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執事、勇者を懲らしめます。

数秒してから勇者が目を覚ました。


「こ、ここは…そうだ!僕はしばられて!」


回復魔法を掛けてやったのに礼も言わないとは、良い度胸ですね。

勇者はキョロキョロしながら辺りを見回して、セバスをみると溜まっていた血を吐き出した。

その血はびちゃっ!と音を立ててセバスの顔にかかった。


「……。」

(あちゃー)

(うわーあれキレてるよ。それとなんだこの異様な殺気は!それと鬼が現れた!)

《ぐるるー》

※怖い


透過魔法を発動していなかった私も悪いですが、こんなのはあんまりです。血を浴びたのは久しぶりです。未熟だった頃を思い出します。ふふふ。


「回復魔法を掛けてあげた相手にこの仕打ちとは、さすがは自己中の権化、妄想過剰の偽善者……20年生きていた中でこれほどの屈辱は2度目です。クフフ…」

「なんだ!お前は!」

「木に縛られたまま往復ビンタ1万回がいいですか?それとも全裸にして男の勲章を剥ぎ取り、刻まれてからのこの森の最深部に放置されるのどちらが良いですか?答えは…聞いていません。」


にっこりと血まみれの顔で爽やかな笑顔で勇者に問い掛けました。


「何を言っているんだ!縄を解いてくれ!彼女たちを助けないと!」


アホたちは『勇者様素敵!』と言っておりますが、あなた方の破廉恥な姿をみて鼻血を出していただけですよ。

自分たちの姿を恥じらいもないなんてとんだ尻軽ビッチなんでしょう。こんなのでも公爵家の令嬢とは国の未来が心配です。



 【   ポイズン  アーマー   】

         ➕     

 【  身体強化…影天神罰えいてんじんばつ  】

                   


毒を身体中に流し鎧を装着し、影・雷・毒を合成魔法を身体強化として掛けました。


「どうするのかしら?」

「見たこともない魔法だ。」


「な、なにを!」


ここが開けた場所で良かった。危うく環境破壊するところでした。


「では良い旅を!」

《毒魔法》【毒下痢矢ポイズンアロー


勇者にビンタをして麻痺毒、神経毒を流してこみ、動けなくした上で空へ投げ飛ばして、酷い下痢をひと月起きるように毒矢をぶちかましたました。

運がよければ海に落ちるかもしれません。助かったとしても下痢を誘発するので漏らします。お漏らし勇者うんことはおもしろいですね。



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