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56・洒落にならないかもわからんね


「そぉい!!」

 そして駆け出してからだいたい10秒くらいだろうか。いつもより風を感じる疾走感と、早送りで過ぎ行く景色に少し戸惑いながらもとりあえず敵さんの軍隊を射程圏内に収め――なんか石ころ持ってブツブツやってた一団目掛けて跳び蹴りをかましてみた。みんな大好きドロップキック。

 するとどうだろう、彼らはまるで秋風に舞う銀杏の葉の如く吹き飛び、その後ろにいた人たちを人巻き込んで……ごめん、そこまで飛ぶとは思わなかった。

 ……ん? いやでも死なないなら謝る必要ないか。というか倒しにきたんだし、人数が減るならそれはこちらにとっては都合がいいのでは。

 というかそもそもあれだね。これで謝るなら、不意打ちなんかするなって話ですからね。

「うわっ!? な、何だおま――」

「さっきの声の主です、よっ!!」

「ひ! うわぁぁぁ!!」

 とりあえず自分はそう自らを納得させつつ、近くで慌てながらこっち向いている兵隊さんを……武道経験がないため適当に掴んで放り投げる。所詮力技である。プロレスを独学で齧っただけの人間に洗練された動きは期待してはいけないぞ。

 というかそもそもプロレスは集団戦に向かない。

 ……無双ってなんだったんだろうね。やはりイメージが追いつかないと駄目なんだろうか。グングニルとかは固定砲台としての攻撃だからイメージ掴みやすかったけど、格闘家として動くなら随時状況に合ったイメージをしなきゃならないとか。

 ……でも、まぁ戦えているからいいか。この間にも三人の兵隊さんを投げ飛ばしてそこそこ被害出す事ができてるしいいか。今の自分ならシナにも勝てる気がする。

 てな感じに考えながら、絶賛混乱中の兵士さんを掴んでは投げしていると、そろそろ冷静になってきた敵兵さんが槍なり剣なりを手にしながら、自分を警戒し掴まれまい投げられまいと遠巻きにするようになってくる。むぅ、これじゃあ投げられん。

 といった事になったところではたと自分は思いつく。別に投げなくてもいいよね、これ。だって彼らが戦闘不能になればそれでいいんだもん。だったら自分がこの前の盗賊さんみたいに目の前の彼らを一撃で気絶させればいいじゃないか。

 それに自分は別に乱闘やら白兵戦がしたいわけでもない、というかむしろそんなのは願い下げだ。何を隠そう自分は平和主義者なのだ。まぁその後ろに括弧書きで笑いと付けるのが適当かもしれないがね。

 または能力のせいでゲーム感覚に頭まで浸かってると言いなおしてもいい。どちらにせよ、この感覚は早急に改めなくてはいけないとはわかってるさ。どうしたらいいかはわからないけど。

 ま、それは置いといて、そうと決まればどうにかあの時のように終わらそう。今の自分は、そうだな。範囲攻撃なにか……あー、残念な発想しかねぇ。まぁ、いいか。

 という事で自分は一度意味もなく指をパキポキと鳴らし、そのまま全力で拳を握りしめ――

「そいやぁ!!」

 全身全霊でもってして、力の限りに地に落とす。するとどうだ、地は揺れ大気は震え自分の拳は手首までスッポリ地に埋まってしまったではないか。

 そしてその衝撃で近くにいた兵士さんは吹き飛び気絶し、遠くにいた人も飛んできた兵士さんに巻き込まれるように転がった、と。

 F12『衝撃の拳』である。どこかの必殺技みたいなのは、まぁ許せ。もうここまできたらなにも恥ずかしくない。

 とりあえずこれにより自分の周りは一掃され、見事なまでの死屍累々が形成されていた。

 その数ぱっと見で全体の2割強。全員存命のはず。いまの自分は『不殺』って設定だし、なんか皆唸ってるし生きてはいるだろう。ただこの技には麻痺の追加効果が付いているという設定なので、無事かどうかは別物だがね。

 ちなみにこの麻痺効果はそんなイメージで攻撃しただけで、実際についているかはわからん。でもまぁ名前には組み込まれていないが、ボールペンに水属性が付く時代だ、言外のイメージも反映されるといいな。

 ……そしてこんなことなら最初っからグングニルなりなんなりで殲滅すりゃぁよかったと気付いたのは秘密だ。もっと発想力を鍛えなければ。

 寝不足だからしょうがないね。

 と、そんな感じでうめき声をあげる屍の真ん中で悩ましげに立っている自分は、果たしてどんな風に敵さんには見られていたのだろか。とりあえずそのまま拳を引き抜き、彼らのほうへ眼を向ける。

