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お嬢様、神を召喚

生徒たちが魔武器精製を終え、使い魔召喚に移ります。


「使い魔は友達でーす。下僕でも奴隷でもないので気をつけてやれよ。」


ルダイ様が注意事項を話しています。しかし禁忌召喚については話さなかったようです。


「何が出るか不安だよ。」

「ミサなら大丈夫ですよ。」


お嬢様。何を根拠に話してるんですかね。


「では、お嬢様。魔法陣を確保致しましたのでお使いください。」

「ありがとう。セバス。」

「ありがとうございます。」


お嬢様は何を呼び出すのでしょうか。

無難にドラゴンですかね。実力はあるんですから天使とかですかね。

自分のことのように年甲斐なくドキドキしてきました。執事たるもの冷静になり、笑顔でポーカーフェイス。

お嬢様頑張ってください。どうか猫でお願いします。

お嬢様が魔法陣に入り、魔力を流すと凄まじい光が発生しました。

光が収まるとそこには外見は燃えるような目と赤髪の大男で巨大な戦鎚を持った男が現れた。


アース神族の一員。雷の神にして北欧神話最強の戦神。一人で66体の巨人を屠った伝説の武人トールである。


神を召喚したのですね。残念です。



「嘘でしょ。」

《小娘がおれを呼び出したのか?》

「えぇ、私が呼び出しました。しかしなぜ神であるトール様が出てくるのですか?」


戦神トールなんて嬉しくない。強いて言えば猫が良かった。


《それは、まて。小娘…何故貴様から我のメギンギョルズを感じる。どうやって手に入れた!》


大声で叫びながら、ミョルニルを大きく構える。


「私が神器メギンギョルズを持っている?知らないわよ。どうしてこのような力があるのかもわからないわよ。」


お嬢様はトールに弁解します。


《正直に答えれば、楽に殺してやる》

「知らないと言っているでしょ。しつこいわね。」


お嬢様は神に向かって、魔力を高めて帯電しております。一触即発ですね。

ファイトです。お嬢様。



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