表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/81

執事、育ての親と戦います。

優勝したお嬢様と合流して、メンバーとの祝勝会のために屋敷に戻りました。何故か闇ギルドマスター『レン・シドウ』様も付いてきました。今日の反省会とともに成長と努力が実ったと話しておりました。お嬢様はレン様の実力を見たいと仰いましたので、私が相手することになりました。レン様は魔道具主体の魔導士です。めんどくさいです。勇者もなんだかんだでワクワクしておりました。逃げるのも癪なので修練場に移動して、互いに見合います。


「じゃあやろうか?セバスちゃん?」

「そうですね。」

武装起動ワークスオン魔装剣ブラスタード

「こちらも参りましょうか。」


私はナイフを構えて、レン様は装着型武装を身に纏い刀を構えます。お嬢様がコインを投げて落ちると、互いの姿がぶれて武器の火花が散ります。私はレン様の腹を蹴りまして距離を離すついでに、ワイヤーをレン様に貼り付けナイフを投げました。投げたナイフはレン様を囲むように展開されました。


「変わってないな。セバスちゃんは。武装変化…天輪。」


刀を変異させて剣を無数に分裂させ、レン様の周りを回転しました。ナイフが弾かれワイヤーも切り取られました。


「いくよ。武装変化…爆炎刃【爆流波】」

「やれやれこれは避けられないですね。【選択】」


剣を振り下ろすと炎の塊が私に向かってきました。選択魔法を使用しまして身体を通り向けました。それを見たレン様は呆然としておりました。


「なにそれ?」

「言うと思っているのですか?反撃開始です。」


私は瞬歩で背後に移動しました。レン様はそれに反応して剣を短剣に変化させて私に突き刺そうとしましたが空間と時間を選択して短剣の速度を遅くしました。右腕を掴もうとしましたが、蹴りをしてきましたが透過させました。腹に一発当てるとレン様は吹き飛びましたが体勢を整えて弓に変化させて放ちました。無数の矢が私を襲いますが反射を選択しまして、全ての矢がレン様に反射されますがそこにはいませんでした。私の背後に回っていました。仕方ないのでしゃがみ込んで右足でレン様を足払いしむした。踵から掬われる感覚に陥ったレン様に、靴に仕込んでいた剣を出して振るいます。


「く、そぉ。」

「終わりです。【壊神天体ブレイクピラー】」


負けじとレン様は倒れている体勢で盾に変化させて防ぎました。勢いを殺すことは出来ず倒れてしまいました。それを見逃すことはしません。レン様を蹴り上げて私も飛びます。ネクタイを解いてレン様に巻き付けました。レン様は頭から落下していますが近づいて腰に手を回して回転しながらそのまま着弾させました。


「さ、流石は、俺の教え子。」

「まだです。」


気絶しているレン様をさらに蹴り上げて袋叩きします。今までの恨みをここで晴らさせてもらいます。

レン様の空間を選択して磔にします。動けないレン様をサンドバッグのように殴り続けます。そして焦ったお嬢様が辞めの合図をしましたので終了しました。物足りなかったですね。お嬢様たちはそれを見た後解散しました。私は今までの話をレン様に朝まで話してあげました。ぐったりとした様子でしたがそのまま次の日の朝まで語っていました。

さて本日は個人戦のようですね。お嬢様には頑張ってほしいものです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