プロローグ
真っ暗の中 アナタはそこに立っている。
カッと光り周りが見え、そこには
「やぁやぁ初めまして、お嬢様。 あ、でも男は勘弁ね。俺、ゲイじゃないからさ。」
どうツッコンでいいのかわからないとオロオロするアナタ。
「あぁ、ごめんごめん。冗談だから、やぁー俺ってモテるからさ、女の子を見るとついね。」
すると傍から何か物が飛んできた。
「うわぁ! そう怒らないで、あとでモテる秘訣教えるから。………さて、そろそろ本題に入ろうかな。」
ツッコミどころかわからないのをスルーするアナタ、すると彼は手品のように手を動かし始めた。
「俺がここにいるのはお嬢様方をご案内するため。これからアナタ達は<転生>するからです。」
話しながらポンとバラを一輪、受け取るアナタ。
「え?<転生>って何にかって?ん~、簡単に言えば人生を180℃変えることかな。」
「?」を浮かべるアナタ、そこへメッセージカードを持った燕尾服を身に纏ったピエロが渡してきた。
“?”
「おや、もう時間ですか。早い早い。さて、俺もそろそろ時間ですね。お嬢様。」
スっとアナタの前に膝まつく彼。
「後から追いかけます。その時は俺と付き合ってください。」
アナタの片手を掌に乗せ、チッュと敬愛の意味を込めて “!”
驚くアナタだが バゴン!
「いってー!何すんだよ! いーじゃんか!口説いたって!」
“……”呆れて何も言えないがあなたは何かに呼ばれるように席を立つ。
「!、もうお帰り? そう。またのご来場をお待ちしております。」
一礼をする彼をアナタは忘れるように前へ前へ進む。
もしかしたら 次の来世出会えるかもしれないのに




