表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/129

クレクレ星人の独り言「イザベラのこと 2」

 イザベラとのお付き合いが始まって、一緒に散歩に行ったり、一緒に食堂でご飯を食べたり、部屋に呼んで料理をふるまったりしてみて、分かったことなのだけど、イザベラは若い日本から来た留学生の女の子たちとはちょっと違っていた。

 留学生の女の子たちの大半は、ご飯をおごったり、手料理をふるまったりしても、その場でお礼を言うだけで、お返しをする子はあまり居なかったけど(もちろん、何人かの女の子はきちんとお返しをしてくれた。)イザベラの場合は必ずと言っていいくらい律儀にお返しをしてくれた。

 大学の寮の食堂(外部の人も利用するちゃんとした食堂だった。)で食事を奢ると、必ず奢り返してくれたし、料理もビールも全部、こちらの持ち出しで、花見をした時も、後になって、大学の寮の食堂に、花見に同席していた若い男の留学生の子も一緒に、二人とも招いてくれて、食事をご馳走になったし、ダイソーで買った百均の携帯灰皿をあげた時も凄く喜んでくれたけど、しっかり、そのあとでジャスミン茶をくれた。

 とにかくイザベラはとても律儀な女の子だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