召喚儀式
いよいよ、竜王の登場する予定です。
姫様が、競技場を出っていて数十分が経って俺は、召喚儀式の準備を始めた。
「ふぅ、こんなもんかな。」
競技場の地面に六大聖魔魔法陣を書いた。
そして、呪文を詠唱し始めた。
「ー我求むるは、我と共に生きし、我と共に死にその身、その心、我と一つになりし、我と共に戦う異世界の生物よ、我の声に応え姿を現せー」
そう唱えて、六大聖魔魔法陣が光を出した。
そこで、俺は意識を失った。
**
俺は、暗く何も見えない場所にいった。
何もなく何も見えない場所。
「し・・・ょね・・・ん・・・しょね・・・んよ」
声が、聞こえてきた誰かを呼ぶ声がする。
「少年よ、目を覚ませ、少年」
声が聞こえて、目を少しずつ目を開けてみた。そこには、大きな竜がいった。
「ようやく、目を覚ましたか、少年。お前が、我の契約者か?」
大きな竜が、俺に向かってそんなことを聞いてきた。
「お前は誰だよ⁇」
「我か?我は、竜王バハムートだ。」
目の前の大きな竜が、そんなことを言った。
「竜王⁈竜王って昔、世界の混乱を収めった竜王か‼︎」
「そうだ、我は、竜王だ。」
竜王と名乗る竜が、そう言った。
「竜王が、俺に何の用だよ。」
「うむ、少年よその質問の答えは、簡単だ。それは、お前が、我の契約者だからだ。」
「えっ、俺がお前の契約者なのか?」
俺は、それを聞いて驚いた。
「そろそろ、この空間も終わりだな。」
バハムートが、そんなことを言い出した。
「えっ、もう終わりか?」
「ああ、だがそちらの世界で会えるさ。」
そう言った瞬間視界が、意識が無くなった。
**
目を覚ますと、競技場の地面に大の字に寝そべっていた。
「夢だったのか?でもリアルだったな。」
ツンツン
「でも、竜王の契約者だなんて信じらんねよ。」
ツンツン
「何だよ‼︎」
俺が、いきよいよく振り返った。そこには、小さな竜がいった。
「えっ、お前何?」
「何?とは、失礼だろ。我は、竜王だ。」
小さな竜が、そんなことを言った。
「えっ、お前、竜王なの⁈」
俺は、驚きの顔をした。
竜王の召喚儀式をやりました。
次回、よろしくお願いします。