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ノート(野茨龍誠)
八作目は、野茨龍誠先生が書いて下さいました。野茨先生、ありがとうございました!
春から始まる新年度を、白紙から始まる物語に見立てた詩です。
青春の1ページなんてよく聞く言葉ですが、白いページは新たな場所へ行く時には必ずあると言います。それを拾った人への想いと願いが描かれている作品です。
春、それは期待に胸を膨らませながら知らない場所に行くことが多い季節だ。
そこには必ず白紙のノートが落ちている。君の旅路を書きこむ自分だけの物だ。
人との出会い、義務、責任、期待という名の七色のペンで物語を綴っていこう。
時には真っ黒な、悲しみや苦しみの文字が出てきてしまうかもしれない。
しかしそれは貴方の新しい物語の1ページ。顔をあげ、立ち上がってほしい。
そのノートの1ページに、新たな話を始めるとしよう。
お読みいただき、ありがとうございました!
野茨龍誠先生のマイページ→http://mypage.syosetu.com/721541/