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春の200文字詩集  作者: 潮崎レオル:編集
9/10

春雅(春川ミナ)

 九作目は、春川ミナ先生が書いて下さりました。春川先生、ありがとうございました!


 花、鳥、風、月。それらの春に見せる姿を、穏やかに綴っている詩です。それぞれの比喩のひとつひとつに、優しさが滲み出ています。

 春の情景がありありと目に浮かぶ、また春という季節の優しさが感じられる作品です。

春の香は、匂い立つほどの花。

言の葉を飲み込む人と騒ぎ立てる人。

楽しげに通り過ぎる影をそっと見送る。


春の音は、求愛を囀る鳥。

言の葉を並べて山々に響かせる。

あの人も同じ旋律を聴いているのだろうかと思いを馳せる。


春の手は、背を押す風。

新しい服に身を包んだ人達を優しく送り出す。

行ってらっしゃいと囁きながら微笑むのは真の母か。


春の目は、夜霧に霞む月。

眠たげな両眼を擦る。

あの人も同じ月を見ているのだろうかと。

 お読みいただき、ありがとうございました!


 桜花、鳴鳥、東風、朧月。花鳥風月がテーマだったようです。

 実に朗らかですねぇ。


 春川ミナ先生のマイページ→http://mypage.syosetu.com/542857/

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