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○○○ミックス
昔、昔、東に東京という都がありました。
ある日、首相が○○○ミックスという経済政策を掲げて、円安株高が進みました。
だけど、ドルベースのGDPは40%以上減少して行きました。
心ある人が警告を発しましたが、それも無かったことにされました。
そして、数年後の正月明け、大発会から日経平均株価は戦後はじめて5日連続で暴落していきました。
今も株価は低迷したままです。
「ママ、その東京に住んでた人はお金に目が眩んだの?」
「いろいろと説があるけど、お金に目が眩んだのね」
「ふーん」
おしまい。
小説というものは、本来、作者の狂気の反映であるとも言われています。
これは作者のための小説ですね。