56 うんこでサッカー
今回は創作仲間のホーリーさんからのお題です。
よくもこんなき○いテーマをw
では短いですがどうぞお楽しみください。
「うんこでサッカーしようぜ!」
かいこう一番、彼らはとまどった。
彼らはなかが悪い。こうりゅーを深めるためなにかイベントをおこそうと、リーダーともいうべき彼はかんがえていた。
さいしょ、なかなかやろうとしない。
それでもさっかーぼーるをけりだすとみんなむしんでおいかけた。
「まけるか!」
「こっちこそ、まけてやるもんか!」
ねっきょーにわき、彼らはゆうじょーをふかめていた。
そして、勝ち負けがきまるころたがいのわだかまりがとけていた。
「よし、俺らはこれで友達だ!」
わきあいあいとしながら、ぐぅーとお腹がなるのを聞いて、彼は切りだす。
「じゃあ、めしでもくうか?」
さんせー、彼らはなかよくいってさっかーぼーるを食べ――
「すとーっぷ」
担当編集がネームの説明をしている僕を遮った。
「なに? うんこ食べんの?」
「はい、そうです」
あのさぁ、呆れたように彼は言う。
「たしかに子供向けの話と入ったけど、食糞はまずい」
「でも、これフンコロガシの話ですよ?」
それでもだ、彼は目頭を押さえて話す。
「色々と規制が厳しい昨今だ、昔だったらギャグだったかもしれないが今じゃちょっと違う。もうちょっと違う方針で進めてみて、これだったら教育漫画として売ったほうが売れる、子供向けマンガという始点でもっと詰めて」
わかりました、僕も彼の言うことは分からないではない。
仕方ない、と思い僕は編集部を去った。
お題提供者のホーリーさんの小説はこちらからです。
http://ncode.syosetu.com/n6472ci/
あっしのがひねった作品ならホーリーさんのは逃げずに真っ向からぶつかった力作です。