 すると、皆こちらを見ると顔を青くしたり白くしたりと大変身体によくなさそうな百面相を行いだしたのだ。

 ……のだ、とか言ってるがうん、実際これが普通の反応なんだろうね。強大な兵器であったはずの魔獣が何体も目の前で消し飛んで、いきなり跳んでいたゴーグル雨合羽の変態が兵力をごっそりガッツリ削っていくと。これ現代で言ったら弾道ミサイルが発射前に無力化された後に歩兵一人に兵力を持ってかれるという……あまり例えになっとらんな。

 それに敵兵士が皆死なずにうめき声をあげながら苦しんでいるというのも原因かもしれない。戦争は仲間が多数死ぬより負傷者が徒に増える方がきついって昔なんかで読んだ。

 死んだら『なにすんだこの野郎! 仲間の仇!』ってな感じになって士気が上がるけど、やられた仲間が死なずに苦しんでるだけだったら『次は自分もこうなるんじゃないか』としり込みをしてしまうのだ。と言う話。

 まぁ一番効果的なのは踝とかの痛いけど命に関わらないところを狙撃して一人ひとり無力化していくのが一番怖いらしいがね。そんな場面に直面した事ないから実際はどうか知らないけど。

 と、ここまで思って違和感に気がつく。なんだか皆さん自分を見て、というより自分の顔を見て表情を青くしているようなのだ。その証拠に遠くの人たちはヤル気に満ちた顔でこちらに駆け出し、自分の顔を見て色を失う。

 なんだなんだ、もしかして怖がられてんのって自分のこの能力ではなく、自分がしているこのゴーグルだったりすんのか? なんだっけ、バジリスクだっけ? 確か遠い昔に自分がそれに間違え――ん? ゴーグル?

 にしては視野がなにか広いような気が……いやまてそれはない。自分がゴーグルをはずすのは、最近ではもっぱら身体を洗うか寝る時くらいで――寝る時ぃ?

……もしや、と思いゆっくり慎重に手を顔にやる。するとそこにはなんと言うことでしょう、ぷにぷにすべすべの瑞々しい餅肌があるではないか。なんだこの産みたて、茹でたて? とにかくすべすべタマゴ肌だ。けしからん。実にけしから――うん、そうだね。

 かんっぜんに素顔晒していたね。そう気付いた瞬間、血の気が引いた。タマゴ肌とかフザケタこといってらんねぇ。やっべぇよ、これやべぇ。

「……に、にんげ、ん?」

 そう自分が顔を青くしながら狂ったように頬をムニムニしていると、誰かがポツリとそんな言葉を口走った。するとその言葉を皮切りに、まるでグリーンピースの工場で豆に合成着色料を垂らしたかのような速度でもって、急激にそして劇的に伝播していった。

 なにがって? パニックがだよ。

「う、あぁぁぁぁぁぁ!!」

「く、くくくろ! くろ! ひぃ!!」

「噂どおりだ! 王国で人間が俺らを殺しにきたんだって!!」

「化物! 化物がいる! さっきの魔獣を殺した化物がいる!!」

「やっぱりだめだったんだ! 魔獣なんて使っちゃ!!」

「死にたくない! 死にたくないよ!!」

 うるせぇ! 騒ぎたいのはこっちだよ! 黒色メラニンが多いだけだ騒ぐな!

 ちょっとこれどうする!? なんか人間ってばれたらやばいんだよね!? 実際どういう被害があるかいまいち全くわかってないけど!!

 と、いったところで自分は名案を閃いた。全員捕まえたら問題なくね? と。ついでに殴るなりなんなりで記憶を飛ばせばもう後は問題ないのだ。そう、ようは他言されなきゃいいのである。

 そうと決まれば話は早い。さっそくサーチアンドデストロイを開始しましょうか、と目の前の軍団をしっかり見据えた時である。その兵隊さんの右斜め向こうから何か鈍重なものが駆けて来る音を聞いたのは。

 そしてそれが何か確認しようと音の方へ顔を向けた所で大きな影が飛んできた。それは人型で、しかし自分より一回り大きな身長と羨ましい位の太ましさを持った影であり、その手には大きな刃が朝日を反射して――

「むぅん!!」

「ほわっ!!」

 っぶな! いきなり不意打ちとは卑怯ですよ! ……あ、人の事言えないか。

 自分は紙一重ではあるが横にステップすることでその一撃を回避しながら距離をとり敵の姿を確認する。同時に今まで自分が立ってた所の地面がごりっと持ってかれるのを見て戦慄した。あれこそ正に“地を割る一撃”と評して差し支えないだろう。

