表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
春の200文字詩集  作者: 潮崎レオル:編集
2/10

都会、田舎(東雲流水)

 二作目は、東雲流水先生が書いてくださいました。東雲先生、ありがとうございました!


 人混み、電車や車の音、ビル、排気ガス、空港エトセトラ。都会は忙しく騒がしいですよねぇ。そんな都会から離れ田舎を訪れた時の、エッセイ風の詩です。

 ゆったりと春を感じることのできる良さが伝わってくる作品です。

********


春待ち恋しく道歩き

ふと遅降りの雪が見え

手にとってみれば雪柳

冬の名残を片手にし

東風(こち)の音を聴いた


雛菊携え(みな)を探し

平和を祈り墓に添える

蝶と蜂が踊るさなか

手を合わせて目を閉じた


桜吹雪が舞う家路

鞄片手にすれ違う

新入生の笑い声

「観桜の時期はいつ来る」と

「もうすぐ来るさ」と友は言う


縁側に座り陽に当たる

ウグイスの鳴く声遠くから

静かな春を感じる場所

たまの田舎も悪くない


********

 お読み頂き、ありがとうございました!


 東雲流水先生のマイページ→http://mypage.syosetu.com/591887/

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