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春の200文字詩集  作者: 潮崎レオル:編集
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花見日和(潮崎レオル)

 どうも皆様、先陣を切らせていただく、潮崎レオルでございます。


 一週間ほど前のことです。散歩中にふと山のほうを見ると、近場の染井吉野よりも早く、山の桜が満開を迎えておりました。

 この詩『花見日和』は、そんな散歩中に思いつきました。楽しんでいただけると幸いです。

穏やかに吹く東風こちかぜ

その身委ねるはな花弁

長閑のどかな風に柔らかに乗り

春をしらせるように舞う


一斤染いっこんぞめの花の木に

メジロが蜜を求め来る

花に緑の顔をうずめて

白い目元も黄に染まる


黄砂で荒れる春空も

今日は澄みきる青い空

桜の色も蒼天に映え

花見る人にも笑みが咲く


酒の臭気も強くなく

人の姿も多くなく

チチチュンチュンと鳥は歌い

木は朗らかに明るく笑う


里の桜に先立って

山の桜は花見日和

お読みいただき、ありがとうございました!

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