 危ない危ない。下手してたら今頃体内に刃物がコンニチワ、頭と身体がサヨウナラしていたかもしれないからね。

 そんなわけで襲撃者だ。彼は先程言った通りの体躯をした大男であり、小豆色の髪と眼をしてそれと同色の髭を蓄えた壮年の男性である。鎧を着ていてもわかる程に弾ける筋肉が眩しい、羨ましい、妬ましい。あと耳は……なんだろう? 豚かな? いやバカにしてんでなく。

 で、その彼はというと持ち前の太い腕でもってして振るった刃――自分知ってる。あれツヴァイヘンダーとか言う奴に似てる。子細で若干違うが――を、地面から抜くとそのイメージとは違い実にゆったりとしなやかな動きでこちらに向き直り刃をキッっと構えだした。

 なんだろう、どっかの紅色の鎧に通づるものがある動きだ。

 うぅむそれでも隙がない。そう感じるのは自分が雑魚だからかはたまたあちらがプロだからか。まぁどちらにせよあんな優雅な筋肉ってはじめて見た。

 自分の知ってる筋肉とは系統が違うな。いいな。欲しいな。

「……王国が人間を抱えているという噂を聞いたが、よもや本当だったとは。まぁ魔獣が公然と巣食っている我が帝国も言えたものではないが、世も末よの。なぁ、そう思わぬか人間よ」

 構えを崩さず髭が言う。その声は実に自嘲気味なものではあったが、その実それはまるで自分を試し、話しかけるように――って、絶対話しかけてるよねこれ。名指しだし、疑いようもなく。

 何でこの場面で話しかけるかな。自分は今思わぬボスキャラの登場で割と手一杯なんですよ。というかそもそもからして『そう思わぬか』とか言われても、自分こちらにきてからまだ日が浅いですから、判断材料足らないんで何とも言えないっすよ。それにだいたい自分からしたら魔法なんてある時点でだいぶ末な世の中だからね、ここ。あと戦争なんてやってる時点でもう色々手遅れだとも思うよ。

 といった事をバカ正直に言う訳にもいかず、自分は髭の動向を警戒しながらゆっくりと口を開いてこたえてやる。中身はストレートかつオブラートに包んだ内容で。

「……そうっすね。でもこれで戦争なんてなかったらも少しマトモな世の中だと思うんですが。だからおとなしく投降してください、悪いようにゃしませんから」

 極めてにこやかに。笑みを浮かべて言ってみる。その垂れた目元からかつて菩薩と言わしめた笑顔を見よ。自分は悪い人間じゃないよ。ただまぁ明らかに引きつってんのはご愛嬌だ。

 そんで今更ながら悪いようにするかしないかの決定権を自分は持ってないのだが……黙っておこう。ほんとに投降されたらどうにかならんかお姫様にお願いしとこ。さすがに自分が捕まえた人がみんな死にました、は目覚め悪いし精神衛生的にもよろしくないからね。

「……人間よ。一つ問おう」

 ……え、やだ。

 だってもうあんた一つ自分に質問したじゃん。あと自分眠いし、なんかお腹すいてきたし。さっきのあの烏骨鶏たべたい。モモのから揚げとか、胸の鳥ハムとか。ささみを茹でて味噌マヨネーズでもいい。

 といった自分の気持ちを吐露する間もなく、彼は眼孔鋭くこちらを睨み、重たく髭を揺らすのだ。

「人間よ、貴殿は何を背負いここにいる?」

 ……あ?

 はははこやつめ。狙いすましたかのようにタイムリーな質問をしよる。

 なにを背負って? あはははは。

「しらん。むしろ背負ってたものぜーんぶなくなったからここにいるんだよ。そんでたまたまうちのお姫様に拾われて今に至るんだよ。なめとんのかこら」

 それもさっき喧嘩して無職の危機だがね。

 ホント、実際なんでここいんのかね、自分。普通に生きてたら今頃長期休暇真っ盛りで、夢のニート生活してたのになんで自分こんなアグレッシブな人生送ってんだろうか。

 友達とキャンプにいって焼肉して釣りに行く約束してたのに、なぜこんな血なまぐさいことに……。

「……なるほど、なるほど。義を背負い戦地に立つか」

 ……なんか都合よく解釈しやがった。どうやったらそうなる。

 しかし彼はそれで機嫌をよくしたのか、まだ厳ついながらも目元を若干柔らかく緩ませた。これならこのまま降伏して――

「全! 軍! 突撃ィ! 負傷者は見捨てよ! 全てを叩き出せ! 命尽きようと帝国の意地をみせてみよ! ここで退く事の意味を! 背負っているものを! 護るべきものを忘れるなァ!!」

 なんですと!?

