからいいけどさ。

漏れとかあるかも知れんが、もう考えるの嫌。後から追加修正の方向で行こう。


あ~あ。スキル考えてる間に色々追加しなきゃいけない項目も増えちゃったし、

もうマジで面倒臭いわぁ・・・。まぁ他にやることないからやるけどさぁ。


え~っと、何だっけ?スキルの他に記述しなきゃいけないのは・・・。

あ~とりあえず魔物に関する理とダンジョンに関する理か。

あと追加で状態異常に関する理と精霊に関する理もか。

あ、世界樹の花粉の件があるから、動植物に関しても予め記述が必要なのか。

まぁ生物に関する理の中に魔物に関する理を記述すればいいか。大体似たようなものになるし。

うわ~まだまだやらなきゃいけないことが山積みだなぁ・・・。


あ、生物って生きるのに塩分必要だよね?

リザアースに関しては大地の変動をある程度除外してるから、

造山活動とかプレート運動で海水を地上に持って来られないじゃん・・・。

とりあえず適当に岩塩をばら撒かなきゃいけないからそれも記述確定かぁ。

あ~岩塩と言えば鉱山もそうだな。つか現状だと地形の記述が一切ないんだよな。

イメージで補完してくれるかも知れないけど、ある程度記述しとかなきゃなぁ。

まっ平らな大陸でもいいけど、地形の変化がないと対応する生物が生まれないかも知れんし。

もう人類に関する理に関しては完全に氷河期終わってからに確定だな。正直やってられん」


「とりあえず休憩すっか。時間は・・・ちょっと怖くて確認出来んわ。

どれほど時間経過したのか目の当たりにしたら、やる気無くしそうだし」


ってことで体感的には久々にタバコ&コーヒータイムに突入。

休憩前に神の居住区を充実させたいなぁとか考えてたのを思い出したけど、

とりあえず今のうちはスルーすることに決定。そんなゆとりはありません。

多分、今回モノリスの書に記述する量的にも実行したらぶっ倒れる確信があります。

神としての力を使ってないのにこの疲労感ですから・・・。


なんとな~くぼーっとして少しだけ気力回復。


「ぼやいていても時間だけが無駄に過ぎていくだけだし、いい加減記述を考えますか。

とりあえず・・・大陸関係の追記からかな」


まっ平らになるかも知れない大陸をランダムで地形変化させる記述を追加。

ついでに岩塩や鉄などの有益な鉱石が多少露出している鉱山も適当に配置出来るよう記述。

当然各中央大陸を分断する火山帯にも鉱石があるように記述。こっちは埋蔵量が豊富になるように。


「岩塩だけは人類にも必要なハズだから、始祖世界樹付近にも確実に設置するとして・・・、

だいたいこんなもんか。次は生物&魔物に関してだな」


基本的な生物に関してはほぼ地球から引っ張ってくるイメージ。

魔物も生物が魔物化したりする記述と、これぞ魔物!的な地球には存在しなかった生物を追加記述。

一応項目として生物に関する理と魔物に関する理とは分けました。

ついでに生物かどうかは怪しいけど、一応スキルを考えてた時に出てきた精霊に関しても理を記述。

ちなみに魔物に関しては不老にしました。一部精霊は不老不死で記述。

精霊のついでに聖獣なんかも居たら面白いかな?と思って追加してみました。

この辺は大別したら生物でまとめられそうなんだけど、追記とか考えると分けたほうがいいかも。

と、判断してそれぞれの理に分けた次第です。


「生物に関してはとりあえずこれで様子見としておこう。

多分氷河期中に生まれても生き残れるのって耐寒持ってるやつぐらいだし。

あ~マンモスとかも生まれるのかな?見てみたい気もするけど、今はどうでもいいや。

あとは・・・ダンジョンに関する理だな。これはあんまり時間が掛からない気がする」


とりあえず魔素溜り的な場所にダンジョンが自然発生すること。

ダンジョン自体も魔素を微量ながら吸収し、成長すること。

ダンジョンと世界樹の境界およびダンジョン内部の魔物についての記述。

いわゆる宝箱的な物に関する記述も追加。


「ダンジョンに関してはこんなもんでOKっと。あとは・・・状態異常か。

これはスキル考えてた時に出てきた状態異常を説明記述する感じでOKだよな?

だったらすぐ終わるわ~ なんかこいつは楽に終わりそう」


予想通りスキルの詳細を考えていた中で出てきた状態異常をリストアップして、

それぞれの説明を加えるだけで何事も無く終了。

まぁ他に漏れがないことを祈るだけです。


「よ~っし。とりあえず今しとかなきゃいけない記述関連はこれで終了かな?

まぁ漏れあったら後で修正するから、致命的な漏れがないことを祈るだけだな。

・・・・ちょっと怖いけど時間を確認してくるか・・・」


なんとなく恐る恐るリビングに通じるドアを少し開けて時計を確認。


「よっしゃぁぁっ!間に合ったぁ!!」


リビングの時計表示は

・・・リザアース暦 9年12月22日(木)01時15分23秒・・・


「間に合わないかも知れないってドキドキだったけど、超ギリギリだけど間に合った!

よし、記述漏れが怖いけどとりあえず即行でモノリスの書に記述して、実行だ~!!」


とりあえず間に合ったっぽいので即実行しますよ。

記述漏れがあったら修正するので致命的な記述漏れ&記述ミスが無い事を祈るのみ!

久々にモノリスの書を前にして記述したい内容を手元の下書きを見つつ書き込み書き込み・・・。

手元の下書きを確認→モノリスの書を手に書き込むイメージの繰り返し。

書き込む度にモノリスの書が“ぽわ~ん”“ぽわ~ん”ってなってるけど今はスルーします。

下書きと言うか草案はちゃんとしてるのに、書き込むイメージでミスったら笑えんからね!


