貴様らに名乗る名前は無い。
いーやーだー。はーずーかしーいーぃー。
あ、でも、何言ってるのか分からなかったなら、被害は最小限だな。
不幸中の幸い・・・・・・でもぉ、はずかーしぃー。
「マスター、皆さん、怒ってるみたいですよー。」
え?
「玻璃、言葉分かるの。」
「マスターも、切り替えたら分かりますよー。」
切り替える?俺にスイッチは無いが・・・・ん~~~?
「ぱぱらぱっぱぱ~。翻訳ナタデココ~O山のぶYO風・南方のかほり。」
言ってみたら出来たよ、オイ。まぁ、深く考えないように、そうしないと正直きつい。
食べました~。
分かりました~(ワタナベアツシ風)
「何をごちゃごちゃと、分からない事をほざいていやがる。」
フム、背景に光が無いのが残念だが、せっかく高い所にいるんだ。
「他者の、持つ物を、奪い、攫い、傷付ける。人の命と物を奪い、それを恥じぬ者達。人、それを、強盗と言う。」
「なんだと、テメェ。」
誰だ、とか聞いて欲しかったな。(何だ、と聞かれていたら、「とんでもねぇ、わたしゃ、神様だよ」だったが)だが、かっこいい方で行こう。
「貴様らに、名乗る名前は無い!」
「「「「くそったれがぁー」」」」
悪人一山198がわめく、うーむ、没個性。せめて、モヒカンくらいはしていて欲しいものだ。張り合いが無い。
行くぞ、ロム兄さんの必殺技。
「とぉ、天空真剣・・・・剣が無い!」
「バカめ、丸腰で何が出来る。」
「マスターァ。」
あ、呆れてる。こうなっては仕方が無い。
「ならば、天よ地よ、火よ水よ、我に力を与えたまえ。」
=パイールッフォーゥメィション=
いえ、変化はしませんよ・・・・
「今度こそ食らえ、サンダースマッシュ。」
パンチだキックだチョップだ。いまだ、必殺天空宙心拳だ。
あらかた片付けたな。・・・・勿論殺してはいませんよ。
怯える相手に、声をかける。
「己が非道を、理解したか。」
「ば、化け物め、くっ来るな。」
「そうか、己を恥じぬか、それでは、引導を渡してやる。」
じゃーんぷ。
「ゴッドハンドスマッシュ!!!。」
あー気持ちいー。
「さてと、全員気絶してるみたいだが。大丈夫かな?死んでないよね。」
「マスターが、殺そうと思わなければ死にませんよ。」
「うむ、すばらしいチート。」
「大体、なんでも出来ますからね。」
「大体?出来ないことは?」
「死んで、3日以上経った人間を、生き返らせることは出来ません。三日たったら、他の世界、と言いますか、あの世に行ってしまうので。正確には、71時間48分12秒経った人間は、ですね。」
「他は?」
「後は、マスターの想像次第みたいですよ。」
「それは、本気出したら何でも出来るってことか。」
「そんな感じです。」
んー、チートーゥー。でも、嫌いではない。
「まぁ、良いや。ところでこの世界には、魔法ってあるのか?」
「んーとぉ、あるみたいですね。」
コメカミ押さえる姿が、可愛い。良いなぁ小動物。さっきのは、データの検索か?
「そっか、じゃ、大体の無理は通るな。」
馬車の扉を、やさしく叩く。
「すいませーん。周りの盗賊達倒しましたよ。もう大丈夫です。」
?反応なし。あれ?もしかして・・・・
扉を開けると、中で、血まみれで倒れている。娘さんが二人、それから、身なりの良いおじ様。
「ふおおおおぉおぉ。怪我してらっしゃる。」
血がスプラッタでグロイー。うーむ。さっき食った物を吐く・・・だが断る。
「彼の者達を癒し、健全な状態へ。」
ぺかー。
がこっぅい。
変な音がした。これが癒し?気分下がる。
お、起きた。
「くっ、わしとした事が。」
おじさん、ウェイキング。グーテンモルゲン。
「盗賊は倒しましたよ。怪我してたので、癒しておきました。」
「本当か、ありがとう。本当にありがとう。礼の言葉も無い。」
「いえいえ、そんな。人として当然のことです。」
照れるね照れるね・・・
「すまないが、名前を教えてくれないか?私は、バルベリトと言う。」
名前。・・・・・・・・・・・・っはっ。
「本当に、名乗る名前が無かったーーーー!!!!!」
「マスター・・・・ふぅ。」
素で忘れてました。
主人公の名前どうしよう。
ネタは、マシンロボです。かっこいいー井上和彦ー
アッテンボロー 009きゃー