出会い
この世にはわからないことが多すぎる。なぜ俺はこの世界に生まれ落ちたのだろう。こんな世界だから俺達はこんな形でしか出会えなかった。もっと…もっと違う形で出会いたかったー
俺の名前は霧崎真斗。私立立花高校に通う平凡…とは言い難い周りから見れば普通の高校2年生だ。なぜ俺が平凡ではないのか?その理由は曰く言い難い特殊な能力が俺に備わってしまったからだ。その能力とは『別れ』
もうお分かりかもしれないが俺の能力は俺自身が相手や相手の物に力を発揮した場合に何らかの別れが訪れるというとっても厄介なものなのである。そしてもうひとつ、その能力が俺の意志とは関係なく無差別に引き起こる、ということ。なぜ俺がこんな能力を持ってしまったのか…。それは小6の修学旅行の帰りに起こった。俺達はフェリーに乗って帰っていた。その時は他の修学旅行生もいて、とても賑やかだった。その時、俺は何かを見たー瞬間、俺は目を覚ました。周りには俺の同級生、そして、俺達と同じ修学旅行生。談笑してる彼等を見て俺は安心した。だが、同時に妙な違和感を覚えた。それが何かわからぬまま俺は中学生になっていた。
違和感が形になり始めたのは俺に中学の友達が出来た頃だ。いつも通り学校に行くと前日俺と遊んだ友達が泣いていた。理由を聞くと、友達の飼っている犬が車に轢かれて死んだそうだ。普段は家の外には散歩以外絶対に出ない優秀な犬だったらしいが、なぜか俺が遊びにいって帰った直後に外に飛び出して車に轢かれたそうだ。最初は可哀想で済んだのだが、それ以来俺が遊びに行って触った物が持ち主から離れていった。そして俺はこれが俺に宿った能力であると察した。そしてこんなことがたくさんあってか俺に友達はいなくなった。だがそれでよかった。俺に接すれば何か相手の大事なものがうしなわれるのだからー
そして、今に至る。もちろん今も友達なんてのはいない。いや、いらない。これ以上相手や自分を傷つけたくないから。そんなことを考えながら俺はHRに参加している。
「今日は前々から言ってあった通り転校生を紹介する」
先生がクラスの皆を制しながら言う。
「それじゃ、入ってきて」
ガラガラっと扉が開いた。賑やかだったクラスが静まり返る。そこには人間とは思えない、そう、例えるなら天の使い、『天使』の様な女の子が佇んでいた。クラスの注目を一身に浴び彼女はこう告げる。
「私にはあなた達を導く神の力が備わっています」
まだこれ初心者なんで、何か要望とかこうしたらいいよ的な意見とかあったら教えてください笑笑
続けるかは未定




