第013話 天地創造 その5
「とりあえず大陸だけど、リザアースには北極にも大陸を設置しよう。
あと中央部に同じ大きさの大きな大陸が4つにしようかな。
地球の大きさって覚えてないから詳細に記述出来るか怪しいけど、その辺はモノリスの書が補正してくれると信じて概要だけ決めよう。
北極大陸と、南極大陸を両極大陸って呼称にして、それぞれ同じ大きさで。
あとはまとめて中央大陸って記述にして、それがそれぞれどの程度の大きさか記述すればとりあえずいけるか。
リザアースの何分の何が大陸、みたいな記述にすれば。
地震とか震災経験者からすると必要ないけど、造山運動とプレート運動はどうしても必要な気がするんだよなぁ。
まぁ、地球の概念にひっぱられてるせいかも知れないが。でもそのせいで大陸移動とかはして欲しくない感じ。
パンゲアから初めてもいいのかも知れないけど、絶対に整理された大陸にしようとすると記述がぐちゃぐちゃになるな、俺だと。
だとすると・・・・ん~大陸自体にアンカーを打ち込んでるイメージにして、動けないようにするか。
こうするとある程度は維持されるけど、年数が経過したら破綻しそうだから後で修正する方向で。
あ~そしたらアンカーに魂の修復機能つけとけばいいか。せっかくだし大陸の位置を設置する目印にもなるし。
アンカーだと味気ないから・・・ん、世界樹にしよう。んで、どうせだから世界樹に色々な役割を放り込む感じ」
・色々考えた結果のまとめ(モノリスの書の下書き)
北極大陸と南極大陸を両極大陸。中央部に同じ大きさので4つの中央大陸を設置する。
リザアースの北極点と南極点を最短距離の直線で結び、その中心点から垂直上にある円周地表を赤道とする。
赤道上を正確に4等分しその等分された中心に世界樹を設置する。
各世界樹を中心とした紡錘形のプレートを設置し、中央大陸とする。またプレートの半分を陸地とする。
両極大陸は中央大陸の紡錘陸地部頂点より各極方向へ真っ直ぐに直線を延ばした点を頂点とする
3000km四方の正四角形のプレートを配置し、中央大陸と同じく半分を陸地とする。
世界樹は設置された赤道上の点に固定されいかなる要因でも移動しない。
世界樹には魂の修復機能他をもたせる。
「ん~とりあえず陸地の配置はOKかな?
あ、造山運動とプレート運動の記述がないや。あとプレートの深さ(高さ?)とかも。
造山運動は中央大陸の中心を南北に分断する形で火山帯を配置すればいいか。
プレート運動も今と同じく北極から昇って南極で下降する形にすればいいかな?プレートって言うかマントル?の対流だっけ?
あ~でもそうするとプレートの中心が世界樹じゃなくなるのか・・・。
面倒だし世界樹をもっと増やすか。色々付け加えるからあればあるほど便利だし。
あ~他にも色々付け加えなきゃいけないかな。曖昧な記述が多いし。」
・色々考えた結果のまとめ改(モノリスの書の下書き改)
リザアース内部の流動は自転軸北極方向から上昇し、南極方向から下降する。
北極と南極に大陸を設置し、また中央部に同じ大きさので4つの大陸をそれぞれ設置する。詳細は以下の通り。
リザアースの北極点と南極点を最短距離の直線で結び、その中心点から垂直上にある円周上の地表を赤道とする。
赤道上を正確に4等分しその等分した点を中心にリザアースを両極線方向と平行に4分割した紡錘形のプレートを設置する。
各プレートの深さはおよそ50kmとし、それぞれを中央プレート。4つをまとめて中央プレート帯と呼称する。
各中央プレートは半分を陸地とし、正確にプレートの南北中心線上に活火山を含む山脈を配置しプレートを分断する。
分断された2つのプレートをひとまとめに中央大陸と呼称する。
北極大陸、南極大陸の中心は正確に各極点とし、活火山を配置する。これを両極大陸と呼称する。
