いつか、雨上がりのとき
いまの気持ちでじゅうぶんだから
それだけで幸せに思う
たとえ、サヨナラがやってきても
わたしの涙は瞬時に蒸発して
その形跡を残らず
次のハッピーな気分のときにだけ
あらたな涙が登場するように
余計なことは知らないでいていい
わたしの他にもっと幸せな人が
たくさんいれば
それでうれしく思う
カタチあるもの追いかけた、あのとき
夢が見つからないとき、焦った日々
慰めてもらったから、
なぐさめることができた
素直に喜ぶことができた
もっと強く、そんな思いも
いつしか、どこかに消えて
雨上がりの街に
わたしは駆け出してゆく
久しぶり、走ってみた
風の音が新鮮に聞こえてきた
たまには、
少しフライング気味の明日を見ても
いいんじゃない
ちゃんと今日を見つめること
忘れずにいられたら
そんなふうに思う
いつも、ありがとうございます




