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STAP細胞事件といういじめ
昔、昔、東に東京という都市がありました。
少し昔、STAP細胞事件というものがありました。
確かに、研究不正した小保方さんは悪いけど、笹井さんを自殺に追い込む必要はなかったと思う。
結局、炎上事件の本質は、正義の名を借りた集団ヒステリーだと思う。
魔女狩りの変形だけど、自分が狂気に陥ってることに誰ひとり気づかないことに驚いた。
悟りの境地とは、意識の中に侵入してくる無意識(神)に気づくことだけど、人は自分の意識の連続性を保つことがなかなかできない。
ただ、小説家のように自分の思考を作品として残し続ける人は、たまにそれに気づいてしまうことがある。
「ママ、なんで小説家は自殺する人が多いの?」
「それは文章を書きすぎると自分のバカさ加減に気づいてしまうからよ」
「ふーん、困ったものね」
「困ったものよ」
おしまい。
なのかなと、思ってる。