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見えたのね ⑶

見つけてくださり、ありがとうございます✨


 娘と息子は大人になってからは見えないらしい‥‥‥‥‥と以前書いたが、どうやら娘は今でも時々見えてしまうらしい。 そんな娘のお話。

 ちなみに息子はもう見えないようだ。



 私「そう言えば、小さい頃はなんか見えてたっぽいけど、今は見えないんだよね?」


 娘「ん?たまに見えるよ」


 私「そうなの?例えば?」


 娘「んーとね、主に仕事中かな」


 娘は、認可保育園で保育士をしている。何処にでもある普通の保育園だ。


 私「何が見えたの?」


 娘「ちょっと前だよ、その当時受け持ったクラスの教室は2階だったんだけどね、廊下側の窓はすりガラスになってて、人影は見えても誰だかハッキリとは見えないのよ。ある日にね、廊下を歩いていく人影が見えたんだけど、戻って来なくてさ、行ったままなの」


 私「それのどこが問題なの?」


 娘「うちの教室は2階の1番奥の部屋なの。廊下の先は壁なのよ。だから、いなくなるはずないのよ」


 私「え?それは確かに変だよね」


 娘「でしょう?」


 私「他にはある?」


 娘「そうね‥‥‥、確かお盆くらいの時かな、子供か積み木みたいな四角いオモチャで遊んでいた時なんだけど、そのオモチャ、ツルツルしていて鏡みたいな感じになってるのよ。そこに目が映っててびっくりしたの」


 私「目?顔は?」


 娘「目だけなの。片方の目だけ。それが、遊んでいる子供をじっと見てるのよ。恐いでしょ?」


 私「うん、恐い」


 娘「びっくりして他を見てからまたオモチャを見たら、もう何も映っていなかったのよ。子供は何ともなく普通に遊んでいたけどね」


 私「やだ‥‥‥何だろうね。気持ち悪い」


 娘「でしょ?こんな感じで何か見えた的なのは、結構あるよ。あと、声が聴こえたとかね」


 私「声?」


 娘「『先生』って声とかね。顔を向けても誰もいないとかね」


 私「うわぁ‥‥‥」


 娘「他の先生も言ってたよ」


 私「そっか‥‥‥あまりそっちに意識を向けないようにしてね。寄って来るよ」


 娘「うん、気を付ける」



 人が多く集まる所には、人以外のものも集まるみたいだから、皆さんも気を付けてくださいね。


 お盆の時も注意が必要です。


 この世とあの世が近くなっていますからね。


 十分に気を付けてくださいませ。



 

読んでくださり、ありがとうございます✨

またおつきあいくださると嬉しいです。

皆さんに良いことがありますように✨

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