21 洪水と主婦
母ちゃん(´;ω;`)(´;ω;`)ブワッ
って感じ。
主婦の一日は長い。
朝、子供たちを起こす前にすることがある、ASAGEの準備をし新聞受けから新聞を取り、子供と夫の弁当を作りそして余った時間でNEWSを見ながら食卓で夫と子供たちの話を聞き、頭のなかでは今晩のBAN-SANの献立を考えている。そして、子供と夫を送り出し夫にGOMIを持たせ時間を節約する。夫には力持ちと褒め立てる言葉やREIを忘れない。主婦の地位は影の王であるべきだ、そう多くの主婦は考え、常に夫を立てることを忘れない。
こうして慌ただしい朝が終わるとしても主婦に暇はない。今度はベランダに朝のうちに洗濯機で回しておいた洗濯物を取り出し日に当て乾かすのだ。しかし、今年は例年通りではない冷夏により雲行きが怪しい、だが、主婦はうろたえない。こんな時のために天気予報での情報収集に余念がないのだ。
そして、手際よく昼食の準備をしながらSOUJIをするために息子の部屋に入る。SYO-GAKUSEIに上がり部屋を与えたが、小さなものだ、いずれ巣立っていくのかと思うとすこし主婦もセンチな感情を抱かずに入られない。
そして、テキパキとSOUJIをこなし主婦は気がついた。ベッドに敷いてある布団。
「濡れている?」
主婦も手慣れたものだ、感情に働きかける苛立ちなどは覚えず、まず、ONESYOの証拠をケータイで撮影し、すみやかに布団を風呂場に持っていく。
ここで注意しなければならないのは、布団の問題は尿素に含まれるアンモニアなのである、濡れている事自体はさほど問題にはならない。
そして、主婦は四十度ほどの温度にしたお湯をかけアンモニアを流す。乾かすことさすがにこの天気では乾かないだろう、判断し主婦は愛車にまず布団を持って行き、買い物に行く準備とやり残したことはないかを確認しながら、料理参考サイトに載せられていた季節の料理の材料を買いに行く。
主婦の一日は長い。
だが、最後に後年息子を笑いものにするため今日のONESYOはブログに乗せておこう。
そうして、主婦の一日は終わるのだ。
次回は寺院と甲羅です。では早い再会を祈って失礼します。




