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十年の想いを聴かせて  作者: 楪 みやこ
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そして、今居るカフェは俺の母さんの友達の店だ。すごく綺麗な店だから、俺は気に入っている。


「美紀、美紀。」


「ん?なぁに?十鶴」


「おれさ、行きたい所があっから、頼んだのが来たら先に食べていくから…。いいか?」


「うん。いいよ。行きたいところってどこ?」


「えーと、神社。」


「いいよぉー。いってらっしゃーい」


すんなりokしたな。ま、そっちのほうが都合がいいんだけどな。


「お待たせしました。」


「ありがとうございます。」


一気に飲み食いしたから少し苦しいけど、一刻も早く行きたかった。


「じゃ、行くわ。」


「じゃぁねー。十鶴」




listen5 神社への道のり





カフェから神社まで歩くのと走るの二つの手段がある。まぁ、どちらも変わらないんだけど…。俺は、あえて走る道を選んだ。


「はぁっ、はぁっ。」


息を切らしながら、走ると目の前に見えたのは木々で覆われた道。歩くとアスファルトでできた道とは違い土と木々、草。自然に囲まれている。


「おやおや、十鶴君ではないか。」


「あっ、こんにちは。」


この人は、神無月神社の神主。神無月楓〔かんなづき かえで〕さん。まぁ、言ってしまえば衣都のお祖父さんになる。


「あの、衣都いますか?」


「あぁ、また部屋に籠ってるけど…。行ってみるかい?」


「はい。よろしくお願いします。」




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