姫様との訓練
競技場の真ん中には、金色の髪の女子生徒が、剣の練習をしていた。
「あれは、姫様かな? どうしてこんな時間にいるんだろう。」
姫様、シルヴィア・ステラス
ステラス騎士国、第3王女
シンと同学年で、首席で入学した。
契約聖魔「ブリューナグ」竜姫の一人そして、アルカス学園の校則に厳しく周りからは「氷蒼の姫」と言われている。容姿が良く他の生徒からよく告白をされている。そして、俺は姫様とは、幼なじみで剣を教えたり、遊んだりしていた。
俺は、競技場の真ん中に移動した。
「やぁ、姫様こんな時間に剣の練習かい?」
俺が声をかけると、姫様が剣を下ろしてこっちを振り向いた。
「うん? シンか?シンこそどうしてこんな時間にいるんだ?」
姫様が言って、こっちに近づいてきた。
「俺は、召喚儀式をしに来たんだ。」
「そうか、召喚儀式をしに来たんだな、シンは剣の腕は騎士団に匹敵するのにな聖魔がまだ契約していなんだよな。」
「あぁ、剣の腕は、師匠から教えてもらったかなら」
「シンの師匠は、確か第二騎士団副団長だったな。」
「あぁ、そうだよ、あの人に教わったんだ。」
「しかし、お前の親に教えて貰えばいいのに、なぜ あの人なんだ?」
「親父は、何というか・・う〜〜ん??
人に教えるのが、下手なんだ。何を教えるにしても、下手なんだだから師匠に頼んだ。」
「ああ〜 確かにそうだな、私も団長殿に頼んだのだが、全然わからなかったな。」
「そうだろう、おっと剣の練習中だったな邪魔して悪かったな。」
「いや、少し休憩しようとしていたところだ、少しやり過ぎたかもしれないな。」
「姫様、いつから練習していたんだよ。」
「 一時間前かな?」
俺は、それを聞いて驚きの顔をした。
「一時間も前からやっていたのかよ、無茶しちゃダメだよ。前みたいなことになるなよ。」
俺はそう言って、近づいていった。
「ああ///// き、き、き、気をつけるよ。」
少し赤い顔をした。
「顔が赤いぞ、熱あるのか?」
もっと、近づいていった。
「だ、だ、だ、だ、大丈夫だ/////‼︎ うわッ!?」
姫様が俺から離れようとして体のバラン
スを崩した。
「姫様!うわッ!」
俺は姫様を助けようとして俺も一緒に崩れた。
*
(うん?どうなったんだ 確か、姫様を助けようとして・・そうだ!一緒に倒れたんだ。何だろこの唇の柔らかい感触は?うん?・・うん!)
目を開けると、そこには綺麗な顔の姫様がいた。そして、俺の唇と姫様の唇がキスをしていた。
「/////す、す、すまない姫様!」
俺は、すぐに離れた。
「いや/////だ、だ、だ、大丈夫だ!/////」
姫様を俺から離れた。
すこしの沈黙が、流れた。
「えっと/////姫様、本当に大丈夫か怪我とかしていないか?/////」
「うん/////大丈夫、本当に大丈夫だ/////うんだ、大丈夫 あっ!よ、用事を思い出したんだ。///// 私はこれで」
「あっ、姫様」
俺は、急いで競技場を出る姫様をそのまま見ているだけだった。
(ひ、ひ、姫様とキスしちゃたよ/////、でも?何だろ、胸の奥が騒ぐこの感覚は?)
俺は、少し胸騒ぎが収まるのを待った。
次回、召喚儀式をやりたいと思います。
誤字とかあればお知らせください。
ありがとうございました。