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追憶令嬢の徒然日記  作者: 夕鈴
第二章

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第百二話 後編 追憶令嬢15歳

ごきげんよう。レティシア・ルーンです。

平穏な人生を目指す公爵令嬢ですわ。

ステイ学園3年生です。


ブレア様達からハンカチと魔石の話を聞きセリアの部屋でハンカチを刺繍しました。

リオの好きなルーン領の花で染めた青い糸でマール公爵家の紋章を刺繍しました。

自分の象徴は刺繍できませんでした。世の令嬢の強さは感心しますわ。私にはご令嬢達のように勇気はありません。象徴以前にこのハンカチも迷惑かもしれません。リオは昔から大人気ですから、ハンカチをたくさん貰っているでしょう。


「ルーン嬢!!」


呼ばれる声に我に返りました。廊下でハンカチを持って固まるなんて不審者ですわ。令嬢モードの笑みを纏い声の方に振り返ると見慣れない男子生徒。廊下を勢いよく駆け寄ってくる3人の男子生徒に驚くとシエルが私の前に出て背に庇いました。


「ルーン嬢、助けてください」


大きな声で話す男子生徒に見覚えがありません。そして所作も荒く礼もないので上位貴族ではないでしょう。


「お願いします」


私の前に立ち助けてくださいと言われますが、切羽詰まった様子はありません。私と男子生徒のやり取りに視線が集まっています。廊下で騒ぐのは非常識ですが見知らぬ殿方と移動することはできません。シエルが私の前に立つのは危険と判断したからでしょう。男子生徒の瞳には敵意、蔑み、よくない感情が見えています。返答しない私に苛立ち眉を吊り上げた男子生徒から伸ばされた手を躱そうと一歩下がると、伸びる手が誰かに掴まれました。シエルが礼をして後に控えました。


「平等の学園とはいえルーン公爵令嬢に無礼がすぎると思うけど」


この光景はステラを訓練室で庇った時と同じですわ。グランド様が私を背に庇い男子生徒の腕を掴んでいます。


「それは」

「先触れもなく複数で詰め寄るのも非常識だと思うけど」


令嬢を颯爽と助ける姿は素敵ですわ。穏やかな声で男子生徒に向き直って窘めてくださる所も。エイベルのほうが人気があるのが不思議です。グランド様に嫁いだら大事にしていただけそうですわ。ノア様とは大違いですわ。違います!!ぼんやりとグランド様と男子生徒のやりとりを眺めている場合ではありません。いまにも手を出しそうな男子生徒と向き合うのは危険ですがグランド様がいるなら大丈夫ですわ。グランド様の優しさに甘えて、このままお話を伺いましょう。


「グランド様、ありがとうございます。ご用件はなんでしょうか?」

「ルーン嬢!!」


詰め寄ろうとする男子生徒を視線で制してくれます。すぐ人に腕を伸ばすのはどうかと思いますわ。廊下で視線を集めてますがいつものことですわ。諦めましょう。


「仲介を、説得をしてほしいんです。どうか力を貸してください」


ニヤニヤとした笑みを浮かべる方の頼みを聞く方はいるのでしょうか。呼ばれたので用件は聞きました。自分を見る下品な笑いに寒気がしそうですわ。動揺してはいけません。常に優雅にですわ。


「詳細をお話しいただけない限り安易に了承はできません」

「こっちが下手にでていれば、いい気になりやがって」

「バカ!!やめろ」


拳を握って振り上げた男子生徒をお友達が羽交い締めにしました。


「申しわけありません。こいつは頭に血がすぐ昇り、」


全く事情がわかりません。見ず知らずの方にこんな風に頼み事をされたことはありません。お断りするにも正当な理由を言わないと納得していただける雰囲気はありませんわね。困りましたわ。


「彼らはルメラ嬢の取り巻き連中だよ」


グランド様が囁く声に納得しましたわ。ルメラ様のために婚約破棄された殿方ですわね。

私が手を貸さないという噂はご存知ないのでしょうか?