一応、ステータスに関する理の記述に関してはチート出来るように上限だけ予定よりも増やしました。


・・・多少の時間は掛かったものの、多分ちゃんとモノリスの書には書き込めたはず。

書き込んだ段階で確認はしてたけど、全ページ纏めての再確認はしてないので、若干不安は残しつつ。


「もうミスっててもいいや。後で修正するつもりでとりあえず実行しよっと」


多分倒れるので予め書斎の応接セットのソファーに移動。

テーブルの上にモノリスの書を置いてソファーの上に正座。いざ参る!


「よろしくお願いしまぁ~す!」


“パン”


拍手かしわでを打った瞬間ものすごい脱力感に襲われてそのまま倒れそうになる。

あ~意識が飛ぶな~とは思いつつ、予め予測はしていたので残った気力でなんとか行動を起こす。


『分体作成!』



******************************



『分体作成!』



「・・・ん~成功したっぽい?つか目の前に自分が居る時点で多分大丈夫だとは思うが」


意識を手放す直前に、予め予定していた分体作成のスキルを使い、

とりあえず神じゃないけど本体がお休み中の時に活動代行出来るようにしてみました。


「重力とか遠心力とかが急に掛かったら判りやすかったんだけど、

一応リビング同様にモノリスの書で記述してたからなぁ。

目の前に自分が居る以外にイマイチ実感が沸かん。まぁ多分大丈夫でしょう。

とりあえず俺が不自然な体勢で横になってるからちゃんと休めるように寝室まで運んでおくか」


自分で自分を背負うのかよ・・・まぁレアな体験っつーか普通は体験出来ないわなぁ。

などとしょうもないことを考えつつ、

「あ、先に寝室までのドアは開けておこっと」

と、若干冷静な俺。


さっさと寝室までのドアを開け、書斎に戻って自分(本体)を背負う。

「お?なんか異常に軽いな。神だからか?つか普通に触れて背負えたことの方が驚きなんだが」

再び寝室まで戻り、きっちり寝かせて布団も被せて書斎に戻る。


「とりあえず実体を持ったみたいだから、コーヒーとタバコ。いっときますか」


無事コーヒーとタバコをゲットして、応接セットに座りながらとりあえずコーヒーを一口。

「ん~味覚も大丈夫みたいだな。美味しい美味しい」

そのままタバコに火を点けて一服・・・。

「ゲホッ!ゲホッ!・・・あかん。この体がタバコに慣れてないせいかタバコが吸えん」

タバコは諦めてコーヒーだけを楽しみながら色々考察。


「とりあえず“分体”スキルが使えた以上、モノリスの書の記述はある程度イケてたと思っていいかな。

他の記述の確認はちょっと保留しといて、今の俺ってどういう状況なんだろう?

そう言えば神話級鑑定スキルだったらステータスも見れたよな。とりあえずそっちから見てみるか」


完全鑑定パーフェクトアナライズ!」

詠唱が要るかは知らないけど、とりあえずその辺は最初なんで雰囲気出してみました。


詠唱と同時に目の前に半透明の板が出現し・・・


名前  :リュウノスケ(分体)

種族  :人間種黄色人科 (雄)

年齢  :10歳

職業  :神の分体

状態  :正常

HP  :172/172(1+171+0)

MP  :543/543(1+542+0)

SP  :509/519(1+518+0)

STR :377/377(1+376+0)

INT :535/535(1+534+0)

AGI : 98/ 98(1+ 97+0)

DEX :131/131(1+130+0)

MID :356/356(1+355+0)

所持スキル  :全スキル(多過ぎるため割愛。実際は表示されてます)

マスタースキル:なし


LP  :∞/∞

LUK : 46/ 46(1+ 45+0)

CHA : 39/ 39(1+ 38+0)

HGR :100%/100%

KAR :0

HP自然回復量:6

MP自然回復量:6

SP自然回復量:6

成長状態:幼生

最大所持重量 :377kg

ATK :756/756(378+378+0)

MATK:785/785(536+249+0)

DEF :492/492(378+114+0)

MDEF:823/823(536+287+0)


「・・・あ、SPが回復した。なるほど。こういう表示になるわけね。

ステータスの括弧内が“(自身のステータス+スキル補正+装備品補正)”ってところか。

ATKなんかに関しては基礎値1にそれぞれSTRとINTが乗ってる感じだろうな。

このステータスがリザアース的に高いのか低いのか判らんから今はどうでもいいが。

分体作成直後で最大所持重量が377kgになってるから、地球で考えたら十分チートかな?

スキル補正だけでも既にチートっぽい、かなぁ。装備品込みだとこんなもんになるかも知れんが。

まぁ部屋着ジャージに装備品補正を求めるのは酷か。何の特殊加工もしてない布だし。

それよりも俺10歳って。成長状態が幼生って。なんか逆にすんげぇ老けた気がするわ」


とりあえず表示は出来たのでモノリスの書に記述した分は多分問題ないと思う。

ステータス的にどうなのかはこの世界がどうなるか判らないので、とりあえず不明。

まぁ記述がちゃんと出来てたのかの確認のためにやったから、どうでもいいけどね!

将来的に神の代行がちゃんと出来る程度までレベル上げしなきゃな。とは思うけど。


「とりあえず俺自身の確認はこれでいいか。スキルは使えたし、ステータスも無事に見れた。

次はリザアースがどうなっているかの確認かな?

とりあえず時空間魔法を使ってみるか。場所は・・・北極点には活火山を配置したんだっけ。

だったら方角はどうでもいいとして、100kmほど離れた場所をイメージして・・・」


『転移!』

グシャッ!

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