グロいかも?
人によってはグロいかも。
まさかの凛子ちゃんの家でもあった定食屋を出てしばらく夜風を浴びながら帰り道である歩道を歩く。すれ違う自動車の音が三人分の足音をかき消す。
「ご主人様、つけられています。」
「分かってる 。」
「分かりました。」
“さぁ、どうバラそうかなぁ♪
手足を切って〜
止血して〜
傷口と顔に熱濃硫酸をかけましてぇ
ぐっちょぐっちょのドッロドロにしたら身元不明の死体が出来上がり〜♪。
ふふ、想像しただけで楽しいなぁ♪アハハハァ!”
「ご主人様、顔が緩み過ぎです。にやけ過ぎです。」
ローザに耳元でそう注意される。
ハハ、にやけちゃいけないってわかってるんだけどねぇ……でもこれからバラせると思うと楽しくなって来るんだよね。
「ローザは「はい、近くに人が来たら教えるんですね?」……分かってるね。」
分かってるんだったら言う事は無いかなぁ。
あと私の見える範囲から消えちゃいけないのは何時も言ってるから大丈夫だろう。
もしも消えたら直ぐにバラした物を処理してローザを回収してもっと言い聞かせなきゃいけ無いからね。
私達は絶対に監視カメラに映らないように帰りながら薄暗い公園に入る。
そして後ろのストーカーくんが今更ながら本当にストーカーくんなのかチェックする。
Step1!
先ずは公園にある周りから見えにくいベンチに座る。
Step2!
こちらを覗くストーカーがいるか周りをバレないように見る。
……………いたぁ♪みぃつけた♪あの木の所だね。
この時点でストーカー確定!いぇい。
Step3!
ベンチから立ちストーカーがいる方にバレ無いように歩いて行く。
あ!慌ててる!慌ててる!まぁ、急に近ずいて来たらビックリするよね。
Step4!
ストーカーに話し掛けれる位置まで近ずくそして後ろからーー
全身を黒色の服に着込んだ男の後ろにチミっこい小学生ぐらいのしゃがんだ神薙が現れたと思うと神薙が靴下の裏に仕込んでいたカッターを取り出し男のズボンの上からアキレス腱をブスッ!ブスッ!と右、左、と刺す。
ーーー刺すッ!そしてーー
「ンァッーーーー⁉︎ッ!」
男が声になら無い悲鳴を上げた所で神薙は次の行程に移る。
ポケットの中に入れていた結束バンドで態勢を崩し地面に倒れるからと前に手を出そうとしている最中の男の両手を掴み親指と親指を結束バンドで結んで男の背をトンッと押しそのままうつ伏せに倒す。
この一連の動きにかかった時間は僅か6.72秒ほど。
ーー捕獲っと。このままだと大声を出されるからガムテープで口を塞ぐ。これで良し!
ローザが周りを確認して私に近ずいて来る。
「ご主人様、周りには誰もいないですがもうちょっと奥に行ってバラした方が良いかと。」
確かにそうだね。此処だとまだ人が来たらバレちゃうか。
「ローザは足を持ってくれない?あ、血が出てるから足首を持ってね。」
そう言うとローザはふくらはぎと血に染まっているズボンを持たない様に持つ。
私も運ぶ為に脇の下を持つ。
ーーうわぁ、酷い顔。涙が出てるし顔ぐしゃぐしゃにしっちゃって。大丈夫だよ〜、もうあとちょっとで楽になるから。
まぁ、楽になる前に酷い目に会うかもしれないけど。
私達は誰からも見えない様な所に運び込む。あぁ、重かった。
男を置いて横に座る。あぁ、そんな潤んだ目で見ないでよ。
その目をくり抜きたくなっちゃうじゃないかぁ〜。
「ローザ見張っといてね?」
「分かってます。それと緩んでますよ、顔。」
緩んだとしたも仕方がないね。これからザクッ!っと切って。グチョッ!っと潰すんだからさぁ♪
サァァッと軍用ナイフ、メス、ペンチ、小型ハンマー、ナイフ、小型ノコギリ、ガスバーナーを草の上に置く。あ!何処に入れてたって言うツッコミは無しで!