お父様の命もないので、強引に復縁を迫られる令嬢達の保護にしか動きません。


「お力になれません」

「どうして!?ルーン令嬢は平民や下位貴族にも優しいんだろう?」


驚いた顔で批難の声を浴びせられますが、意味がわかりませんわ。令嬢は自分の価値を高めるべきなんですが、今回はやめましょう。誤解を解かないといけませんわ。


「人違いですわ。私は一度も誰かに優しくしたことはありませんもの」

「困っている先輩の頼みを断るなどできないだろう?平等の学園で」


年功序列というものがあります。年上の者が年下の者を庇護し、年下の者は年上の者を敬うこと。ですがそれは状況によって異なります。

見知らぬ先輩の頼みを聞く義理はありませんわ。平等の学園でルーン公爵家の口添えを期待してるのに白々しいですわ。逆らえないだろうというニヤニヤした下品な笑みもいかがなものかと思いますわ。


「私のルーン公爵令嬢としての力を利用しようとしているのなら話は変わります。家と家の問題に口を挟むことはできませんわ。ルーン公爵家が仲介した婚約ならまだしも、それ以外の婚姻には干渉致しません」

「嘘だろう!?お優しいルーン令嬢は俺達を放っておけないだろう?」

「人違いですわ。復縁したいならお相手に誠意をみせて、もう一度婚姻を願っていただけるように心を掴むしかありませんわ。一度破棄した婚約を結ぶかは難しいと思いますが」

「なんで男に庇護されないと生きれない女に頭を下げなきゃいけないんだ。お前、何様だ」


困りましたわ。この方々も話を聞いてくれません。

女性貴族にも役目がありますわ。グランド様さえ呆れて苦笑してます。

グランド様は私が手を出されないように傍にいてくれるんですよね。

エイベルと違って頭が良い方ですからここで私がはっきり断らないと付きまとわれるかもしれないので見守り姿勢です。援護は期待できませんわ。


「いい加減にしろよ。何もできない女の分際で偉そうに」


シエルから一瞬冷たい空気が出ましたわ。

先程からの女性への侮辱の言葉のために貴方達を見つめる令嬢達の視線が冷たくなってることわかってます?

上位貴族ほど令嬢の矜持は高いんですよ。その女性を不要と扱う意味をわかってますの?


「訂正してください。私達が殿方に頼らないと生きていけないなんて侮辱ですわ」

「子供を産むしか価値がないのに?」


血を残すことは大切ですわ。でもそれ以上に家を守らなければいけません。


「もちろん血を残すことは大事なお役目ですわ。他にもたくさんありますのよ。殿方の活躍の陰には女性の献身がありますのよ」

「えらそうに。お前なんて家の力がないとなんにもできないくせに」


貴族社会は家を背負っています。私とルーン公爵家を切り離して考えることなどありえませんわ。蔑んだ顔や怒りの顔、戸惑いの顔を浮かべる三人に向けて優雅に微笑みます。


「私はルーン公爵令嬢ですから、務めを果たすだけですわ」

「慈悲深いと有名なルーン令嬢が偽物だったなんてな」


この学園にルーン令嬢は私だけですが、どなたと勘違いしてますの?過去に在学してルーン令嬢でしょうか?


「グランド様、どのルーン令嬢のお話でしょうか」

「在学中のルーン令嬢は君だけだよ」


ですよね。どうしましようか…。私は過去のルーン令嬢の学園での様子はお勉強してませんわ。


「俺の婚約者への無礼は覚悟があってのことだよな?」


後から聞こえる声に振り向くとリオとノア様が近づいてきました。


「なんで、お前が」

「大事な婚約者に男が詰め寄っていたら心配で駆けつけるだろう?」


ノア様が呼びに行ってくれたのでしょうか。令息の指導は私よりもリオのほうが適任?いえ、男子生徒の一人は怒っているご様子は暴力沙汰になり生徒会案件になる可能性がありますわね。グランド様とはいえ、私を庇って3対1ですと不利ですわ。私は体術はまだまだですし。

ノア様が心配そうに見てるので安心していただけるように笑みを浮かべます。リオなら大人数相手でも風魔法で瞬殺ですわ。そっと伸びるリオの手に肩を抱かれて抱き寄せられました。リオが私の頭を一撫でしたのであとはお任せして大丈夫ですわね。


「優しくて気弱なルーン令嬢なら思い通りになると思った?」

「こいつ、全然話と違う、俺たちは騙されたんだよ」

「別にお前らに彼女のことを理解してほしいなんて思わないよ。俺の婚約者への無礼は許さないけど。まぁお前の言葉でご令嬢達は、敵に回っただろうがな」

「何を」

「逆恨みして俺の婚約者に手を出したら覚悟しておけ。そんな気もおきないくらいに追い詰めるけどな」

「そんな脅しきくかよ。三男のお前に何ができる」


男子生徒の言葉は不敬の塊です。

マール公爵家への非難に聞こえる言葉はまずいですわよ。リオは敵には容赦がないです。平等の学園であっても家を非難されれば動きますわよ。でも普段は温和ですし今は社交の時の爽やかな笑顔なのでリオならいつも通り論破して収めてくれますわね。


「マール公爵家の三男なんてたかがしれているか。ならたまには遠慮なくいかせてもらうかな」


あら?予想の言葉と違いますわ。顔を見ると優しく笑い返されます。怒ってはいませんわ。

「リオ?」

「シア、残念ながら今回はルーン公爵家の出る幕はない。俺とマール公爵家の侮辱だ。下位貴族の無礼を許せるほど甘い世界じゃないから。もちろん家にも責任とってもらうよ。教育不足だ」


笑顔と言動があってませんわ。優しく微笑みながら言う言葉ではありません。ここはグランド様に頼るしかありません?


