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俺の創った箱庭世界  作者: コルム
神酒騒動編
136/243

第136話 やってしまった・・・

その後は特に何も無く、神様方が帰られるまでのんびりゆったり過ごして頂きました。

お土産のオド酒に関しては、上級神以上で10本、中級神で5本、下級神&バイト代で1本としてお渡ししておきました。

総本数としては今まで通りとして、オド酒以外の分でいつもより少なくしたた感じかな?


女性陣からはオド酒の増量を求められましたが、色々と問題がありそうなのでお断り。

逆に始祖の神様を除く男神陣からは“オド酒は不要”との意見がありましたが、強引に押し付けました。

「お相手だけが飲んでたら、お相手を満足させる前に確実に力尽きますよ?」

って言ったら、“ぐぅの音”も出なかったので問題無しです。

ちなみに始祖の神様の分に関しては、特別な時に下賜する用にするとの事。あとお酒の神様にも渡すそうな。

その代わりに・・・と言うか、幻の酒を大量に持ち帰られました。


陸くん達には1本づつだけど“再婚のお相手が出来たら、その時にお相手と一緒に飲むように”と伝えておきました。




そんなこんなで年末年始のごたごたも終わり、いつも通りの平常運転です。

俺は相変らず北極大陸の居住予定区画の延伸作業をしつつ、ギルドクエストをこなす毎日。

4日に1日は神の居住区に戻って、ルナ達の従者訓練をしています。

そのせいでギルドランクの上昇や延伸作業は遅滞してますが、特に急ぐ事でも無いし全く問題無し。


ルナ達も、暇を見つけては料理本片手に料理の練習をしてるおかげか、かなり料理の腕も上達してくれました。

調理関係に関してはほぼ問題無さそうなので、いよいよお酒に関しても解禁しました。

こっちはお酒の種類や本数が半端無く多い分、もっと時間が掛かりそうな感じ。

調理系のスキルは未カンストですが、どうせ今のペースならカンストするからいいやって事で。

ま、ある程度は形になってきてるので、のんびりやってくれればいいかな~?と思ってます。

ついでに紅茶や緑茶なんかの淹れ方なんかもレクチャーしたので、そろそろ俺より有能かも知れん。

色々と気配りとかも出来る様になってるし。


ちなみに戦闘訓練は、相変らずちゃんと続けているみたいで、益々俺の勝ち目が無くなってきました。

人化状態時での武器類の扱いも平行して訓練してるみたいです。

去年1年間がルナ達なりにかなり堪えたみたいで、いい感じに意識改革が出来たみたい。

3月ぐらいに、試しにトウと1対1で対戦してみたけど、既に俺とそれなり・・・・には戦えるぐらいに強くなってます。


問題点?としては、トウを除いたタリズ達を含む全員が、なぜか女性体で生活をし始めたぐらい。理由は完全に不明。

一度「なんで?」って聞いてみたものの、従者としての教師役がミーさん達だったから、こちらの方が都合が良いらしいです。

陸くんや空くんの存在は何処に行ったんだ?って思いましたが、まぁ特に害がある訳でもないし、スルーしてます。




そんなこんなで5月中旬の休日の日です。

今日は従者訓練の日なので、前日から神の居住区に戻って朝から従者訓練です。

最近では駄目出しする事も減ったし、駄目出しをしたら次にはちゃんと修正されてるので特に問題無し。

朝食は和食でした。御飯・味噌汁・焼き鮭の定番御飯。味もちゃんと美味しかったです。

で、食後には緑茶(玉露)で一服。


ルナ達も駄目な時はちゃんと俺が指摘するので、特に指摘が無い時は安心してのんびりしてます。

大食いも大分落ち着いてきたみたいだし、実に順風満帆です。

まぁまだまだ食えるのを、多少我慢してるんだろうけどね。

トウに関しては、もう完全に全員のペットとして定着してきました。(戦闘訓練時除く)

