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いのちの詩(仮題)

想(そう)

作者: 浮き雲

定型詩を七文字だけでつくると安定を欠いて、少し破調を感じてしまいます。そのおさまりの悪さが、この詩のイメージには逢っているような気がしています。

もちろん、気がするだけです。しなかった場合は、ご容赦願います。




口ずさむ詩 淋しき想い


流れて消ゆる 深き静寂に




誰にも云わず 独り携え


進みて気づく その重たさに




重たきものを 言霊をもて


軽しと言えば 木霊笑いて




重荷ならずば 夜を歩めと


闇の重さを 超えてみせろと




集うものらの 声に浮かされ


明日を待たずに 今日を旅立つ




行方も決めず 夜を歩めば


闇に融けだす 呪詛哀しくて




沈む想いを 眠らせる場所


探してゆこう いまは、ひとりで




足音ひとつ 月影ひとつ


湖水に映る ふたつ目の月




月を友とし しばし歩まむ


優し光を 身に受けながら




癒されて、なお この身のうちの


闇のすべての 消えぬ哀しさ




抱えてゆこう いまも、ひとりで


明日の光の とどく、先まで






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