 一瞬の間にその瞳は鬼気迫るものへと変わり、大気を震わす怒声で仲間に呼びかける。するとどうだ、先ほどまでてんやわんやしてた敵兵さんが、緩やかにではあるが確実にパニック状態から抜けていったのだ。

 ……自分がこの髭筋肉と話をした事で時間を稼がれたのもあるかもしれん。

 まぁそれはどうでもいい。そんな事より……全軍突撃とか言った? ちょっとそれされたら洒落にならんぞ。

 今後ろ見る訳にいかないからなんとも言えないが、こちら側が準備できてるにしろできてないにしろ正面衝突は双方共に被害がでかいはずだ。やめてほしい。主に精神衛生的に。

 ……まぁ、今更ここで麻痺ってる人見捨てて突撃する程敵さんも非道ではないと思――

「……そうだ、家では娘が腹空かせて待ってるんだ」

「あぁ、俺だって全部終わったら結婚するって恋人と約束してるんだ。ここで逃げたら……」

「家なんて今嫁が妊娠してるんだぜ? 食うものもままならないのに……俺、親父になるんだぜ?」

「あたしも、息子がいるのよ。あたしが守らなきゃ、あの子のために、やらなきゃ」

 ……ちょっとまてお前ら。なに勝手に死亡フラグ乱立させてんの? しかも割と質の悪い、玉砕覚悟なフラグの立て方して――先生そんなのゆるしませんよ! 最後のだけなんか生き残りそうだけど!!

 と、そうこうしてる間に髭のおっさんが右手を上に掲げてそのままビシッと前を――

「ゆけぇ! 帝都を! 家族を護るのだ!!」

「「「「ウアァァァァァァ!!」」」」

 叫び、駆け抜ける兵隊さん達。もちろん自分は無視で、まるでいないかの毎く脇を颯爽と駆け抜けるのである。

 先程まで怯えパニクってた彼らはどこへやら、その目には生気というかなんか使命感みたいなのが燃え上がり、全力で全てを投げ打つような勢いがある。

 しかしだからといってただ闇雲に動くのではなく、よく見ると彼らはきちんと小さな班ごとに分かれリーダーに従った団体行動をして……そんな観察してる場合でないね。

「ちょっ!? 待ちんしゃい! くっそ!!」

 とりあえずこのまま見過ごすと非常に面倒臭い事になるのは明白である。というかなってる。特攻隊のような気迫で駆け抜ける軍団が面倒でないわけがない。

 そんな訳で自分は今のうちに対処しようと先程と同じように地面を殴ろうとして――目の前に銀色の鋭いものが飛び込んできた。もちろん髭さんの剣である。速さ角度地面へのめり込み具合から、確実に脳天取りにきてるね。

「ぬはははは! させはせぬ! させはせぬぞ人間よ! 主の相手はこのワシだ! 主の力! 理由! ワシの最期にふさわしい!!」

 笑うな髭! 意味わからん! というかよく避けれた自分。割とマジで、あんなどっかのコンピュータが作った仮想空間内みたいな動きよくできたね。

 そう思いながら背中に嫌な汗をかきつつも髭を睨むと、彼はヌルリと刃を引き抜き、言うのである。

「……案ずるな人間、もとよりお前のおかげで我らに勝ち目など微塵もない。魔獣もなくなり僅かな士気の身で動く我らは、程なく迎撃され終わるだろうて。しかし、せめてのあがきとして主の足止めはさせてもらう」

 ……いやいやいや。

「なら突撃させるなし!」

「仕方があるまい、見られているのだ。それに最期くらいは我らとて、飼いならされた負け犬でなく勇猛なる兵として討たれて果てたいのだ」

 いやなに見られてんだよ、と自分が聞こうと口をあけた所で彼は刃を構えてこちらに向ける。そしてこちらを睨むその瞳にはこれ以上の問答は不要であると言外の言葉が込められているように感じられた。

 思わず、固唾を呑んで身構える。周りで駆けていく兵士達の動きがやたらゆっくりに感じられた。

「我が名はエンダルシア帝国軍四将が一人! 剣将“潰し刃”のファミアル・コーデァである! 王国の幼き人間よ! 我が名においてここに決闘を申し込む! 主の名誉にかけてその名を名乗るがよい!!」

 震えるような声が自分を飲み込む。

 ちょっと、これは、洒落にならないかもわからんね。

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