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俺の創った箱庭世界  作者: コルム
北極大陸開拓編
104/243

第104話 俺の国(役職)

『大いなる火と水と土と風と聖と闇をそれぞれ司る大精霊よ!顕現し我が意に従え!』


詠唱終了と同時ぐらいに、大精霊6体が出現。

あんまり心配して無かったけど、ちゃんと誕生してたみたいです。


容姿的には全員が“全裸だけど半透明な人間”って感じ。

半透明なので各属性色での違いがあるぐらいかな?


サラマンダーだけは燃えている感じなので若干目立つ程度。

性別的には全員中性って感じ。性の象徴がありません。

ウンディーネとシルフが若干胸がある感じがする程度なので、ちょっとだけ女性っぽいぐらいです。


で、俺を認識するなり、すぐに跪く6体。


「創造神様。お初にお目に掛かります。今後ともよしなにお願い申し上げます」


代表して?サラマンダーが丁寧な挨拶をしてくれました。


「お?お前達は俺が誰だか判るのね。了解。こちらこそよろしくね。

とりあえず、まだまだ俺の力量不足で召喚出来る時間が短いから、手短に説明するけど、

此処に居る9人が俺の存在を認識している者達になるから。

もしこいつらがお前達を召喚した場合は配慮してやって。よろしくね」


「承知致しました」


「後、サラマンダーとノームにはまた日を改めて召喚して、別途お願いをすると思うけど、その時もよろしく。


ちょっとお願いするには不適切なお願いかも知れないけれど、俺が強くなる事にも協力して欲しいからね。

申し訳ないけれど、その辺は勘弁してね。


とりあえず今回は俺の“契約従魔”達との顔合わせだけが目的だから、特にお願いする事もないよ。


それから、俺は今後“リューノ”って名乗るつもりだから、俺を呼ぶ時はそっちでお願い。

さっきも言ったけど四聖獣達が俺を呼ぶ時も同様だから。

これからは俺を呼ぶ時はそっちで呼んでね。


一応俺が“神の分体”って事は隠して生活する予定だから、今後は神として扱わなくても問題ないからね」


四聖獣&大精霊達から了承の返事を貰ったら、大精霊達がうっすらと消え始めました。


「“リューノ”様からの再度の召喚をお待ちして居ります・・・」


消える間際に言葉を残して消える大精霊(サラマンダー)。

さすがにレベル1だとこんなもんか。って感じです。

自身を完全鑑定したら、レベルが上がってたので、今後に期待って感じかな?


「さて、当面のやらなきゃいけない事は一通り終わったかな?


四聖獣達は、当分の間は自身のダンジョンの管理運営に専念して貰って構わないから。

多分それがある程度落ち着いた頃には“神の試練”も終わってるだろうから、後は門番をしつつ自由に過ごしていいよ。


一応四聖獣同士で交流したり、鍛練したりも自由にして貰って構わないから。

暇してたら北極大陸限定で。だけど、狩りとかも完全に自由だから好きにしててね。


ただ、一応北極大陸の魔物の中には誰かの従魔が居るかも知れないから、狩る前には気をつけて。


ルナ達の方は休日の日に従者教育をするぐらいかな?

ルナ達の従魔で、人類と接触したくないとか・・・。

まぁ理由が無くてもいいけど、北極大陸に移住したい奴が居たら、北極大陸に連れて来ていいよ。

その辺は各自自由にしていいから。


一応俺は北極大陸で狩りをする時だけ・・は、狩る前に完全鑑定して従魔じゃないかの確認はするけど、

他の大陸で狩りをする時は鑑定しないからね。


俺はこれから暫くは、国としてのハコを造る事に専念する事になると思うから、殆ど北極大陸に居ると思う。

まぁ何かあったら念話で連絡してくれれば対応するから、用事があったら連絡してね。


俺からはそんな感じかな?皆からは何かある?」


「主様。宜しいでしょうか?」


「ん?ルナ。何か問題でも?」


「いえ、主様は北極大陸にご自身の国を建国されるとの事ですが、詳細は決まって居られるのでしょうか?」


「あ~。

まぁ国は造るんだけど、とりあえず人口が居ない以上国としては成り立たないんじゃないかな?

