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大聖女エルサーシアの娘たち~あっちゃこっちゃで大騒ぎ!  作者: おじむ
第三部第一章 侍女物語
78/97

*第78話 任務完了でおます

トモエの薙刀なぎなたでケツを突っつきながら

どうにかこうにか登り切りましてん。

大会議場には誰もおらんようですわ。


わ、わ、(ハヒ~)私はこれでも(ハヒ~ハヒ~)大統領なのだがね(ハヒ~ハヒ~)。」

「知るかい、そないな事。

それよりも第二会議室てどこや?」


「あぁ、こっちだよ。」


***


廊下の角からそっと覗いたら扉の前に

見張りが立ってんのんが見えましたわ。

こーゆー時は速攻一番でっせ!


「トモエ!いてまえっ!」


どっせぇ~~~い!(グルグルグルグル!)おりゃぁ~~~!(ブンブンブンブン!)

清盛はどこじゃぁ!(な!なんやお前は!)平家は(シュパッ!)皆殺しぞぉ!(ぎゃ~~~!)


そのまま会議室に突入して片っ端から

なで斬りですわ。


わははははははは!(シュパッ!シュパッ!)ぐわはははははは!(シュパッ!シュパッ!)

トモエちゃん(グルグルグルグル!)でぇ~~~~~っす!(ブンブンブンブン!)


エゲツなぁ~~~

けしかけといてなんやけど、

エゲツなぁ~~~


あっと言う間に首チョンパやんけ。

お姉様方は気ぃ失のうてはるわ。

そらそやわな。


ここは血の海やさかい、大会議場まで

移動しまひょか。


重力魔法でお姉様方を運びましてん。

そりゃぁもう丁寧に扱いましたで。

傷ひとつ付けてまへん。


さぁ!任務完了の合図でんな!

ドドォ~ンと一発!打ち上げ花火ですわ!

「『た~まや~~~!』」


天上ブチ抜いて大玉ですわ!


ヒュルルルルルルル~~~

ドドォ~~~~~ン!!!


***


キィ~~~~~~~ン!


「あ~、あ~、テス、テス、

もう良いかしら?    (いいよぉ~)

そう、じゃぁやるわね!」


『おすわりっ!』


***


たぶんやけど、

エイミーはんの音響系魔法に、

サラーラ様の精神系魔法を乗っけたんやと

思いますわ。


息ピッタリでんな!


ごっつい大音量の『おすわり』が

鳴り響きましたわ。

耳キィ~ンなりましたがな。

窓ガラス全滅ですわ。


こら首都全域で体育座りでっしゃろな。

キョ~レツゥ~~~!

なんせウチまで座ってまっさかい!


あっはっはっはっは・・・


なんでやねぇ~~~ん!

パンツ丸見えでんがなぁ~~~!


こんなん出来るんやったら、

最初からしなはれやぁ~!

反乱軍なんて一発で無力化できまんがな!


ネっさんなんか体育座り出来やんと

ひっくり返ってますやん!

そんだけ腹出てたら無理やわいなぁ~

なんやグキッって音しとったな・・・

挿絵(By みてみん)


「ネっさん、大丈夫か?」

「こ、腰イワした・・・」


「太り過ぎやねん、早死にするで。」

「えらいすんまへんな。」


「言葉戻っとるやないかい。」

「恰好つけんのアホらしなって来たわ。」


「その方がええで。」

「・・・さよか・・・」


「うん・・・こっち見んな。」

「見てへんわ!」


「ちらっと見たやんけ!」

「見てへんわ!そんなもん!」


「そんなもんてなんや!」

「なんやてなんや!」


「なんやてなんやてなんや!」

「なんやてなんやてなんやてなんや!」


「なんやてなんやてなんやてなんやて

なんや!」

「なんやてなんやてなんやてなんやて

なんやてなんやてなんやてなんや!」


「もうええわ!あははははははは!」

「がははははははははははははは!」

「おほほほほほほほほほほほほほ!」


トモエもお座りしてますねん。



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