中央プレート帯の紡錘形陸地部頂点より最寄の極方向へ真っ直ぐに伸ばした点を各頂点とする、
一辺がおよそ3000km四方の正四角形のプレートを配置する。
これらが両極大陸となる。また、中央プレート帯と同じく半分を陸地とし、プレートの深さはおよそ30kmとする。
両極大陸はいかなる要因であっても大陸としての移動、回転等の変化はしない。
各中央プレートは東側が東隣のプレートの下へ潜り込むような形にする。当然西側は西隣のプレートの上となる。
両極大陸のプレートは全ての中央プレートの上に乗る形とする。
各中央プレートを分断する火山を含む山脈は造山活動を行うが、プレートに対する影響は極めて低いものとする。
各中央大陸の赤道上の陸地をそれぞれ3等分し、等間隔の2点に始祖世界樹をそれぞれ配置する。
始祖世界樹は各プレートを固定する役割をもち、当初配置された場所から存在するプレート全体からみたプレートの誤差が、
±5%を超えた場合は元の位置に戻す役割を果たす。
誤差修正によって生じる歪みは山脈の標高の上下、もしくは大陸海岸線の位置を変化させることで歪を解消する。
始祖世界樹は最初に設置された赤道上の点に固定され、いかなる要因でも移動しない。
「ん~ これで大丈夫なはず。
まぁ概略を決めて文章で補完したから、文章量が無駄に多くなったことは申し訳なく思っている」
ちょっと思うことがあったので世界樹に関する記述をちょいと変更。
あと、世界樹を増やすって考えた時にいいことを思いついたので、ただの世界樹じゃなくて“始祖世界樹”としました。
これでとりあえず大陸に関する記述は問題ないと思う。あとは世界樹に関する記述をしてしまえばとりあえず完成かな?
「始祖世界樹ってしたのは世界樹自体を増えるものにしたかったからなんだよね~。
始祖じゃない世界樹は始祖の劣化版みたいなイメージ。で始祖世界樹の記述なんだけど・・・。
どうしよう。もう植物の章創ってそっちに記述すべきなのか、とりあえず始祖だけはこのまま記述するか・・・。
もういっそ両方に記述しちゃうか。重複しても同じ内容なら問題ないだろうし。・・・ん~。
大陸に関して重要なものだから、こっちにその部分だけは記述して始祖と普通の違いは植物の理創ってそっちに記述するか」
ってことでさっきの文章中に
・始祖世界樹についての詳細は”植物に関する理”にも記述するが、プレートに関する内容のみここでは記述する。
を追加。
「ちょっと一服するか。あ、その前に時間経過確認してこよっと」
リビングに行って液晶表示に驚きつつすぐ戻り、コーヒー淹れて、タバコに火ぃ点けて書斎の椅子でゆったり休憩。
「ん~。精神体になったせいか、時間の経過がいまいち把握出来ん。
俺的にはせいぜい2~4時間ほどしか経過してないかな~?ぐらいの感覚だったのに1週間ほど経過してるとは・・・。
この辺も後々要検証だな。まぁ今はやることあるからとりあえず放置の方向で。
あとは、始祖世界樹の記述を考えて、全体をモノリスの書に記述して実行すればいいからとりあえずは間に合うか。
大陸に関する記述はもう考えることない感じだからOKっと。
スキル制的な世界にするって方向だから、スキル考えなきゃいけないのと、生態系の記述が残ってるぐらいか。
あ、魔法に関してちょっと思いついたから追加して・・・っと」
モノリスの書の下書きにちょっとした文章を追加。あと加筆しなきゃいけない分もメモ。
「まぁこっちの詳細はスキルの記述するあたりで考えればいいか。
後述するって便利に使えるな、大枠だけ決めて“後述する”って記述しとけば、その後述部分を修正すればどうとでもなるし。
モノリスの書の使い方として合っているのかは知らんが」
丁度タバコも吸いきったし、休憩終わりますかね。
「うっし、続きやるか~」




