表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/29

ぷろろーぐ?

唐突に始めた勉強知識と趣味の世界


偶にうろ覚えの知識があるので間違ってたら御免なさい


まぁ最初のうちはただの冒険?SSですのでお気軽に

…………はぁ…今日も朝が来てしまった…


……会社行くか…



私はいつも通りに3時間ほどの短い眠りを満喫させてくれた布団に別れを告げ起床する。


「……副店長め…店長頼りないからってコッチに仕事投げて来んなよなぁ……」


ぼやきつつフライパンに火を入れた私は、卵とベーコンを入れて炒めていく。


「おおっ!さすがテフロン加工!油引かなくてもよかったかな?」


料理はよく作る方だが、最近は仕事が忙しくてあまり作れなかった……しかし通販で購入したテフロン加工のフライパンの威力?に感動を覚え、焼けたベーコンエッグを焦げ付きのないフライパンから皿に移す。


ー……現在……では…麻薬中毒者の暴走事件が……ー


テーブルに焼けたばかりのトーストとベーコンエッグにコーヒーの即席モーニングを用意して食べる、そしてテレビのリモコンを操作してテレビの電源を入れ、音が無いのが寂しいのでBGMがわりにテレビのニュースをかけると物騒な単語が聞こえる。


「…ぅーん…あ、そういやこの本勉強するために買って読んで無いなぁ…持ってくか……」


朝食を手早く終え、片付けてから着替えて仕事用の鞄を取ろうとした時、ふと…資格取得のために買った本が目に入った、何気なく手に取ると、私は本を鞄に入れて家を出た。



……桜の花が満開一歩手前の歩道を歩いて駅に向かうといつもより人通りが少ない、歩いている人も何処か足早で、何かを気にするようにキョロキョロとしている。


「……?何だろう?……どっかで何かの撮影でもやってんのかな?」


気になっている時、近所に住んでいる仲の良さそうな家族の母親が血相を変えて走って来て、


「……っ!……すいません!!……うちの子を見ませんでしたか!?…あの子、今日は幼稚園お休みって言ったら家を飛び出してしまって!……」


私の両肩を掴み全力で走っているのか、荒い息のまま質問してくる。


ー……〜〜ウゥーッ…ピーポーピーポー…ー


何処か遠くからパトカーのサイレンが聞こえてくると、両肩を掴む母親がビクッと反応する、周りにいた人達も足早に道路から離れていく


サイレンの音が聞こえる方に目をやると一台のハマー?だったかゴツい車が何台ものパトカーに追いかけられているのが遠くの方に見えてきた。


「……あぁ……○○ちゃん……」


その車列が通るであろう交差点に子供が1人、腰を抜かして立てなくなった母親へ向けて手を振って立ち止まっている。


「……おいおいっ!嘘だろっ!」


明らかに気が付いていない子供へ向けて私は全力で走る。


子供は、やっと暴走車に気が付いたのか驚いて固まってしまったようで動かない。


「おい坊主!そっから離れろぉ!」


「あ…え?…」


呆然と佇む子供を突き飛ばすのと、私が車に轢かれたのはほぼ同時だった、子供の身体が暴走車のサイドミラーにかすっているのをスローモーションの様に眺めている

だがその時、私は車に正面から衝突してしまい身体が徐々に潰れていくのを走馬灯と共に味わい……


……


……


……


……死んだ。










…………死んだ……筈だよな?



あれ?……ここは…どこ?





真っ白な空間にふよふよ浮く光るモノ


「私か?!……何だコレ?身体?……えっ?」


状況が読めない為、ただただ混乱する私に何処からか声が聞こえる


「勇気ある者よ……お前は何を望む?…」


声は何か望みを言えと言っている様だが、正直何も説明がないので説明を望みたい…だから、


「…じゃあ、この状況の説明を!」


「勇気ある者よ……お前は何を望む?…」


…………どうやら説明はしてくれない様だ…

どういう望みなら良いのか分からないので結構悩んでいるが、何と言えばいいのか全く思いつかない。


「……説明もダメ…蘇生もダメ…お金もダメ…ぅーん、じゃあどんな望みなら叶うのかなぁ……」


「勇気ある者よ……お前は何を望む?…」


その時に天啓?が降りてきて、最近読んでいた異世界転生系の小説の事が思い浮かぶ


「じゃあ異世界に特典付きで転生させてくれるかな?」


「勇気ある者よ……特典を選ぶがよい……」


正解だったらしい…今、目の前?には様々なウィンドウの様なものが現れて、世界・容姿・能力・魔法など数えきれない項目が表示されている


「……うおおぉ!すげぇ!何これテンション上がるぅ!」


「勇気ある者よ……特典を選ぶがよい……」







……世界は…剣と魔法一択!






……容姿……………せっかくだし……美形に…モテたいし……






…………能力は、全部MAXは無理か……魔力 防御力 魔法攻撃力 魔法防御力 速力 運 コレなら結構高く出来る、よし決定…っと!






………………魔法…な、何だと……電撃しか選べない……私に某rail gu○になれとでも?……








ヨシッ!決定っ!……種族はランダムか…まぁいいや、これだけの能力があれば酷いことにはならないだろう。




「勇気ある者よ……それでよいのか?……」


「おうっ!決て『ピッ!』い?」


選び終わったと思った時、質問が変わり私は終了の意思を告げる、しかし途中で何かのウィンドウを押してしまったのか一つの項目が切り替わる


「勇気ある者よ……汝に幸あらん事を……」


「ま、待った!まだ…何が……変わっ……な……ぁ……ゅ」


真っ白な空間に穴が開くと吸い込まれるように落ちていく、選んだウィンドウも一緒に落ちていくが最後の1枚は先程意図せずに変更してしまった項目が表示されていた。


そこには……



ー性別・女性ー(*変更は出来ませんのでご注意を)


と、書かれていた。


そしてそのウィンドウも吸い込まれると真っ白な空間は溶けるように消えていった。




ー???ー

現在の能力


Level ?


生命力 ?


魔力 ?


攻撃力 ?


防御力 ?


魔法攻撃力 ?


魔法防御力 ?


速力 ?


運 ?


スキル?

世の中大変ですが何とか早く収まって欲しいですね…


ホントに…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