1 VRえ…何て?
や、やぁ……
長らくおまたせしました(--;)
実はですね、コロナ関係で多少我が家がバタついておりまして……。
大事には至らなかったものの、気づいたらこんなにも……。
なんでもしませんから、許してください。
取り敢えず、大幅に改善されるであろうこの物語を、お楽しみ下さい(*^^*)
ーーーーー
また改編。
前回?というか前作?
に似寄った始まり方、進み方にしました。
( ˘꒳˘)
6時に起きストレッチをして朝風呂に入る。
その後動物のぬいぐるみを1度手に取りモフり、朝食を食べて身支度を整える。
これが私、『桜坂 陽菜』の毎日行うルーティンだ。
「お母さん、ゴミ捨てておくねー!」
「ありがとー!」
1つに纏めて玄関に置いておいたゴミを捨てに行くことを母親へと告げると、リビングから声が響いてきた。
……多分撮り溜めたドラマでも見ているのだろう。
「じゃあいってきます!」
大きな声で元気よく家を出る。
これをすると今日1日やる気がみなぎる、気がする。
近所のゴミ捨て場にゴミを捨て、学校へと向かう。
夜中に雨が降っていたのだろうか、地面には水たまりが出来てきてキレイに咲いている朝顔からは水滴がぽつぽつ、とリズム良く滴っている。
雨が降った後の朝は空気が澄んでいて美味しく感じられる、何でだろう?
「ひぃーーーーーーなぁーーーーーー!!」
と、考えていると後ろから誰かが近づいてきた。
声に反応し振り返ってみると、そこには親友の姿が。
「ひな確保っ!!」
「わっ……おはよう菜々ちゃん!」
「おはよー!!」
この子は『東雲 菜々美』、古くからの親友だ。
小さい頃から陽菜の胸に飛び込んでくる癖は変わらないようだ。
彼女曰く『これが私のルーティンなのだよ』らしい。
「そういやひな、VRゲームって知ってる?」
「VR……ゲーム……ファ○コンとは違う?」
「全然違う……相変わらずひなは流行りを知らないなぁ……」
肩を落とす菜々美。
「ひなは今をときめくJKなんだから!流行りには乗らなきゃ……っと、話題が逸れそうだった!」
ごほん、と咳き込み、一言。
「ひなも『VRMMORPG』やってみない?」
ぶ、ぶいあーるえ……なにそれ?、と呟く陽菜。
話の流れ的にゲームなんだろうが、ファ○コンやセ○サターンとは違った、全く検討もつかない名前だ。
ひなは家には古いゲーム機しか持っておらず、しかもその上それらも一切プレイしたことがなく、やったことがあるゲームというのはチェスやオセロ程度の盤上遊戯だけ。
さっぱり分からない。
「え、えーと菜々ちゃん、私なんの事だか分か「え!?興味あるって!?いやー嬉しいなぁついにひながゲームに興味を持ってくれたなんて!じゃあ続きは放課後話そう!それじゃっ!!」……えっ、ちょっ……そ、そうだね……?」
話を遮られた。
どうやらこの親友、今になってどうしても私にVRえ……えー……なんちゃらをやってほしいらしい。
というか普通に置いていかれて悲しい……。
変わっているとこに気づいたかな?
所々変えてるよ!
( ˘꒳˘)