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異世界もう確定だよね

窓の外の景色は私のいた世界とは全く違った。


何やらデカイ鳥?いや飛行機のコンコルドの様なデカいシルエットの鳥だよね?恐竜のなんとかドンとか言えそうなものが数羽飛んでいたのが見えちゃったんだよね。

あんなの私の世界には居ないモノだ。

いたら自衛隊が出動する騒ぎになる。


かび臭い部屋にいたネズミ風六脚の生き物やらちょデカ鳥やら、もう異世界のそれだよね。


夢なら良いのに。



この夢は長くて実物感がやたらある特殊な夢だと誰か言って!



痛む腹を押さえベットから降りて、窓から外を見た。

騎士と言われるだろう者達が闊歩する様子や、地球に無い生物がゾロゾロ歩いているのも見たし、もう映画のセットとは言えない規模のものがちゃんと目の前にある。


極め付けは空の太陽が二連星(海外の日食を見に行った時に買ったサングラスがリュックに入りっぱなしなのを思い出し装着してガン見したよね)ちゃんと光が二つで眩かった。

だけど常夏では無い感じの気温だから地球の太陽よりは質量が小さいのか?(物理は全くわからないから言い方合ってるかわからないけど)丁度良い感じの気温だわ。


薄っすら見える昼間の月はやけに大きくて、この星にかなり近いようだ。スーパームーンどころではないデカさにビビったが、これが普通らしい。誰も空を見上げて騒いではいないからね。で、さりげなくスマホで撮影してみた。


画面にはデカデカとお月さまが映り、こんなにでかいならさぞやウサギもでかかろうとかバカな事が浮かんできて、現実逃避したがる本能に理性が追いついていないなと漠然と感じた。


「あっクレーターはあるんだ」


変な事が気になるのが私の悪い癖だけど、そんなのに気がつくのって結構冷静だと思えるからありかな。


現実世界から飛ばされてるのにクレーターとか気にしてる場合ではないのよね本当は‥。


まだタイムトラベルの可能性も捨ててはいなかったが、ふと部屋にあった本を見たら読めそうもない地球の言語では無い文字で書かれていて、何が書いてあるのかなと思った瞬間に昔の空港の行き先案内板よろしくパラパラと(古い映画で見たんだよパラパラは印象強くてアレ好きだったな)一文字ずつ日本語に高速変換されていったのを目の当たりにした。


やっぱり異世界に召喚されてんだと納得した片隅で、私用に補正がかかるのか?チート?とウキウキするのを止めることはできなかった。


あっ、さっきも宰相様の持っていた書類の題字を私読めたよね‥

侍女ちゃんに本棚の題名を聞くと私の読んだものとして言葉の音が合っている、読めている!とわかった。


自動変換的な物で読めている?

実質、紙の上では何も変わっていないのかな?私にだけわかるレイヤー的なもの?が本の上に被さっているように私の視覚に見えている?

兎に角こっちの文字が読めるのは有難い、よし一つ理解した。


異世界に召喚されたのは間違い無い。

でもなんとか生きて行け‥るのかな?



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