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執事、風邪の流行を終わらせます。

駄王の暗殺未遂から数日経ちました。今日もいつも通りにはいきませんでした。何故なら屋敷の私以外はインフルエンザにかかってしまいました。学園も皆インフルエンザになり休校になりました。軟弱者ですね。執事長やメイド長までも掛かってしまいました。旦那様はマスクをしてふらふらしながら自室で業務処理をしています。なんともみっともないので手刀で首を叩いて気絶して寝かせてやりました。溜まっていた仕事を数分で終え、お嬢様の看病に向かいます。お嬢様もかなりひどかったです。お嬢様のためにお粥を作り戻るますとお嬢様はうなされておりました。タオルを水で濡らし額を拭います。その感触でお嬢様を起こしてしまいました。


「セバス…。」

「はい。お嬢様…お加減は如何ですか?」

「最悪よ。駄目…感染るわ。」

「大丈夫です。空気を選択して浄化してますので。」

「馬鹿と…魔法は…使いようってよく…言ったものね。」

「馬鹿とは何ですか。私は軟弱な鍛え方はしておりませんので。」

「そう。私もう寝るわ。手を握って貰える?1人だと寂しくて。」

「かしこまりました。」


お嬢様が寝るまでずっと手を握っておりました。弱ったお嬢様も可愛いですね。

次の日になりスカーレット家の皆様は完全に回復しました。世間ではまだ回復しておりません。レン様でさえぐったりとしておりますのに化け物ですね。

いつまでも学園が休校というのもあれなので私は世界を選択してウイルスを消滅させました。すると先ほどまで鎮まっていた街が賑わいを見せました。この街はこうでないと面白くありません。




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