順番に抱っこ&モフモフ&肉球をプニプニされてます。


見目麗しい美女?&美少女シファード?に囲まれて、トウをモフり倒す癒しの時間・・・。

あぁ、神様やってて良かったよ・・・。

まぁ見た目だけはそんな感じですからねぇ。

実体としては、全員ドラゴンやらの元魔物に囲まれた生活なんだけど。


お昼は軽くパン系で済ませて、まったりした時間。

相変らずルナ達は人化したままなので、トウをモフり倒しつつルナ達と近況報告。

せっかくなので、いい加減ルナ達の従魔を北極大陸に移住させるように伝えておきました。

ルナ達の成長した従魔が、他大陸に影響を与えかねないので一応念押し。


晩御飯は御飯とミノ肉のステーキをメインにしたがっつり系。

ミノ肉のステーキは味付けが塩胡椒だけでしたが、十分に旨かったです。

一応スープやら副菜も充実してます。満足♪

晩御飯はルナ達の調理関係の頑張りが如実に出るので、食べるこちらも楽しみです。


その後は軽く食休みをして後片付けしてから(ルナ達がやってくれました)、飲酒有りの“接客訓練”タイムへ。


基本的には日本酒好きな俺に合わせて日本酒メインでしたが、色々と各自が練習中のカクテルなんかも作って接客訓練。

ウチの世界でもそのうちボージョレー・ヌヴォー的なイベントワインとか出来るのかなぁみたいな話もしつつ、飲食。

一応ワイン系の細かい話とかもしたけど、うろ覚えなんだよねぇ。


21時頃にそろそろいい時間だし今日は解散。お風呂は無しで。

一応毎日洗浄魔法で綺麗にしてるから問題無し。


「あ~ゆっくり出来た。明日からまた頑張りますかねぇ。

それじゃ、おやす・・・あれ?」


ふと下半身の違和感に気付く。

何時の間にやら愚息が元気に“戦闘体勢”を主張して居ります。なぜだ。

部屋の照明は落として、無理矢理寝ようとしたけど、“戦闘体勢”は解除されず。

しかもソレが気になって悶々として眠れない・・・。


「何でだ・・・」


仕方無いし、自己処理するか・・・とげんなりしてたら、何者かが入室して来た気配が。


「この気配は・・・ルナとリヴィアか?」


「はい主様。久しぶりに夜伽に参りました」


「どう言う事だ?何故今日に限って。しかもこのタイミングで・・・」


「ミーさん達から、お相手をその気にさせるお酒に関して伺いしましたから。

先日そのお酒と思われるモノを発見出来ましたので、本日の接客訓練時に、主様に飲んで頂きました」


「全くあの人達は。ちゃんと内緒だって言ったのに、何してくれてるんだよ・・・。

で?その酒はどうやって手に入れた?お前らには渡してないはずだが?

発見と言っていたが、どういう事だ?」


「普通に酒蔵に保管されて居りましたが?」


「え?」


あれぇ?俺ちゃんとオド酒に関しては鍵付きの保存スペースに仕舞ったよな?

何でルナ達が取り出せて飲めてる訳?


「そんな事よりも、主様のご意思を無視して事に及ぶ非礼を予めお詫び致します。

私共も飲んで居りますので、正直既に我慢の限界に御座います。

以前言われた“私共から求めるのは、あの1度限り”とのご指示を破る事をお許し下さい」


「ちょっ!ちょっと待て!」


「申し訳御座いません」


謝罪しつつも、某大泥棒ばりに全裸になりつつダイブしてくるルナとリヴィア。

俺の愚息も完全に臨戦態勢にあるから、拒否るつもりは今回は無いんだけど・・・。

が、俺としては、次に抱く時は自分の意志でルナ達を抱きたかったです。


「せめて俺を魅了状態にしてくれ~!」


ほんのちょっとした意地ですが、一応大事な事なので今回は俺が“自主的に抱いた”事にはしない様にします。

じゃないと、このままずるずると不適切な関係になりそうなので。

ちゃんと自分の意志でルナ達とは向き合いたいのですよ。


ルナ達に触れられて“ビクンビクン”反応しちゃう体を無視して、大慌てで魅了系の耐性系スキルを封印。

即ルナ達に魅了されて、今度は俺が襲う側に・・・。




ルナ達を本能の赴くままに抱いて居たら、視界の隅に女体化&全裸状態のタリズ達が・・・。


あ、これ色々とやばいわ。

今の俺は理性が吹っ飛んでるから、色々と止まらん自信が・・・。

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