表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ルーデル異世界奮闘記  作者: ゆきうさぎ
2/6

昨日と今日でそう簡単に変わってたまるものか

感想など頂けると作者のモチベーションが上がります。

更新速度に影響するかも!?

ルーデル一行は戸惑っていた。何故なら、急降下中であった筈の自機、僚機が何の前触れも無く水平飛行している上、眼下には見覚えの無い風景が広がっていたからだ。


ルーデルたちは元々、ドイツ第三帝国の敗北を知り、連合軍に降伏するためドイツへと向かっていたのだ。

当然、戦争の影響で街は廃れ、戦闘の際に受けた傷跡がそこら中にある筈なのだが、そんな物は見受けられないし、ルーデル編隊の向かう先には、防壁に守られた市街地があった。


しかし、ここが何処かも分からない以上は安全の保証は無い。ルーデルは僚機に対地・対空警戒を共に厳重にするよう指示し、ふと地上に目をやった時だった。


民間人のものと思しき馬車が街へと向かう道路上に停止していた。

それだけなら何ともないのだが、周囲の状況が明らかに異常だ。


形こそ人間に似ているが、非常に巨大、豚に例えられる醜い顔。

そう、オークが数えきれないほど近くの森から現れ、馬車に襲いかからんとしていたのだ。

それを見たら後の判断は早かった。


「隊長から全機へ。地上の未確認生物...恐らくオークを排除、眼下の馬車及び民間人を援護せよ!」


ルーデルは何となく察していたが、この一件で異世界に来たという実感を得たルーデルは指示を出す。


異世界初戦闘の幕開けである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