第五幕 やっと・・・・・ついた
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ぐっもーにん、えぶりばでー、春斗です。千秋の、というか、ヌンチャクの、いや、血だらけのおじさんの、いや、全部か。先ほど言った人たち(?)のせいで、ナツミカンはすっかりへこんでしまいましたとさ。
めでたし、めでたし。
や、まだ終わらないよ?
で、俺達はすっかりへこんだナツミカンと共に教室へと向かっている。
「うう・・・・・ヌンチャク・・・・・血だらけ・・・・・おじさん・・・・・ピク○ン・・・・・」
重症だな、こりゃ。
「そんなにへこむな、ナツミカン」
そんなにへこむナツミカン見たら、俺・・・・・俺・・・・・!
笑いが止まらねぇ
「人の不幸を笑うなぁ!」
「ひでぶっ!!」
ナツミカンの黄金の右が俺の頬にクリティカルヒットした。つーか、なんで俺の考えてる事分かったんだ?俺笑ってねーのに。
「幼なじみだからよ!」
「またソレかよ!スゲーな幼なじみ!」
「・・・・・着いたぞ」
冬輝が言う。
いつの間にか二年B組の教室の前。
「着いたぁぁ〜〜」
ため息をはきつつそう言うナツミカンに、千秋が言う。
「ええ、憑きましたね、夏魅ちゃん」
・・・・・ん?
「・・・・・千秋ちゃん、今なんて?」
「いや、着きましたね、って・・・・・」
「いやいやいやいや!!今明らかに言い方変えたでしょ!?憑いたの!?ねぇ、憑いたの!!?
答えて、目をそらさないで!千秋ちゃん!」
つーか、なんで言い方変えたってわかんだよ・・・・・
「幼なじみだからよ!」
どんだけスゲーんだ、幼なじみ。
と、そんな事を考えていると、
ガラッ!
教室の扉が音をたてて開け放たれた!!
その扉の先には・・・・・!!
「いつまで廊下で騒いでいるのデスカ?早く教室に入りナサイ」
B組の担任兼英語の先生の笑美・カルシファーが立っていた。
自分で見て思ったのですが、教室着くまで長くね?