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青と赤

小さい頃、私はお母さんによくこの話をされた。

「千秋?ママはね、あなたをちゃんと愛してる人と幸せになって欲しいの。たとえその人が悪魔でも、死神でも。」


10年後

⬜︎⬜︎県立◯◯高等学校入学式


「えぇ〜、皆様がこの学校に来たことを嬉しく〜」

私はそれから高校に入学し、今とても長くてつまらない校長の話を聞いている。あっ、終わったな。これから自分の教室に行くらしい…が私には不安しかない。

「あ、あの…」

声をかけてくれた人にも

「なに、なんか用でもあんの?」

「ひっ!(逃げていく)」

「あ、」

これだ、私の難点。口が悪いことだ。意識している訳ではないし、昔からこうだった訳でもない。中学の頃の出来事がきっかけで、緊張したり、ストレスを感じると口調が悪くなってしまうのだ。

「私のクラスは…「1年5組かぁ」」

え?

「ん?君、おんなじクラスの人?俺、赤司拓馬って言うんだ!よろしく!君は?」

あぁ、この人の顔を見た瞬間思った。この人は私と住む世界が違う。それに同じ世界にも住めない。そしてまた私の悪い所…

「は?なんで教えなきゃいけないの?自分で見てよ」

あぁぁぁぁ!なんでなのよ〜!あんなよくしてくれた人にあんなこと言って、もう無理、私の高校生活終わった…

「皆さん初めまして、今日からみなさんの担任になる小澤沙織おざわさおりです。これからよろしくお願いします。(ぺこり)それじゃあ、みんなの名前を覚えるために自己紹介をしていこうと思います!まずは出席番号1番の人から〜」

もう死んだ。私の大っ嫌いな自己紹介。しかもあ行だから結構早いし、何より後ろの席が赤司君…!

「それでは、次、青野さん」

席を立つ

「…青野千秋あおのちあきです。犬が好きです。よろしくお願いします。」

よかった〜!奇跡が起きた!私は1日に1回だけ、口調が落ち着く時があるのだ、それが今では本当に、助かった!

「それじゃあ次、赤司さん」

「はい!俺!赤司拓馬あかしたくまって言います!趣味は写真を撮ること!みんなよろしく!」

さすが、陽の人間。私には関わらない世界の人げnツンツン

ん?肩を叩かれた気が

「千秋さんって言うんだね、俺も犬の写真とかよく撮ったりするんだ!(小声)」

え。ちょっ。無理。こんな良い人が後ろの席とか

「あっそ…」

もうやだ、生まれ変わりたい。

本作が初めてなので誤字脱字があるかもしれません。温かい目で見てくれると幸いです。

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