表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/100

73 筆記具と部下

「筆記具の部下ってなんだろ?」

 分厚い辞書を引きながら彼女は尋ねる。

「なんでそのネタでたん?」

「上司部下で辞書引いてて、たまたま鉛筆目に止まったから」

 う~ん、とうなり背の高い彼女は答える。

「やっぱ、消しゴムじゃね?」

「あぁ、確かに上司の失敗消してるもんね」

 なるほどと頷くがすぐ疑問が浮かぶ。

「でも、ボールペンとかマジックとかだめじゃん、消しゴムはゆとりだな」

「じゃあ、同輩は修正液とかだね。後は修正テープか」

「なるほどなぁ」

 ――これが後の腐女子である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