先ずは服をナイフで裂いて上半身裸にする。そして右腕をナイフでサクッと早く切る。
ーーーー硬いなぁ。切れたけどやっぱり浅い。
人間の皮膚って意外と硬いからギリギリ血が出るぐらいまでしか切れてない。
ステーキのスジがいっぱいある所を切る様にナイフで切る。
グチャ〜、グチャグチャグチャグチャ。
あぁ、楽しい♪楽しいよぉ!
ーーパキン!
あ!刃こぼれた!あれぇ、昨日研いだばっかなのになぁ?まぁ仕方がない。焼いて柔らかくするか。
ガスバーナーっと。うわ、凄い顔。真っ青!白目向いてんじゃん。
気絶してるし。ピクピクしてるぅ♪
カチッ!ボオォゥ!
肌を焼いていく。段々と火が当たっている所はピンク色にその周りは真っ黒になって行く。
そして焦げる様な匂いがして来る。焦げるようなって言うか焦げてるのか。
「ンァァッ!ンッ!ンッ!ンッッッ〜〜〜ッ!!!」
顔をぐしゃぐしゃにしてるぅ♪気絶してた方が楽だったのになぁ♪
「アハ、アハハハハハハァァァァァァァァァァァァーーーーハハハァ!楽しいぃ! 楽しいよう!
人を切る感覚! ー ー ー男の皮膚には切った後がー ー ー
焼く感覚! ー ー ー男の皮膚には焼いた後がー ー ー
焼いた匂い! ー ー ー男の焼き跡からは焦げた匂いがー ー ー
血の色! ー ー ー男の右腕と両足からは赤い液体がー ー ー
恐怖の色が宿った目!
ー ー ー男の目には恐怖の色とニヤァと笑みを歪めせた少女がー ー ー
怯えた顔! ー ー ー男の顔はぐしゃぐしゃにー ー ー
全てが楽しい!アハァ♪まだまだ ツ ズ ク ヨ ♪ 」
「ンンッッッッッッーーーーーーーッ!!!!ンッ!!!??」
うるさい。急に大声を出すな。
「あ〜あ、壊れちゃった。」
まだ二個しか使ってないのに。血がちょっと出るぐらい切ったのと焼いただけじゃん。今回は早すぎ。まだバラせてないんですけど。まぁ、仕方がないかぁ。
さてと楽にして上げるね♪。男の体を仰向けにする。よいしょっと!
ザクッ!ザクザクザクッ!ザク!サクッーーーーー、シュッ!
仰向けにしたから切れ味は研いたナイフに劣るけど刃こぼれしにくい軍用ナイフを使って心臓のやや下を心臓に向かって裂く。裂いた跡から心臓が見える。
まだ生きているので見えている心臓はまだ動いている。そしてその動いている心臓を右手で掴む。
ドックン!ドックン!
と言う様な感じで心臓が動く感触とヌメヌメした感触が右手を襲う。
気持ち悪いから握り潰す感じで握りしめる。
「クハァァッ!ゲホゲホ!」
体が仰け反り血反吐を吐き、目と鼻から血が出てくる。きっも……さっさと死ね。
さっさと血濡れになった右手を除菌シートで拭く。うへ、ベトベト。
そして男の目から光が消えて行った。
「ローザ終わっーーー
神薙がローザに終わった事を伝え様とした瞬間、眩い光が公園の神薙達がいる所を包み込んだ。そしてその光が消えた後そこにいた神薙とローザと男は消えていた。
誤字脱字とかアドバイスがあれば教えて頂きたいです。
僕はカンナちゃんみたいなイカれた主人公が好きです。皆さんはどんな感じの主人公が好きですか?