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5 いざゲームの世界へ!

光る玉をAIさんに変えました。

今度前のやつも変えときまする。


モンハンサンブレイク発売やったね!

楽しすぎて大学とバイトすっぽかしたいよ!(できない)


……え?投稿が遅いだって……?


知らんな( ˙-˙ )


「おぉ……おぉー!!!」


陽菜の黒い髪が徐々に金色へ染まっていき、金髪となった。

ツヤツヤと光りサラサラとなびくその髪の毛はまるでシルクのようだ。


『容姿の設定を完了しました……では次にひとつだけスキル、というものをランダムで与えます!』

「スキルとは……?」


AIさんから小さい光る玉が出てきた。

ふよふよと浮くその小さい玉はゆっくりと陽菜の元へとむかっていく。

そして陽菜の元へと到着した瞬間、陽菜の身体の中へとすぽんっ、と入っていった。


『スキルチェック、と叫んでみてください!そうしたら獲得出来たスキルが確認出来ます!』


光る小さい玉が入ったあと、陽菜の身体は光りを一瞬放った。

どうやらそれがスキル獲得の合図のようなものらしい。


「えーと、『スキルチェック』!!」


陽菜がそう言うと目の前に透明な表示板が現れた。


ーーーーーーーーーー

<スキル>

・自然術Lv1 (New!)






ーーーーーーーーーー


「自然術……なんですかそれ?」

『レアスキルですね!内容は……っと、……ごほん。それは実際にゲームの中で試して見てください!』

「それぐらいは教えてくれてもいいのでは……?」


文字から察するに植物などに関するスキルなんだろうがそれすらも教えてくれないAIさん、最初と印象が変わりすぎだ。


『これでスキル獲得も終わりっと!……えーと最後にこのゲームにおける職業、というものについてお話をしておきます!』


AIさんが空中に騎士や魔法使いのイラストを映し出す。


『よくあるゲームの騎士や魔法使いなどといった決められた職業はありません!フリンフィニティ・ワールドの中では自分がなりたいと思ったものになれるのです!騎士になりたいのなら剣を装備して関連スキルを身につければいい!……説明が下手くそなんでこの辺りにしときます!あと分からないことがあれば公式のヘルプを見てください!』

「えぇ……?」


ポンコツAIさん、説明する役割を放棄する。


『……とにかく!なんでも出来るので自由にゲームを楽しんでください、ということです!』

「わ、わかった……かな?」


とりあえずわかったフリをしておいた陽菜。


『……忘れてました!ゲーム内の名前は何に致しますか!?』

「えーと、ヒナでお願いします!」


ポンコツっぷりを最後まで発揮するAIさん。

最後の最後まで名前のことを忘れてるなんてどんなAIなんだ!


『ごほん、では初期設定を終了します!……ヒナ様、準備はよろしいでしょうか?』

「大丈夫です!たぶん!」


AIさんが焦るようにチカチカと点滅する。

そりゃこんなポンコツなAIに説明を受けたんだ、不安になるに決まっている。


『……ごほん、フリンフィニティ・ワールドの世界へようこそ!!!』


なんとも締まらない終わり方。

あまり気持ち良いとは言えない心情のなか、陽菜は初めてのゲームの世界へと期待を胸に抱き、足を踏み出した。

ごめんなさいm(_ _)m

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