「グランド様!!」

「今のリオは俺には無理だよ」


グランド様も無理?

そんなに怒ってるようには見えないんですが…。まずいですわ。リオは有言実行。丁寧に忠告するなら本気で動くつもりなのはわかります。


「謝罪を。このままですと取り潰されますわよ」

「は?」


人に手を上げる前にお勉強して頭を動かしてくださいませ。ここで彼らがリオに謝罪すれば穏便にすまされる可能性がありますわ。ありえないという顔をされてる三人にわかりやすく伝えるしかありませんわ。


「リオはマール公爵家直系。その気になれば伯爵家も潰せますわよ。物理的にも社会的にも。どなたか存じませんが、あなたのお父様よりリオの方が権力ありますわよ」

「シア、こんなやつら貴族の恥だよ。害にしかならないなら不要だ」


リオの言葉が乱れてますわ。優しく嗜めるように話されますが頷くわけにはいきませんわ。


「リオ、落ち着いてくださいませ。家を侮辱されて怒る気持ちはわかりますが」

「後は俺に任せて。これはうちの問題だから。サイラス、シアを送ってくれ」


このリオを野放しにしていけない気がしますわ。絶対に物騒なことをしますわ。やはり私が頑張るしかありませんわ。動揺を隠して涼しげな笑みを浮かべ始めたリオに微笑みかけます。


「リオ、これは私の役目ですわ。令嬢達の役目を殿方に理解していただかないといけませんわ。不幸な女性を生まないためにも、しっかりお話ししますわ。ね?」

「必要ない。いずれ廃嫡か取りつぶしだ。時間の無駄だ」

「ルーン嬢、今のリオは何を言っても無駄だよ。行こう」

「でも」

「レティシア、これはマール公爵家の問題だ。わかるだろう?」


強い口調でマールの名前を出したリオには私は介入できませんわ。家の矜持を傷つけられて黙っていることはできません。仕方ありません。彼らは不敬を働きましたし自業自得ですわ。


「申し訳ありません。立場をわきまえずルーン公爵令嬢としてあるまじき発言を致しましわ」

「いずれマールに迎えるレティシアの言葉を不敬に問わないよ。俺が送れなくてごめんな」

「ありがとうございます。お気持ちだけで」


謝罪を口にして頭を下げようとすると額に柔らかいなにかが触れました。驚いて視線を上げるとリオの顔が近くに。まさか、甘く笑う顔に胸の鼓動が速くなりリオから離れました。


「朝、迎えに行くから。サイラス頼んだよ」


「失礼しますわ」


赤面しそうになり見られないように礼をして足速に去ると後ろに気配があります。気持を落ち着けて振り向くグランド様とノア様でした。そういえばリオに頼まれてましたわ。


「グランド様、私は一人で大丈夫ですわ」

「寮まで送らせて。リオに頼まれたから」

「ありがとうございます。ノア様にリオを呼びに行かせました?」

「雰囲気がまずそうだったからね」


確かに殿下にご迷惑をかける前にリオに動いてもらうのは英断ですわ。さすがグランド様ですわ。私はそこまで思いつきませんでしたわ。視野の狭さは反省しましょう。


「手を出されたら生徒会案件ですものね。ノア様もありがとうございます」

「いや、大丈夫」


頷くノア様。お二人には後でお礼をしましょう。でも少しだけ今回の件は驚きましたわ。


「リオがあそこまで家のことで怒るとは知りませんでしたわ」

「え?」

「いつもの涼やかな笑顔で論破しておさめると思ってましたの。あんなに矜持が高かったなんて驚きましたわ。私はリオ兄様のことを知ったつもりでいましたわ」

「ルーン嬢、リオ様は」

「ノア、黙ろうか」


二人に哀れみの視線を向けられています。長い付き合いなのに大事なことをわかっていないのは反省すべきですわ。三男とはいえマール公爵子息。矜持は高くて当然ですわね。私に呆れている二人に送られて寮に帰りました。二人にはお世話になったのでルーンの回復薬とお菓子をシエルに頼んで届けてもらいました。

この一件から婚約破棄騒動の復縁を求める殿方に声をかけられることはなくなりました。

ただ令嬢達に握手を求められることが増えたのはどうしてでしょうか?



