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17 ホウキと創造

今回はギャグです。筆者としてはギャグなのですが、これはギャグでしょうか? 良かったらどしどしどうぞ(意訳:感想ください)

 箒はその国にとって神聖なものとして扱われる。創造神話にホウキを神具として扱う神様が出てくるからだ。

 世界は混沌で満ちており天上から不浄を祓う神様が天上からとても大きなホウキを持ってきて、混沌を掃き清め人間が生まれたという。

 そのおかげかその国の人間は掃除を徹底しており、隣国からは綺麗好きという評判である。

 ある日その国で祭りが行われた。混沌を掃き清めたという神様が主役の祭りだ。

「え? 僕が神様の役ですか?」

 頷いて、村長が言った。

「君にはまことに適正がある、ぴったりと言っていい」

「でも、僕はみんなほど掃除が上手いわけではありません」

「そこじゃないんだ、神様を選ぶのは別のところなんだ」

 君は神様と同じ弱さを持っている、村長の言葉に彼は振り向いた。

「混沌を祓い、冥府の悪鬼を懲らしめ、人間を作ったという神様と同じ!」

 全てにホウキで、とつく言葉を発した少年は目を輝かせた。この国で神様と同じと言われることは王様よりも時として羨ましがれることなのだ。

「君は国産みの際、神様が神様自身も勝てない滅ぼせない悪魔が生まれたことを知っているだろうか」

 神様でも勝てない、滅ぼせない!? 少年は村長の語る新事実に目を白黒させた。当然だろう、ホウキで海を割り、ホウキで英雄を作り上げ、ホウキ術なるものまで生み出した神が滅ぼせないものがあるというのは、意外に過ぎることだ。

「そうなんじゃ、そして神様と同じ弱さを持つ君にもその悪魔には勝てない」

 だから、ぴったりなんじゃ――村長の笑顔に少年は手をとって肯定した。

 そして、村長は少年が去ったのを確認してから妻に話した。

「ふぅ、今年もうまくいきそうじゃわい」

「そうですね、でも、あの子可愛そうですね」

「なに、悪魔と闘いながら神と同じになるんだからあの少年も本望じゃろうて」

「いくらあの子が神様と同じホコリアレルギーだからって、そこまで似せることはないんじゃないかしら。ホコリ魔獣との決闘だなんて、毎年思うんですけどアレルギーで死人が出てもおかしくないですよね」

「これも伝統じゃ」

 そして今年も祭りが始まる。

 尚、全くの余談ではあるがこの国は後年強国の支配下に置かれその強国の支配力が収まった後ハウスダストの発見をする。これも神様のおかげなのかもしれない。

ホウキってすげー!


四角い所は丸くはけってよくわかっていない空白です。どうすんだろう。

さて、次回は絵本と寿命です。頑張って早く投稿したいと思います。

では、また次回よろしくお願いします。

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