お嬢様、勝利しました。
「カケル・カミノキか。お前も美味そうだなぁ!」
「勘弁してくれ。お前の相手は彼女がしてくれる。やれるよな?リゼ。」
「誰に言ってますの?もうパターンは覚えました。もうしくじりません。」
カケルは抱えた私を下ろしてさがった。
「これを使うとは思いませんでした。
【戦神状態】 」
私は奥の手を使用することになりました。魔力消費量が尋常ではなかった。あの森での修行は私にとっても有効だった。魔力量が大幅に増えたことにより時間もある程度伸びました。これで会長を仕留めます。
「ほぅ奥の手か。なら私もしようか。なに?」
会長の魔力が高まり足下の影が浮かんで包まれるかと思ったが消え去った。会長は周りを確認するように見回すとセラ・ダークネスとシャナ・ハイトが魔法陣を描いて唱えていた。それは特定人物の魔法阻害する魔法である。2人の魔法を合わせることにより反発して発動を邪魔をする高度な技術である。
「終わりです。」
「ふ、完敗だ。」
【雷槌回神】
巨大な雷槌が会長を押しつぶして会長は敗れた。これを機に団体戦はお嬢様たちが勝利をおさめたようです。
お嬢様はまだ強くなりますね。鍛え甲斐がありますね。もっと精進してくださいね。