翌日リオが寮まで迎えにきました。

昨日の件については聞きません。マール公爵家の問題ですもの。挨拶をするリオの顔はいつも通りで機嫌も悪くありません。お説教もないことに安心して笑みがこぼれました。


「シア、これ、昨日落としただろ?」


リオの手にあるのはハンカチです。忘れてましたわ。いつの間に落としたんでしょうか。

詰め寄られそうになった時でしょうか。

まさか中をみてませんよね。

差し出されるハンカチを受け取ろうと手を伸ばします。


「ありがとうございます」


え?

ハンカチを遠ざけられ差し出した手を握られます。リオが笑っていますがもしかして、


「それ、俺にくれるんじゃないの?」

「見ましたの!?」


余裕のある笑顔で見つめられてます。この顔は絶対に見られてますわ。恥ずかしい。なんで落としたんですの!?

撤退しましょう。駄目です。手を繋がれていますわ。どうしよう。

仕方ありませんわ。覚悟を決めましょう。事情を話して返してもらえば。顔を見る勇気はないので下を向くのは許してくださいませ。


「リオ、無理しないでくださいませ」

「え?」

「引きますわよね。気持ち悪いですわ」

「シア?」

「ハンカチなんてたくさんあっても困りますわ」

「シア、落ち着いて。俺は嬉しいよ。引かないから」

「引かない…。気持ち悪い?」

「気持ち悪くないから。嬉しいよ。これ俺のためでしょ?」


覗き込まれる顔には嫌悪はありません。むしろ嬉しそうに笑っていますわ。コクンと小さく頷くとそっと抱き寄せられ胸の鼓動が大きくなります。


「すごく嬉しい。ありがとう」


顔が赤くならないように必死で令嬢モードを装備して見つめる顔は引かれてませんわ。むしろ機嫌が良さそうです。


「そんなにハンカチが欲しかったんですの?」

「勿論。シアが俺のことを想って刺繍してくれたなんて宝物だよ。どうした?」


あら?そういえばリオは昔から令嬢達にモテモテでした。

ハンカチは殿方の人気の証拠…。


「それは他のご令嬢にも言ってますの?」

「まさか。シア以外から贈り物なんて受け取らないよ」

「渡すだけでも満足」

「そんな自己満足に付き合う必要ないだろ?家の得にもならない」


嬉しそうに他のご令嬢のハンカチを受けとる姿を想像すると胸が痛みます。ですが、サラリと言う言葉は優しいリオらしくありませんわ。


「リオ、それもどうかと」

「俺が贈りものを貰って嬉しいのはシアだけだよ。他のご令嬢からのものなんてゴミとしての価値しかない。俺、シア以外の令嬢嫌いなんだよ。」

「それって私の所為ですか?」


リオは幼い頃から私への令嬢達の嫌がらせを見てました。やはり女嫌いになってしまいましたの…?幼いリオには刺激が強いものばかりでしたわ。

リオの手がポンと頭に乗せられ優しく髪を撫でました。


「違うから気にするな。色々あるんだよ」

「あんなに人気なのに。殿方に恨まれますわよ」

「俺は代われるなら代わってほしい。シアだけいればいい」

「リオのファンの皆様に聞かれたら大変ですわ」

「俺の外見と家に興味があるだけだよ」


リオとマール公爵家を切っては考えられません。ありえない想像に笑みがこぼれましたわ。


「リオが廃嫡されたら私だけのリオになりますのね。それも魅力的、いえ、グランド様がいるから無理ですわね」

「シアが望むなら廃嫡されてもいいけど。それだと婚姻できないか。もうその妄想やめないか。俺にはシアだけ。サイラスなんて大事じゃない」

「リオが素直じゃないことはお見通しですわ。授業に遅れますので急ぎましょう」


拗ねてるリオに笑いがとまりません。

リオの腕から抜け出しても繋いでいる手はそのままです。仕方がないのでブツブツ言ってるリオの手をひいて教室を目指します。令嬢モードのおかげで顔も赤くありませんわ。拗ねているリオはグランド様が回収してくれました。

やはり二人は仲が良いですわね。リオはグランド様にだけは素直になれませんのね。時々体がおかしくなりますが、きちんと制御する方法を身につけていけることにほっと息を吐いたのは内緒ですわ。

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