ごめんなさい。
気持ちと詞じゃ足りなくて
俯いてシャツの端を掴む
伝えたい でも伝え方が分からない
大切な気持ちだけ抱きかかえて
眠れない夜を過ごした
好きだ好きだと思いが募る一方で
出し所が見つからず不安に駆られる
このまま思いを伝えられずに別れていいの?
何度も何度も自問自答
分からない答えに焦り
大切な“何か”さえ見えなくなった
どんなに離れても君への愛が変わることはなくて
雲のように掴み所はないけれど
それでもいつか
君の心を捕まえたい
悲しみが降り続く
安心したくて「愛してる」を繰り返す
そんなことしてもこの気持ちが伝わる訳はない
ストーカーみたいな目で詰られ
嫌われ 幻滅され 捨てられて・・・
それでも思い苦しみ泣き叫ぶ
どうして?
その問いに答えはついている
“変わらなかったから”
それだけ?
それだけ
もしかしたら違うかもしれないけれど
主な理由はそれだと思う
君が隣にいてくれている時に変われなくてごめん
君がいなくなってそれでやっと気付いて
でもそれじゃ遅くて・・・
自分が変わる他に
君を振り向かせる方法はない
だから・・・
少しだけ時間はかかるけれど
変わって帰るからそれまで待っててくれるかい?
嫌でも待ってて
それが少しの間だけでも
こんな自分を愛してくれた君への最後かもしれない我が儘
恩を仇で返すような形になってしまったけど
許してとは言わない
これが許される行為ではないから
でも それでも愛してくれるなら
どこまでもいかせてあげる
ありがとう