人物紹介
とても区切りがいいので、人物設定を置いて行きます。
もともとの初期設定、ネーミングセンスのない作者による名前の由来などを、人気投票の中間発表もかねて暫定順位順で紹介していきます。
・クリスティーナ・ノワール
人気投票では、相変わらずの圧倒的第一位。
書籍版のイラストによってアホ毛が付きました。超似合ってます。思わず購入特典のSSのネタにしてしまいました。アニメイトで購入すると付いてきます(販促)。
最新話で、いまだかつてないほど負けを期待されて確信されている主人公ですが、きっとここから天才的な思い付きで駆け抜けていってくれるでしょう。
もしかしたら気が付いている方もいらっしゃるかもしれませんが、天才というよりは早熟で優秀な努力家。ただ、きっと人を惹きつける何かがある。
初期の構想から、ほぼ変わらずに動いてくれている主人公です。
名前の由来は、特になし。なんとなく貴族っぽく、親しみやすい愛称がある響きを選び『クリス』に落ち着きました。
・ミシュリー・ノワール
意識的にか無意識的にか、姉の前では常にあざとかわいい妹。最近覚醒した。
書籍版ではちょっぴり瞳の色が変わってます。特に意味はありません。ええ、かわいかったからです。
母親譲りのスペックの上限値はクリスどころかマリーワよりも高いですが、有り余るステータスを対姉特化仕様にしているので、クリスに関わらない事柄に関しては無害で天使ないい子です。
いまでこそ信じられないかもしれませんが、初期設定では腹黒ではなく、どこまでも純真無垢な子にしようと思っていました。話数『23』あたりで、嫉妬のアクセル踏み間違えてやりすぎに気が付きましたが、ブレーキ踏むのも変だなと思い、そのまま突っ走ることに。
名前の由来は特になし。かわいらしい響きの名前にしようと思って『ミシュリー』にしました。
・マリーワ・トワネット
かなり僅差で第三位。時々ミシュリーを追い抜かしている。
書籍版では超絶美人に描かれています。後姿が異様に頼もしい、立派な大人。
クリスに期待しているのは能力ではなくて、そのカリスマ性。きっと時代を牽引してくれると思っている。そしてミシュリーには、各種勝ち方の他、常識を教育しようかどうか悩んでいる。イヴリアのことは、大人げなくも大っ嫌い。話の都合上、出番は減るだろうなぁと思います。
初期設定では、何でもできる人というわけでもなかった。というか、こんなに活躍する予定ですらなかったです。
名前の由来は、マリー・アントワネット。特に史実の人と関係はありません。覚えやすい響きにしようとして、誰もが知っている有名人をもじりました。
・シャルル・エドワルド
ヒーロー部門では第一位。
大好きなクリスのために、嫌々ながらもミシュリーと手を組んだ。協力はするものの、出し抜く機会を虎視眈々と狙っている。
ミシュリーと同じく、シャルルも微妙に目の色が変わりました。ええ、かわいかったからですが、それ以上の理由はいるでしょうか。
初期設定では素直な子犬系にしようかなと思っていたら、なぜかああなった。たぶん、ミシュリーに引っ張られた結果です。
名前の由来はネットで『王族名簿』をぼーっと眺めていたら見つけた名前。
・サファニア・カリブラコア
根暗で毒舌なツンデレ。最近、本気を出そうと決意した。
運命さんこと『迷宮デスティニー』では登場すらしなかったが、クリスと関わることによって大きく人生を変えることになった。
スペックの上限値は、実はクリスとそう変わらない設定。努力とやる気の差で、現在クリスとは大きく差を付けられている。ポンコツ二号の汚名を返上できるかどうかは、これからの成長しだい。とりあえずコミュ力を付けようと頑張っている。
初期設定では、もっとちゃんと秀才な子になる予定が、初登場からしてポンコツだった残念な子。
名前の由来は、花の名前。ええ、そうです。サフィニアとサファニアを勘違いしてました。ちなみに、苗字も花由来です。花言葉は『咲きたての笑顔』だそうです。
・レオン・ナルド
お父様に負けた前回に比べて、だいぶ出世した。
書籍版だと、意外なくらいイケメンに描かれてもらってる。
初期設定は……なにも考えてな――い、いや。漠然と活発なキャラにしようなーぐらいは考えてました。なんにしても、今は好きな子のために行動することを決めている。
名前の由来は、レオナルド・ダ・ヴィンチ。レオナルドって何かカッコいい名前だなと漠然と思い、分割したらこんな名前になった。
・エンド・エドワルド
残念俺様系ヒーロー。
登場当初は嫌われていたが、男版クリスな性格と判明。クリスと仲が悪いのは、ミシュリーとシャルルが仲悪いのと同じ。同族嫌悪です、はい。クリスと手を組むことになったが、言いようのない不安を覚えている。……ガンバレ。
初期からポンコツ三号になることは決定してました。作者が俺様系はポンコツもしくは不憫系じゃないと許容できないので、そうなった。
名前の由来は、大好きな作家『ミヒャエル・エンデ』の苗字をもらってのこと。最初は『エンデ』という名前にしようと思っていたが、誤字で『エンド』になった。ただのタイプミスでしたが、完全にらしい名前だったので、そのままにしてあります。
・お父様
ノワール家当主。
現在、娘に嫌われたり、義娘に狙われたりといろいろと不憫なことになっているよな、割りと自業自得なようなという状況に陥っている。
実は名前は決めてあるんですけど、出す機会を逸しました。このまま敢行するかどうしようか悩み中……。
・例のメイド
名無しキャラの割には、割と人気。
ノワール家の使用人としては新参で、オックスとは順調に交際中。最近、お嬢様が反抗期に入って妹様とケンカしているようなのが悩みの種である。
書籍版で名前が付きました。本編ではちょいキャラですが、書下ろし、特典SSでは被害者として大活躍している。
・イグサ・トワネット
マリーワさんの甥っ子。エンド殿下が学園に入学すると同時に剣術指南役の役目を終わり、騎士団に戻っている。
叔母であるマリーワさんを尊敬している。
・イヴリア・エドワルド。
神様に愛された人。本編だと割とまともに見える不思議。
異様にスペックが高く、意図的にコミュニケーションに特化していた。やりたいことをやるために生きていたような人。
名前の由来『イヴ』と『マリア』を合わせて読みやすくしたもの。なんとなく、神聖な響きになるようにしたかったのです。
・お母様
クリスの原点。
描写はほぼないものの、クリスが決して忘れることのない人の一人。
書籍版では、ほんのちょっぴり出番が増えている。
・オーギュスタン・イスタル
たぶん、この作品一の紳士。
学園編に入ったら、娘さんが活躍する予定。
ただ……この人に、子育ての才能は、ない。
・オックス
シャルルの付き人。最近めっきり出番が減った。
特典SSでフルネームが出ました。名前の由来は、某有名大学なので簡単に予想が付くと思います。
ところで、てめえ一票も入ってないってどういうことだおい。
・シリアスさん
惜しまれつつも、お亡くなりになりました。
しかしこのシリアスさんが倒れても、第二第三のシリアスさんが……!
・(´運ω命`)さん
もう虫の息です。クリスの心の中でだけ生きています。




