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未来の桜

 廊下。歩く。ひたすら歩く。

「・・・・・・」

「未空さん、頑張って」

「お、おう」

 緊張で声が上ずる。

「ほら、はやくはやく」

「だって数夏ー!俺怖い!」

「何言ってるの・・・ここまで来て。それにあなたはもうみんなのお手本になる人なんだから」

「それはお前だってそうだろ」

「そうだけど・・・でも・・・ほら、まさかこういう形で桜浪高校に戻ってくるなんて思わないじゃない」

「うん」

「こ、子供みたい・・・で、でね。そう思えば感慨深いし、勇気がわいてこない?」

「わいてこない」

「はやく行きなさい」

「ぐっ・・・」

 俺は決意をかためておもっきり目の前の扉を開ける。

「おい、席につけー、きょ、今日からお前らの担任である七実未空だ、よろしく」

「・・・・・声裏返りまくり」

 数夏が笑っている声が聞こえる。ちくしょう。

「副担任も紹介するぞ」

 そう言って数夏が入ってくる。

 理系も文系も等しく平等で。それで同じ壇上に立つ。高校生の頃はまるで思いつかなかったこの風景。

 俺たちはまた戻ってきた。

というわけで最後まで読んでいただいたかた、たまたま見ていただいた方、この話だけを見ていただいた方、全ての人に感謝。ありがとうございました。


理系少女と文系少年。完結しました。


3年も前になるらしいです、これ始まったの。なんかそう考えると本当に感慨深いですね。


最初の方を見てみると書き方も違っていたりするんですね。懐かしい。


予想よりも長い作品になってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。


次回作としてはすでにバトルものである作品1つは最近連載しました。そしてもう1つ、これから日常系で、ちょびっとファンタジーなこの作品に近い作風のものを書きたいと思っています。


バトルではないから似ている、という点なのでキャラクター、話の流れ、結末などはもちろんのごとく別物です。


ただ次から書き始めるものは最終回の結末から先に思い浮かんだので実は展開はすでに決まっていたりします。もしかしたら、それが普通なのかもしれませんが、ふだんから計画性がないので・・・。


この作品を見てくれた人は少しだけあ・・・あれは!と思うようなところもあるかもしれません。


でも知らなくてももちろん影響がないように書いています。


ではよろしければそちらもよろしくお願いします。


最後に、本当にありがとうございました。ここまでかけたのも皆様のおかげです。


ではこれにて完結です。



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