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さよなら春の日  作者: 木村ハル
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師走

師走はいつからかワクワクしなくなっていた。

学生のときは年末は家に帰らず遊んでばかりいたが、27歳になった今は違った意味で家に帰れなくなっていた。

あの頃、ただただ毎日を楽しんで、先のことなんて考えてなかった。そんな私は仕事に追われ、あのときと違う意味の周りの人々と年越しをする。

いつかここから抜け出したいものだ。

年末なんて感覚がある27歳はどれくらいいるのだろうか。きっと私のように仕事に追われる人もいるだろう、けれど友人たちは次々に結婚していって新しい家庭で年末を過ごしているようだ。

いつか友人たちのような過ごし方をしてみたい。27歳冬。

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