まぁ将来的に、俺の気に入った人類を住まわせるようにしようと思っているから、その人類を含めた子孫が国民かな?


その人類を受け入れる為の場所なんかを用意する。

って事を予めやっておこうと思ってね。


すぐに冒険者してもいいかも知れないけど、誕生したばっかりの人類と接触したら、俺って完全に異常だからね。

人類と接触しても大丈夫なぐらいの猶予期間を設けて、その期間を有効活用しようかな?って感じかな。


ま、先にお前達の従者教育をしなきゃいけないから、冒険者を出来る時間だってそれほど無さそうだしね。

従者教育の出来次第では北極大陸に篭る期間が延びるかも知れないけど、基本的には北極大陸優先かな?


お前達の“従者”としての教育が終わってなければ、今後“従者”として扱わないから頑張ってね。


それぐらいかな?

国としての詳細はまだ決めてないから、今後煮詰めて行く感じになると思うよ?」


「国名などもまだ決めて居られないのでしょうか?

後、我々の居場所はその国にはあるのでしょうか?」


「国名かぁ・・・面倒だし“リュノ神国”とでもしとくかな?

つーか、お前達の居場所って要るの?」


「はい。

主様の従者ではありますが、より明確な役職などを与えて頂ければ励みとなるかと」


「役職ねぇ。

とりあえずルナを役職に就けるのは問題じゃない?

白面金毛九尾としての役割があるんだし」


「それを承知でお願い致します。

無論“従者”としての鍛練を怠るつもりも御座いませんが、

今よりも、より主様を直接支えられる役割を与えて頂ければ、我々としても嬉しく思いますので。


四聖獣達が門番として役割を与えて頂けているように、我々にも何か役割を頂けませんでしょうか?」


「う~ん。

お前達には散々言ったと思うけど、家族だと思っている相手にこれ以上何かを求めるのもなぁ」


「そのお考えは嬉しいのですが、正直に申しまして我々も今後は暇になると思われますので。


当面は従者教育をして頂き、“従者”として認められる事を最優先の目標とは致しますが、その後の指針を頂ければ。と。

当然我々自身でも各自がそれぞれ試行錯誤しつつ、主様に仕えるつもりではありますので。


“契約従魔”にして頂いた折にお伺いした“自立した存在”となる糧ともなると思いますので、ご一考願えませんでしょうか?」


「う~ん。そこまで言われると若干断りづらいな・・・。

まぁ確かに、いきなり“魂が宿った以上、ちゃんと自分で考えて行動しろ!”って言っている様なものだからなぁ。

ちなみに全員同意見なの?」


ルナ以外に視線を投げると頷きで返事が返って来ました。全員同意見らしいね。


「同意見か~。んじゃぁまぁ何か役割を考えるよ。

あんまり気乗りはしないけど、それがより“自立した存在”になる為に有効かも知れないってのは確かに言えるからね。

ん~ちょっと待ってね・・・そもそも国の詳細を決めてないから、難しいんだよねぇ」


とりあえず国として成立している状態で考えてみます。

まぁ将来的にこんな国というか組織にしようかな?って感じで。


ルナに関してはとりあえず保留。白面金毛九尾の種としての役割がある以上、そっちを優先して欲しいし。

まぁ、当面その役割が必要になるとは思えないんですけどね。


ルナ達を大別したら・・・まぁ全員武闘派っちゃーそうなんだけど、それをあえて無視して分けてみる。

そうしないと全員が将軍とか元帥になっちゃうし、内政出来ないのはマズ過ぎるので。


あぁ!そっちから考えてみるか。

とりあえず内政で担当出来そうな役職から割り振った方が判りやすいな。

だとすると・・・。


行政と治安維持って所か?

環境に関しては俺が予め画一した環境を整えちゃうから、行政に含んでも問題ないだろうし。

司法や立憲に関しては、俺の国だし、絶対君主制にするつもりだから、要らないか。

司法の一部は治安維持に担わせればいい事だし。


INT値的にフェンは内政担当で確定かな?

次点でリヴィアとシファードが同程度。ちょっと離れてタリズって所か。

タリズだけは完全に軍事担当にしよう。一番向いてそうだし。


「ん~と、じゃぁ。フェンを財政担当大臣にします。

国の財政関係を担当して貰うね。


タリズは軍事担当になるかな?お前は防衛担当大臣とします。

まぁ、攻められる事なんて無いとは思うけど、馬鹿な人類が城壁を突破しようとした場合、討伐して下さい。

一応国の方針としては専守防衛だから、積極的に攻めたりしないように。


あとリヴィアは治安維持担当大臣。

まぁ俺の近衛や俺の国内での治安維持も担当して貰って、兼任って感じかな?


シファードは行政担当大臣とします。

国民からの民意とフェンとの調整役って感じかな?


ルナは種としての役割もあるし、宰相になって貰おうかな?

全体の取り纏め役だし、種としての役割と兼任してもそれほど問題ないと思う。


こんな感じでいいか?

相変らず国として成立して無い以上、あんまり意味が無いとは思うけど」


「はい。有難う御座います。

次にミーさん達が来られた時に詳細などお伺いして、具体的にどういった活動をするのか決めて行きたいと思いますので。

ある程度の指針さえ頂ければ十分です。


詳細な行動方針や内容などは、追々各自で研鑽しつつ、主様のご意向に沿った形で担わせて頂きます」


「はいよ。

まぁ国としての体裁が整うのなんてかなり先になるだろうから、まぁそっちはのんびりやってくれればいいや。


当面は従者教育の方に重点を置くから、ちゃんと頑張るように」


「承知しておりますわ。宜しくお願い致します」


「それじゃ、解散するかな?


四聖獣は暫くの間は弱くなっちゃってて大変だとは思うけど、10年程度で元の強さよりも強くなると思うから頑張ってね。


自分で判断出来ない様な事案が発生した場合は、四聖獣同士で情報を共有した上で、ちゃんと俺に報告するように。


あと、お前達は俺の事を“リューノ”って呼ぶ様に言ったけど、此処に居る以外の者が居る場合は“陛下”でお願い。

一応表面上の所属としては、俺直属じゃなくて国家に所属しているって体裁にした方が何かと便利だし」


「「「「はい。承知致しました」」」」


「それじゃ、全員解散!皆頑張ってね~」


全員が俺に対して一礼した後、転移して行きました。独り残った俺。


「あ~疲れた。

とりあえず国作りしようかと思ったけど、今日はもう辞めて寝るか。

明日から頑張りましょ。 んじゃ『転移!』」


リビングに到着したら、ルナ達全員がバーカウンターで酒盛りしてました。

お前ら・・・。まぁまだ今はいいけどさ。


「あら主様?早速指導して頂けるのでしょうか?」


「いや、今日は疲れたからもう風呂入って寝るわ。お前らも適当に切り上げて休めよ~。


従者教育始めるまでは好きにしてていいけど、始めたら厳しく行くから。

今のうちだけは存分に遊んでていいや。

んじゃ、久々に独りで風呂に入りたいからまたな~」


「承知致しました。また後ほど・・・」


ルナ達を放置して、久々に独りで風呂酒しつつ、のんびり浸かります。

あ~色々あったし、至福の時間だわぁ・・・。


1時間ほどのんびりしたら、分体のまま分体側の主寝室へ。

リビングには既に誰も居ませんでした。


「さて、寝るか。明日は国の縄張りからかな?とりあえず居住区を作成してみて、どの程度進めるかの目安が欲しい感じ。

ある程度目星がついたら、ノームを召喚して外堀作って貰って城塞都市化する方向で行くか。

人口の規模としては一応100万人ぐらいが居住可能な・・・ん?」


照明が落ちた部屋ですが、夜目スキルのおかげで部屋に誰か侵入して来た者が居るみたい。

ルナとリヴィアか?


「何か緊急の用か?そろそろ寝ようと思って居るんだが?」


「主様のご寵愛を賜りたく、夜伽に参りましたわ」


は?

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